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リアポ(REAL PORTRAIT NAGOYA2023)無事に閉幕②。

前回記事 展示に出したブック内容の閲覧はこちらに↓

https://note.com/mizu_umi3505773/n/nbd3dfc9f8d8

作品解説②

前回 メインであるA2印刷した 上と左の写真の作品解説をしました。
今回は右にある 2枚の写真及びキャプションについて解説します。

展示構成の関係上 リアポ会場ではあまり目に付かないA4サイズとなりましたが
当初の展示案では メイン②にした写真と同じサイズ(スペース的にA3)
にするつもりでした。

左が当初案 下の3枚は同じA3なんですがバラン図的に
メイン②となる写真が弱く見える。
とゆう事でメイン①と同じA2サイズで印刷して構成

確かにこれでメイン②の印象が強くなり
サブになった2枚印象は薄れましたが
この2枚にも強いイメージがあります。

サブ①②

この2枚 実はちゃんと撮影出来てれば
メイン写真にしようかと思ってたシーンの写真です。
海に突き出た部分に立ち 荒れた大きな海に囲まれても
自分は自分らしく生きていくそういったイメージの作品として撮影しました。

・・が、実際は
本来この突き出た部分の先端近くに葵さんを立たせ
後ろも海!3方海!って写真を撮りたかったんですが
当日は台風2つ上陸の合間の奇跡的な晴れ
とは言え 波風は荒く とてもじゃないが
そんな場所に立たせて大波来たら葵さんを助けられない。
って事で安全なマージンを撮って撮影。
それでも2枚目奥に映る大きな波が
この直後 この場所を乗り越え撮影者である自分の所まで来ました。
予備の撮影機材も浜のそれなりに遠い場所に置いてましたが
その寸前にまで波が来た程に

そしてこの写真には実はネタとゆうか小細工があります。

実は元画像がこれで

私が通常メインに撮影してるレンズは85mmの中望遠AF、50mmの標準MFレンズ(オールドレンズ)です。
確かにキットレンズには28mm程度のやや広角はありますが。
このシーンはMINOLTA MC ROKKOR-PF 55mm F1.7で撮影してます。
明らかに画角は足りませんが 今後暮れてくるのでそれほど絞るつもりはありませんでしたが
明るいレンズを使いたかったので。

確かにこの写真でもどこに立ってるかはわかるけど
メッセージ性は少ないですよね・・・

そこで
本来私はそこに無いものを付け足すのは嫌いではあるんですが
Photoshopに実装された AI生成拡張を利用して背景を引き延ばしてます(AIにて保管してもらってます)
よーく見ると採用した下の写真にある等間隔な繋ぎ目が
上の写真にはありません。

とは言えやはり
シーン的には形に出来ましたが
本来求めてた迫力は出せなかったので サブの2枚としました。
メイン2枚だけでの展示も考えませたが
バランス的にも悪し この2枚には撮影時の苦労が詰まってるので
展示の中に入れさせてもらいました。

キャプション

以前の展示作品には
あまりしっかりとしたキャプション(作品説明的)の様な物を入れませんでした。

今回はこの展示の構成を纒める物として
初めてしっかりとした物を置いてみたいって事で採用しました。

チームロゴ



今回の出展 出展者名は私「瑞海」としてですが
共にモデルとして、そしてこの作品を作る上で意見を聞き
それに応えてくれた 葵さんと共に作ってきた
とゆう意味を込めてチームロゴを作りました。
お互いのアカウントでもある aoi_blue flowerとmizu-umiを掛け合わせ
TEAM AOI MIZU_UMIと命名しました。
本来Photoshopは苦手でしたが 青い花と湖に泳ぐ魚を入れ
背景が暗い場合用に 葵さんの名前の由来である向日葵をイメージした
黄色を背景に入れた2バージョンを作成しました。
上はキャプションで下は図録などに使ってあります。

文章

今回のテーマである「10years」としてのイメージを
短めですが書いてます。
「今までいきた10年もこの先の10年も今生きてるから」

シーリングワックススタンプ

上の写真にはありませんが
実際の展示には 青いシーリングスタンプが押してあります。
(便箋などの封印の様に止める ロウの様な物です)
展示直前に思いついたのですが
展示ってメッセージでもあるので
見てくれた貴方へのメッセージ
そんな意味で取り入れてみました。

キャプション挿絵写真

キャプション様に全体に色を薄く印刷してますが
正直言えば 写真経験が多いよく見てきてる経験者の多くが
この写真が一番好きって意見も多かったです。
確かにメイン写真に比べモデルのポーズや背景の風車や夕陽
そして海の波も映ってるので情景もわかりやすい。
構図的にも写真としてはこちらの方が良いとも思います。
ただ 今回伝えたいメッセージに関して言えば
メッセージ性が薄いので 自分としても
メインでは無くキャプションの挿絵にさせてもらいました。

最終構成(展示前)

最終構成(展示前)としてはこんな感じです。
(青枠部分はパーテーションの金属枠)
とは言え 実際は現地合わせでかなり変更しました。

キャプションに 青いシーリングスタンプの追加や
メイン展示の横に撮影時に使用した青い造花を配して
展示のレイアウトそのものも
パーテーションの左端の展示なので
あえて左端に寄せて
通路側から見やすく、そして右の展示と別と認識してもらえる様に
右側のマージンを増やしてます。
本来自分の展示も背景に布をかけて
横の展示と差別化した展示にしたかったのですが
適切なのが用意出来なく
逆に横の方の展示が全面背景に布を入れたので
差別化はできたのが幸いです。

では次回からは
リアポ向け撮影時のアナザーショットなど載せれればと思ってます。

まだまだ 未熟な部分も多い私ですが サポート頂けると 今後の記事投稿に活かせるように利用させて頂きます。