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現代語訳『伽婢子』

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江戸怪談ものの火付け役となった『伽婢子』の現代語訳です。
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2019年11月の記事一覧

現代語訳『伽婢子』 焼亡定まる限り有り(1)

 西の京(右京)に冨田久内《とんだのひさうち》という男がいた。若い頃から情が深く、慈悲の…

たま
4年前
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現代語訳『伽婢子』 幽霊諸将を評す(12)

 このやり取りを目にした安左衛門《あんざえもん》は不可解に思った。 「そもそもこれは夢か…

たま
4年前
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現代語訳『伽婢子』 幽霊諸将を評す(11)

「もはや遺恨を抱いてはなりません。すべてを水に流しましょう。終わってみれば一夜の夢のよう…

たま
4年前
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現代語訳『伽婢子』 幽霊諸将を評す(10)

「ところで、お前は三河国の牛窪《うしくぼ》を出た後に、武道修行と称して諸国を巡り、四国で…

たま
4年前
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