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『徹子の部屋』の島田珠代さん回から見えた他人の人生

良かったなあ。


私は人の人生の話を聞くのが割と好きで、NHKの『ドキュメント72時間』とかよく観ている。


自分の人生については、過去は変えられないし、決して他人にはなれないからやるせない思いを抱えることの方が多いけど、色んな人の生き方を見ていると「これから何かが変わる可能性もある」と考える余地が出来て良いと思う。


人生辛いことと楽しいことのどちらが多いというのは決まっていないだろうし、結局は「今楽しくても辛いことがあるかも」と「今辛くても楽しいことがあるかも」のどちらかを自分の意思で選ぶことだけが全てなのかもしれない。


終わりがいつくるかも分からない道を進んでいくのは深く考えなくとも結構怖いことなのだが、島田さんのように他人と交わりながら自分の行ないを振り返ったり、周りに助けられたりしながら苦労を重ねて幸せを掴みにいこうともがく経験をしている人は外から見えないだけで案外多いのかも。

「苦労は言わない方がかっこいい」という考えも分かるが、共有されることで励まされる人もきっといるだろう。


島田さん、何度も番組中落涙していて、言い方は失礼かもしれないがもともと精神的に安定したタフなタイプではないのだと思う。

それでも中学生とは思えない文才であんな愛の籠った手紙を書いてもらえるくらいには、今では娘さんとは深く心を交わすことが出来ているのだと思うと、色んな人が色んな生き方をしていても良いよなあ、と思う。

クリエイターになるとか、学校に敢えて行かないとか、起業するとか個人が主張される時代には色んな生き方が提唱されるけど、結局は自分の感覚にハマるところで動いていくのが大事なのかもしれない。


とはいえ、人によって選択肢の幅は違うから、国や周りが豊かになっていくことが重要になるんだけど。

自分の周りの人を大切にしながら生きていけるようにしたいなあ。

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