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MIZOE ART GALLERY アートギャラリー みぞえ画廊 Modern / Contemporary Tokyo / Fukuoka JAPAN #mizoeartgallery mizoe-gallery.com

最近の記事

「九州アバンギャルドと名品コレクション」ゴールデンウィーク特別展示

みぞえ画廊東京店で4月13日(土)~5月6日(月)まで開催いたしました ゴールデンウィーク特別展 「九州アバンギャルドと名品コレクション」 の様子をご紹介致します。 展示概要タイトルの通り、この展示は二部構成になっており、Section1 が九州アバンギャルド、Section2が名品コレクションでした。 Section1 1950 年代後半から 60 年代前半、「反公募展」「反中央」を掲げ戦後の福岡を駆け抜けた菊畑茂久馬、桜井孝身ら前衛芸術集団「九州派」、それに対抗するよ

    • アートフェア東京2024出展記録

      こんにちは。みぞえ画廊東京店のCです。 今回は3月に開催されたアートフェア東京2024の様子についてご紹介させていただきます。 今年で18回目 2005年からスタートしたアートフェア東京。今や国内最大級のアートイベントです。18回目の開催となった今年は、国内外から156のギャラリーが集結しました。 開催概要はこちら。 ▍会場 東京国際フォーラム ホールE/ロビーギャラリー (東京都千代田区丸の内3-5-1) ▍会期 3月 7日(木) 11:00 - 19:00 VI

      • 弓手研平展 還るべき幸せ season1

        -還るべき幸せ-いつの時代も人は幸せを求めて生きてきた。 私は最近、大地の上で自然と向き合い1万年以上も争わず暮した縄文人の思考に興味がある。彼らが美しいと感じたものに我々も共感できると思う。彼らは土の上に創作したが、私はキャンバスの上で土から描く。人はなぜ創るのか。人はなぜ描くのか。人にとって幸せとは何か。すべての足元には土がある、だから私は土から描く。その継続の上に当たり前の本質が芽生えると信じています。 弓手研平 5月11日(土)初日を迎えた弓手研平展、今回も色鮮やか

        • 祝30周年!アート台北2023出展記録 その2

          いまさらながらの第2弾…。すみません。 第1弾はこちらからご覧ください。 あれやこれやとしているうちにもう今年のアート台北が見えてきました。 会場の様子 その2 今回は作家ブースごとにご紹介していこうかと思います。 まずは弓手研平ブースから。 今までの展示をご覧になったことがある方は、なんかスッキリしているな。という印象を持たれるかもしれません。 もう限界です…というレベルまで壁面一杯に展示するのが通常運転の弓手研平。今年もそのように、と展示作業を進めておりましたら

        「九州アバンギャルドと名品コレクション」ゴールデンウィーク特別展示

          みぞえ画廊 3回目のアートバーゼル香港2024出展記(2024年3月下旬)

          前回、2023年アートバーゼル香港2023出展記では、開催までの準備作業などについてㇾポートしましたので、今年は、5日間のアートバーゼル香港スタートからの様子をレポートいたします。 今年、11 回目になるアート バーゼル香港は、昨年の 177 から 242 の出展ギャラリーが集まり、休止期間を経て復帰したギャラリーは 69 ギャラリー、初参加のギャラリーは 23 ギャラリーでした。3 日間の VIP デーと 2 日間の一般デーとなり、VIPメインの体制に変わりはありません。

          みぞえ画廊 3回目のアートバーゼル香港2024出展記(2024年3月下旬)

          城ヶ﨑 悟展 「いろのたより」

          みぞえ画廊 福岡店では4月6日(土)~4月21日(日)まで 城ヶ﨑 悟 展 「いろのたより」を開催いたしました。 2021年の個展「こころという空に」以来、3年ぶりの新作展でした。 「本展の主役は『いろ』です」、と語られた城ヶ﨑先生。 その言葉通り、試し、悩み、吟味して創作された「いろ」が、 会場でお披露目されました。 「いろ」へのこだわり 城ヶ﨑先生は、「いろ」をつくるのに時間をかけられます。 個展の締め切りとにらめっこをされている奥様から、 「早く!」と叱咤激励を

          城ヶ﨑 悟展 「いろのたより」

          執念で挑む【没後10年 吉村芳生展】

          東京店での2024年最初の企画展、「没後10年 吉村芳生展」についてご紹介いたします。 会期は2024年1月13日(土)~28日(日)。 ちょうど5年前の2019年1月にも、東京店で吉村芳生展を開催しておりました。 そして初めて吉村芳生の個展を画廊で開催したのは14年も前の2010年にさかのぼります。2013年に63歳という若さで突然なくなった吉村氏、みぞえ画廊で最初で最後の個展となってしまったのです。 吉村芳生 1950年に山口県で生まれた吉村芳生、スケール感と緻密さ

          執念で挑む【没後10年 吉村芳生展】

          ーインターンシップ体験記ー

          今回も、インターンシップにご参加いただきました学生さんのフレッシュな体験記を書いていただきました!それではどうぞ↓ はじめに  今回、みぞえ画廊さんのインターンシップに五日間、参加させていただきました。 私は大学で建築を学んでいる学生ですが、アートに興味があるだけの私をインターン生として受け入れて下さりありがとうございます。 時としてアートというのは空間そのものや空間の中で起こる体験のことを指すと感じており、アートと建築は密接につながっていると感じます。「アートを売る側」、

          ーインターンシップ体験記ー

          知らないということを知る。奥山民枝展

          2023年11月11日(土)~26日(日)に開催いたしました奥山民枝展について遅ればせながらお伝えしたいと思います。 本展はコロナで延期したこともあり、国内では実に4年ぶりの個展となりました。 奥山氏の代表的なモチーフである太陽、雲の他に、過去には多く描いていた花が登場しています。 奥山民枝氏の個展は、みぞえ画廊でも過去に数回開催させていただいており、太陽と雲の作家、というイメージをお持ちの方が多いかもしれません。しかし今回は、色とりどりの花が咲き乱れ、ピンク色の空に鉱

          知らないということを知る。奥山民枝展

          生誕130年記念 児島善三郎展 自然との共生 -時代が善三郎を求め始めている。

          みぞえ画廊福岡店では、昨年生誕130年を迎えた福岡出身の画家、児島善三郎の展覧会を開催しました。(2023年10月14日(土)~10月29日(日)※終了しています) 児島善三郎は、福岡市中島町(現在の中洲中島町)の紙問屋児島本家の 長男として1893年(明治26年)に生まれました。 福岡県立中学修猷館在学中に、絵画同好会「パレット会」を結成し、 絵画の世界へのめり込んでいきます。(このパレット会には、同学年の中村研一、一つ下の学年の中村琢二兄弟も参加していました。) 画家に

          生誕130年記念 児島善三郎展 自然との共生 -時代が善三郎を求め始めている。

          祝30周年!アート台北2023出展記録 その1

          こんにちは。はじめまして。みぞえ画廊東京店スタッフの C です。 気づけばもう年末に…。今回note初投稿の場を賜った私がお届けするのは、先日参加してきました台湾のアートフェア、ART TAIPEI 2023についての様子になります。 せっかくですので会期中の風景だけでなく準備段階やフェア後のあれこれも合わせてご紹介できればと。画像多めでいきたいと思います。ぜひゆるりとお読みください。 30周年 目次にもあります通り、アート台北(以降日本語表記)は今年で30周年を迎えまし

          祝30周年!アート台北2023出展記録 その1

          素材が持つ時間という重み。宮﨑甲展

          福岡出身の彫刻家、宮﨑甲氏の個展を開催中です。 弊画廊では、2018年の個展以来2回目の開催となります。 当時の展覧会の様子を伝えるブログ記事を懐かしく見ていると、新聞記者の方に今後の展望を尋ねられて、「ブロンズの他、木、石など、様々な素材を扱ってきた今、あらゆる縛りを解き放って、自由な制作の領域に踏み出したい」と意気込みを語るご様子が。 言われてみれば、本展会場を見渡すと、抽象的な作品が多く見受けられます。蝋型鋳造という技法を用いた彫刻作品が約50点並びました。 蝋型鋳

          素材が持つ時間という重み。宮﨑甲展

          塩井一孝展 「光の呼吸」

          塩井一孝展 「光の呼吸」 2023年8月19日-9月3日  光を写した石 「写光石」を制作しているアーティスト 塩井一孝さんの個展を開催いたしました。 「写光石」どのようにして作られていると思いますか? はじめてご覧になられるお客様は、「石にペイントしている?」、 「こういう天然石があるの?」 と興味津々のご様子でした。 木漏れ日や水面に反射している「光」を写真に捉え、和紙にプリントし、それを石に貼り付けた「写光石」。 確かに身近にあり、目に見える存在なのに、決して触れ

          塩井一孝展 「光の呼吸」

          染めない絞り染め?松本千里展 戀-Ren-

          「松本千里展 戀 -Ren-」が2023年7月1日(日)よりスタートいたしました。 今回は、インスタレーション作品がメインとあって、みぞえ画廊始まって以来の大掛かりな展示となりました。 新館の大きな吹き抜けを活かした本展のダイナミックな構成は、ご鑑賞に訪れた皆様を心象の小旅行へと旅立たせてくれることでしょう。 いや、まずこれなんですか? 気持ち悪い!綺麗!かわいい!など、様々なご感想を頂いております。なんだかもこもこしているこの白い物体・・・近づいてよく見ると、にょきに

          染めない絞り染め?松本千里展 戀-Ren-

          「あわい」を表現する

          「あわい」中村宏太展開催中です。 みぞえ画廊福岡店では2回目の個展となります。 前回個展の様子は↓こちら 前回は、弾丸を用いた美しさと危うさの同居する緊張感のある作品がメインでしたが、本展では平面、立体、インスタレーションなど過去の代表作も交えて幅広く展示されています。素材も様々ですが、そこには通底するテーマがあります。 それは、あらゆる物事の境界を表現している点です。 相反するものが境界を超えて同居する ガラスの他、様々な素材を重ね合わせ、弾丸で撃ち抜いた作品。 その

          「あわい」を表現する

          【福岡店】ゴールデンウィーク大感謝祭 SALE開催中です

          新緑が目に鮮やかな季節となりました。 皆様お変わりなくお元気にお過ごしでしょうか。 さて、みぞえ画廊では「ゴールデンウィーク大感謝祭」を開催いたしております。油彩、リトグラフを中心に、現代・物故・海外作家など、幅広いジャンルの作品をお求めやすい価格にて展示いたしております。 主な出品作家 坂本繁二郎/ 熊谷守一/ 梅原龍三郎/ 安井曽太郎/林武/ 小出楢重/ 里見勝蔵/ 東郷青児/ 田崎廣助/ 鈴木信太郎/ 香月泰男/ 猪熊弦一郎/ 荻須高徳/ 脇田和/ 井上長三郎/

          【福岡店】ゴールデンウィーク大感謝祭 SALE開催中です