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#漫画
世界最大の独立系書店「パウエルズ・ブックス」(アメリカ・ポートランド)で日本マンガの可能性を探る
アメリカのポートランドに訪れたら必ず来ようと思っていた場所の一つが、「世界最大の独立系書店」と銘打つ「Powell's Books」(パウエルズ・ブックス)です。
魅力的な書店は世界中にたくさんありますが、特筆すべきは書店が街のランドマークになっているということです。
この書店のためにこのエリアに訪れる人が絶えず、それによって、周囲にも好影響を及ぼしているという稀有な書店です。
実際、私は店内
AI時代に初期衝動でマンガを描くということ 【まんが0.1】
2023年11月26日、12月16日の2日間に渡り、川崎市高津区役所で開催された「マンガの描き方が身につく!ワークショップ」で講師を務めてきました。
2023年9月に「秋のふるさと館まつり」内で開催された90分間ワークショップに続き、マンガを活用して地域の「当事者を増やす」活動になります。
壮大で長期的な活動になっていくポテンシャルまでも感じられたイベントだったので、熱が冷めやらぬうちにレポー
アート、芸術を知るためのオススメ本 【その2】 8冊を厳選
今年は、さまざまな芸術関連本を読み漁っています。
5月に一度、オススメ本をまとめましたが、その後も、オススメの本がどんどん増えていっているので、第2弾としてまとめていきます。
5月にまとめた記事「アート、芸術を知るためのオススメ本 7冊と、+1」はこちら
■『巨大化する現代アートビジネス』まずは、2名のジャーナリストによって記された『巨大化する現代アートビジネス』です。
約7兆6200億円規
Webtoon(縦スクロール漫画)動向・予測に役立つ記事のまとめ 【随時追加】 <2>
2021年の年始に、「Webtoonは日本でブレイクするか?」と題した記事を公開しました。
予想通り、Webtoon(縦スクロール漫画)が日本においてもめざましい発展を続けています。
それに伴って、Webtoonに関する記事も増えてきたため、良質な記事や気になる記事を、随時、紹介してきました。
こちらもだいぶ量が増えてきたので、
新たに、リンクをはって紹介していく場所を作ることにしました。
漫画が大刷新される2020年代を予測してみる
今、漫画の在り方が大きく変化しつつあります。
1959年に週刊漫画誌が誕生して以来の、大刷新の2020年代になる気配さえも感じられます。
近々、大学生を対象に漫画をテーマに講義をするため、
自分の考察を整理する目的も兼ねて、
・これまでの漫画の王道、スタンダード
・どんな新しい潮流が勃興しているのか
そして、
・これからどのようになっていくと予想されるか
について、記していきたいと思います。
Webtoon(縦スクロール漫画)動向・予測に役立つ記事のまとめ <1>
2021年の年始に、「Webtoonは日本でブレイクするか?」と題した記事を公開しました。
予想通り、Webtoon(縦スクロール漫画)が日本においてもめざましい発展を続け、状況は日々刻々と変化しています。
それに伴って、Webtoonに関する記事も増えてきました。
良質な記事や気になる記事を、随時、リンクを貼っていくことにします。
上記の記事と合わせてご覧いただければ幸いです。
■LI
キャラクタービジネス3.0 3つの階層で予見する2020年代の展望
’80〜’90年代+2000年代は、テレビ、出版、ゲームのプラットフォーム発のキャラクターが大勢を占めていた30年でした。
しかし、2010年代、SNSとソシャゲ、YouTube発のキャラクターが続出するようになり、勢力図は大きく変わりました。
いよいよ始まった2020年代、VR、5Gなど、キャラクターと相性のいいテクノロジーが世の中で大きな存在感を示していくと予想されます。
また、感染症の
気になったウェブ記事メモ:2020年3月 海外漫画展開、アナログ盤レーベルなど
公開しそびれていました。3月に気になったウェブ記事のメモです。
この一ヶ月は、初旬と末頃では、世の中の空気も、自分の感覚も
全く別物となっています。
4月も下旬となろうとしている今見ると、「呑気なコメント書いてるなあ」というところもあるのですが、それも含めて、備忘録として公開しておこうと思います。(一部、4月現在に書き加えたコメントもあります)
■集英社の海外向けマンガ配信「MANGA Pl
「混迷の2020年代カルチャー」を見通すための必読書『2010s』
予想だにしないスタートとなった2020年代。
いつ、どのようにして収束するのか、まだ全く先が見えてきませんが、
ある程度落ち着いた後にも、私たちの生活に大きな影響を及ぼし続けることはまず間違いないでしょう。
社会、政治、経済はもちろんのこと、
映画、音楽、文学、漫画、アート等々、多くのカルチャーにも多大なる変革をもたらす可能性はかなり高いと考えられます。
暗い気分が湧いてきがちな日々だからこ
『鬼滅の刃』は3巻から俄然面白い! 理由は「●●な同行者」
『鬼滅の刃』を初めて読んだのは3年ほど前でした。
「また面白いジャンプ漫画が出てきたなあ」と思いつつも、10巻あたりで止まっていました。
昨年の大ブレイクを受けて、最近、再び1巻から読み始めています。
改めて読んでみてもやっぱり、3巻から俄然面白くなると感じましたが、
3年前と今とでは、その理由に対する分析が異なりました。
とある本との出会いが影響しているので、
3年前の分析と今の分析、その違