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#出版業界
「毎日出勤で強制的にコミュニティ発生」こそが会社のパワーの源泉”だった”
「毎日出勤」というしきたりによって、
強制的に一箇所にコミュニティを発生させていたのが、
会社という組織形態
なんだな、と最近つくづく感じています。
とりわけ、出版社のような、
装置を持つわけでもなく、
商品制作の大部分をアウトソーシングしている
会社は、その機能こそが肝なのだと思います。
■出版社の財産はオフィスに固着しているのかもしれない「出版社の財産とは何か」
という問いは、以前からよく
書店はなぜ儲からないのか? 〜「リピーター不在」ビジネスからの脱却
書店は、色々と試行錯誤しているのに、
そもそも儲からないのはなぜなのか?
そんな質問を友人から投げかけられました。
非常に興味深いテーマです。
さまざまな理由が浮かぶと思いますが、
私の答えは明確です。
商品にリピーターが存在しないから、
です。
(注:この記事は書店、出版のビジネス構造を分析するために書いています。
「書店は儲かるからやっているのではない。出版社の人間がそんなこともわか
気になった記事メモ: 世界最大の映画チェーンamazonへ身売り?、中国の絵本市場
ここ最近で気になった記事をピックアップして、
コメントを記していきます。
■世界最大の映画館チェーンAMCが、アマゾンへの身売り交渉世界最大の映画館チェーンAMCが、アマゾンへの身売り交渉をしている、とのこと。
まだ憶測の域を出ないようですが、
<クリエーターにとっては、制作した映画をクラウドに乗せると同時に、
自動的に欧州の映画館244カ所2200スクリーンと米国の映画館661カ所8200ス
amazonと差別化できる「唯一の強み」が全く活かされてないのはなぜなんだろう
出版取次の大手・トーハンの運営する本の通販サイト「e-hon」。
自分が応援したい書店「My書店」を登録することができ、
自宅に直送してもらっても、その書店の売上となる仕組みがあります。
すばらしいです。
が、
そんな仕組みが「e-hon」にあることを、
書店の休業が続くこの事態の中で初めて知りました…
編集者でありながら、お恥ずかしい限り。
■amazonと差別化できる「唯一にして、
気になったウェブ記事メモ:2020年3月 海外漫画展開、アナログ盤レーベルなど
公開しそびれていました。3月に気になったウェブ記事のメモです。
この一ヶ月は、初旬と末頃では、世の中の空気も、自分の感覚も
全く別物となっています。
4月も下旬となろうとしている今見ると、「呑気なコメント書いてるなあ」というところもあるのですが、それも含めて、備忘録として公開しておこうと思います。(一部、4月現在に書き加えたコメントもあります)
■集英社の海外向けマンガ配信「MANGA Pl
なぜ「出版社のウェブメディア」には未来がないのか 〈後編〉 成功に見える失敗
なぜ「出版社のウェブメディア」には未来がないのか 〈前編〉 の続きです。
〈前編〉では、ウェブメディアビジネスは出版社が注力すべきものではない理由を、
1.収益 2.集客 3.運営
という点から説明しました。
こちらの〈後編〉では、
・旨味の少ないビジネスに出版社が傾倒してしまった理由
・未来がないと気づいても止められない理由
そして、
・今、まずすべきこと
さらには、
・それでもウェブメディ
なぜ「出版社のウェブメディア」には未来がないのか〈前編〉消耗戦に陥る構造
2010年代は「出版界の失われた10年」だと私は考えています。
その主な要因の一つとして、
ウェブメディアに邁進してしまったこと
が挙げられます。
ウェブメディアビジネスは、その構造上、出版社には未来がないのです。
○百万PV! ○千万PV!と喧伝されている昨今だからこそ、その理由を整理して、しっかりと説明したいと思います。
■ウェブメディアに注力すること自体が間違い私自身、一時は、ウェブ
本屋は「テーマパーク」になる:出版不況でも児童書だけは伸びてる理由
減少が続く出版物売上の中で、2006年と2018年を比べ、唯一プラスの値を示しているのが、児童書ジャンルです。
その要因を考えていく先には、
これから本屋がどうあるべきか
出版物がどうあるべきか
のヒントが詰まっているように感じます。
■唯一、売上が伸びている児童書の市場2006年に約900億円の売上だったのに対し、2018年は約1,010億円です。
出版物の総売上が2018年は約1兆5