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最近、嬉しかったことを聞いてほしい


合奏の合間にちょっと練習していたら、
指揮者の先生がススス…
と自分の横を通り過ぎて行きました。

通り過ぎたな〜となんとなく思ってたら、
また先生がススス…と戻ってきて、
ちょうど楽器を下ろした私に向かって
こう言いました。

「音色はいいんだよね」
「あとは音程だよね」
「ビブラートとかかけちゃえばいいんだよ」

お、おお…!と思いながら、
はい!ありがとうございます!
音程、もうちょっと取り組んでみます!
とだけ頑張って伝えました。

ソルフェージュして、
ピアノで音程感覚を覚えようと思いました。
多分、相対音感が弱いんだと思うので。

何が嬉しかったって、
まさか戻ってきて、コメントしてくれるとは
思ってなかったので、
めっちゃ嬉しかったです笑

私の中で指揮者の先生は、
living legend なのですよ。
生きる伝説。
ポケモン金銀のシロガネ山にいるレッドさん
あんな感じのイメージですね。
本当にいたんか!?みたいな感じです。

なぜかと言うと、中学生からの愛読書
オーケストラ楽器別人間学
という本に、一瞬、登場するのです。

オーケストラ楽器別人間学
2018年に決定版が出ている


そんな人に、十何年後に直接指導を受けるとは
当時の私は思いもしなかったでしょうね。
音大生でもあるまいし。

そんな本の中の人、伝説みたいな人が、
わざわざ自分のところに戻ってきて、
お褒めの言葉と課題の共有をしてくれたことが
とても嬉しかった。


音色は、自分のトロンボーンの師匠が
もっとも重要視していることだから、
自然と私も重きを置くようになっている。

最後は音色だと思っているので。

自分が大事にしてきたことを、
よいと認めてくれたことが単純に嬉しかった。

さらに精度を上げることを求められてるし、
私もそれに応えたいと思います。

敬愛している人から認められることは、
やっぱりすごく嬉しいね。
それ目的にやってるわけじゃないけど、
思わぬところでおまけをもらった気がします。

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