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見知らぬ誰かに贈られた花束の話💐😖

みゆです。

この前、オクで落札したすいか🍉をやっと聴いています。

もちろん、DISC3です。

懐かしいなぁ。さらっと流してるだけですが、結構きますねぇ。引っ張られちゃうー🥺
この記事は夜遅くに書いていますが、おかしなテンションになっています。情緒もおかしいです。


久々に聴いて良かった2曲を貼ってみますね。


女流詩人の哀歌


シャッポ


では、おかしなテンションで本題に入ります。



やっぱり女性って、花束を誰かに頂くと嬉しいものですよね。
けれど、何故か見知らぬ誰かに花束をもらってしまった私の話をしてみますね。
あまり落とし所が決まっていませんが、思い出すまま書いてみます。
良かったら、お付き合い下さい。


私の前職は、某カーディーラーのショールームスタッフでした。

本編とは関係無いんですけど、当時の私達の仕事は本当にブラックでした。見た目は、可愛い制服を着て、みんな綺麗にしていて華やかなんですけど、中身はとんでもない。

接客して、取引先や常連のお客様とお話して、登録や経理の各種事務仕事。雑用に納車引き取りのお手伝いなどなどする事はたーくさん。あげく、一癖ある営業さんと渡り合い、二癖ある整備士と渡り合い、さらに店長、社長に難題を言われる始末。

休みはメーカーだからたくさんあるけど土日はほぼ休めず、月に1回日曜日が休みでした。ほんと、遊んでないとやってられませんでした。

まぁ、接客も慣れると楽しいし、会社の人にも良くしてもらって悪い事ばかりではなかったけれど、ものすごく揉まれて、病んで、こんな人間になりました。← どんな人間なんだろうね?


仕事の1つに当然電話対応があります。その頃は、こんな風に電話をとっていました。

「はい、ありがとうございます。(会  社  名)、〇〇でございます。」

と、社名と苗字を名乗っていました。当然、電話対応はショールームの女性社員が主にしていました。

そんなある日、一本の電話が入ります。その電話は私が取りました。すると、電話の主はこんな事を言います。

「あの、あなたに花を贈りたいのですが、贈ってもいいですか?」

え?なんですって?ワタシニハナヲオクリタイ?

?????

受話器を持ったまま、固まる私。

あのさ、花ってそんな風にもらう訳?もうちょっとさ、情緒的というか、ロマンチックにもらう物なんじゃないの?

何も言えずにいる私をよそに、電話の主は言いました。

「じゃあ、〇〇さん宛に贈りますね。」

電話を切って、呆然としている私を周囲にいた人達が心配してくれました。

「〇〇ちゃん、どうした?」

「なんかね、私宛に花を贈るからって言われたんですけど。」

「大丈夫かな?気持ち悪いね。」

「本当に贈ってくるかな。」

など、みんなも心配してくれました。


電話から数日後。


ショールームにお花屋さんが来られました。結構大きな花束を抱えて。

お花屋さんは言いました。

「こちらに〇〇さんはいらっしゃいますか?」

「私ですけど。」

と、私は答えます。お花屋さんは、私に花束を渡してくれました。

「ご依頼のお花をお持ちしました。では、ありがとうございました。」

私に花束を渡すとお花屋さんは帰っていきました。

みんな、私のそばに寄ってきます。

「あらー、ほんとに来たね。」

「〇〇ちゃん、モテモテやねぇ。」

など好き勝手言われて。

お花にはカードがついていました。文面は覚えていないけど。

花束は結構大きなもので、買うと高そうなやつでした。何なんだろうと思いましたが、お花に罪は無いので持って帰りました。

家に帰ると、親も花束に驚いています。そりゃそうでしょう。私だって、娘が大きな花束抱えてきたら驚きますもん。退職の時じゃあるまいし。

花を花瓶に活けながら考えます。

あの花、ほんとに私宛に来たものだったのかな?

当時、ショールームの女性社員は3人いました。

たまたま私が電話を取ったけど、本当は他の2人のどちらかだったんじゃなかったのかな?

それは、私は一番人気になるタイプではなかったからです。パッと見て気に入られるタイプじゃなかったんですよね。

私はどちらかといえば、2番手、3番手でニッチな層にウケるタイプだったから。正統派ではないのです。一目惚れはされないタイプ。しばらく交流すると、ウケるタイプでしたから。

だから、あの花は私宛ではなかったんじゃないのかなと思っています。

それにしても、一体何だったんでしょうか。

花が贈られた後は特に何も無く、しばらくして私は結婚が決まって退職しました。


結婚後、私は同じ県内だけどちょっと離れた所に引っ越しました。

嫁ぎ先も同業の家族経営の会社です。

そんなある時、事件(?)が起こります。

朝、敷地内の事務所に行くと、入口の前に置いてあるのです。
何がって?

リボンの掛かった、大きな花束が。

花に罪はないので、前と同じように花瓶に活けました。

すると、夫くんが言いました。

「みゆってさ、前に会社に花束贈られてきとったやん?そいつじゃないの?」

え?なんですと?そんな怖い事言うなし。

 

でも、いったい何なんでしょうね。花束は、それからは現れません。

というか、誰からももらえませんw

ちょっと、怖くて不思議な大きな花束の話です。 


あまり面白いオチの無い、この記事。

お口直しに花束の歌を貼ってみます。


愛を込めて花束を


花束



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