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シロクマ文芸部

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ほぼ毎週参加させて頂いているシロクマ文芸部の記事をまとめました。 ショートショート・詩・短歌、たまにエッセイを書いています。
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#20字小説

【シロクマ文芸部×新生活20字小説】新しい私になっていく

 “変わる時が来た”と真希は今日から始まる高校生活を思い胸が高鳴った。 新しい制服を着て…

【シロクマ文芸部】お風呂上りにはビールを一杯🍺20字小説

桜色のバスボムをそっと浴槽に沈めてみる。 途端にシュワっと弾ける泡と、広がる香り。 この香…

【シロクマ文芸部】甘くて苦い痛みは春風に乗って・20字小説

春と風は俺と彼女との出会いを運んできた。 春一番は、彼女の帽子を俺の所に飛ばした。 「す…

【シロクマ文芸部】恋愛の矜持【#書き初め20字小説】

棘の恋でも構わない。痛みさえ悦びだから。 君に抱かれる夢を見る。体に感触残ってる。 詮索…

【小牧幸助文学賞】神の気まぐれ〜20字小説⑦

あの出会いは神の気まぐれ。演出過剰気味。 引き際の無い恋をして妄想の世界を生きる。 逢わ…

【曲から140字小説×小牧幸助文学賞】愛は勝つ

愛した人が私から離れていくのが怖かった。ひとりにしないで、私だけを愛して。いつもそう思っ…

【小牧幸助文学賞】お風呂上りに靴下を履いて~20字小説⑥

人には見せずとも有事に備える不埒な女心。 君には抗えない。今夜も云われるままの私。 「やめて」少しの抵抗がふたりのスパイス。 時が過ぎ彼の歳になって分かった事がある。 今日の不満を麦酒で流し込む。ふて寝する。 足枷に自分で繋がり、空を見上げて涙する。 私を縛り付けるのは紙切れ一枚の事なのに。 +++++++++++++++ 小牧幸助文学賞に6回目の参加です。 最初に言っておきますが、今回の20字小説はフィクションですからね。 そう、あくまでもフィクションです

【小牧幸助文学賞】あなただけを~20字小説⑤

自らを傷つけて生き急いでた。胸が痛いよ。 お願い、助けて。愛なんて無くていいから。 傷は…

【小牧幸助文学賞】恋のはじまり~20字小説④

お酒には酔わない。でも君には酔っちゃう。 何か言いたげな瞳。察して目を閉じてみた。 ドラ…

【小牧幸助文学賞】幸せの法則~20字小説③

猫が乗る膝の重みと拘束感は幸せの法則だ。 +++++++++++++++ 小牧幸助文学賞に参加します💛…

【小牧幸助文学賞】欲しいものはひとつだけ~20字小説②

君の愛だけが欲しくて、今宵も悶え苦しむ。 +++++++++++++++ 小牧幸助文学賞に参加します💛…

【小牧幸助文学賞】独りよがり~20字小説①

君への愛は独りよがりで自慰行為みたいだ。 +++++++++++++++ 小牧幸助文学賞に参加します💛…