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シロクマ文芸部

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ほぼ毎週参加させて頂いているシロクマ文芸部の記事をまとめました。 ショートショート・詩・短歌、たまにエッセイを書いています。
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#ショートショート

【シロクマ文芸部】赤い傘・140字小説

+++++++++++++++ シロクマ文芸部に参加します💛 今週のお題は「赤い傘」です。 今回は140字…

【春弦サビ小説×シロクマ文芸部】さくらのーと

みゆです。 春弦サビ小説に参加します💛 こちらは、1作目のサビ小説です⭐ 春とギターの作…

【シロクマ文芸部】風薫る季節に

 「風薫るから始まる言葉を使って何か創作してくるように。それが宿題だ!」  国語の小牧先…

【シロクマ文芸部】死がふたりを分かつまで

 「花吹雪の刺青入れてる人が出てくる時代劇って何だったっけ?」  「花吹雪というか桜吹雪…

【シロクマ文芸部×新生活20字小説】新しい私になっていく

 “変わる時が来た”と真希は今日から始まる高校生活を思い胸が高鳴った。 新しい制服を着て…

【シロクマ文芸部】朧月が照らす未来

 朧月が周囲をぼんやりと照らしている。境目のない曖昧な感じが現在過去未来をも朧気にしてい…

【シロクマ文芸部×夜行バスに乗って】卒業前夜

 卒業の日を迎える娘の晴れ姿を見るために、新宿へと向かう夜行バス乗り場に歩みを進める。距離があるので新幹線に乗ろうかとも思っていたけど、いい機会なので一度乗ってみたかった夜行バスに乗る事にしたのだ。  夫は仕事が休めないとかで私一人で卒業式には出席する。私もこの時期に有給をもらうのは気が引けたけど、仕事は十分に調整して休みをもらった。こういう時でないと一人で旅行する事も無いので一日余分に滞在して、行ってみたい所に行こうと計画している。娘の卒業式も楽しみだけど、実はこちらの方

【シロクマ文芸部】モーニングルーティーン

 布団から手を伸ばして、目覚まし時計のアラームを止める。また今日も新しい一日が始まる。す…

【シロクマ文芸部】二人の冬の色

 「冬の色ってどんな色?」  息子の竣が画用紙を片手にキッチンで夕食の支度をしていた私の…

【シロクマ文芸部】これもひとつの愛の形~幸せな結末【オラヴ×みゆコラボ企画】

⭐このお話はコラボ企画で書いたお話の続きです。 ✙ ✙ ✙  詩と暮らす事になった時、俺…

【シロクマ文芸部】絡む眼差し

 珈琲とケーキで一休みしようかと学校の近くの喫茶店を覗いてみた。学生がたくさん集うそこは…

【シロクマ文芸部】文化祭で恋をして

 文化祭でシュンヤ先輩のクラスでは、メイド&執事喫茶をするんだと親友のナギサが教えてくれ…

【シロクマ文芸部】ヒマワリのような彼女を抱きしめたくて【曲からストーリー】

 ヒマワリへ向かって駆けていく彼女の笑顔が眩しくて、僕はあの日からますます彼女のことが頭…

【シロクマ文芸部】コピーロボット~星野スミレは再度輝く

 書く時間がね、無いのよ。本当に。  ほら、私、この間の文学賞を取っちゃったじゃない。それに加えて女優の仕事もある訳よ。次々と執筆の予定が入ってくるのはいいんだけど、もう手一杯なの。それでね、ついにあれを使う事にしたのよ。  あれ、分かる?  小さい時にさ、パーマンって見たじゃない。パーマンって言っても、旧作じゃなくて新作の方よ、もちろん。私ねぇ、今でも主題歌歌えるわよ!  ああ、パーマンはどうでもいいんだけどさ。パーマンにコピーロボットって出てきたじゃない。私ね、あれを