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シロクマ文芸部

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ほぼ毎週参加させて頂いているシロクマ文芸部の記事をまとめました。 ショートショート・詩・短歌、たまにエッセイを書いています。
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#シロクマ文芸部

【シロクマ文芸部】赤い傘・140字小説

+++++++++++++++ シロクマ文芸部に参加します💛 今週のお題は「赤い傘」です。 今回は140字…

【シロクマ文芸部】金魚鉢・短歌5首

シロクマ文芸部に参加します💛 今週のお題は「金魚鉢」です。 私はレギュラー会員なので、お…

【春弦サビ小説×シロクマ文芸部】さくらのーと

みゆです。 春弦サビ小説に参加します💛 こちらは、1作目のサビ小説です⭐ 春とギターの作…

【シロクマ文芸部】風薫る季節に

 「風薫るから始まる言葉を使って何か創作してくるように。それが宿題だ!」  国語の小牧先…

【シロクマ文芸部】幾つになっても子どもの日・140字小説と短歌

「子どもの日って何歳までが対象なんだろうね」 「幾つになっても子どもは子どもだよ。あんた…

【シロクマ文芸部】春の夢

春の夢は朧げな夢 春の夢は儚げな夢 ふわふわふわふわ わたしの夢は何? わたしの望む未来は…

【シロクマ文芸部】死がふたりを分かつまで

 「花吹雪の刺青入れてる人が出てくる時代劇って何だったっけ?」  「花吹雪というか桜吹雪なら遠山の金さんだけど?」  「ああ、そうそう!遠山の金さんだった。最近はすぐど忘れしちゃってダメね」  「仕方ないさ。俺たちはもうそんなに若くないからな」  「そうね。あ、せっかくだから金さん見ない?金さんって言えば誰が印象に残ってる?」  「そうだなぁ。高橋英樹か松方弘樹かって感じかな」  「世代的にはそうなんだけど、再放送で見た初代もいいよね。あの歌が忘れられないの」  「おー、あっ

【シロクマ文芸部】風車の弥七から連想していったこと・エッセイ

風車の弥七は少し離れた所から黄門様ご一行を見守り、うっかり八兵衛は茶屋で団子を貪り、かげ…

【新生活20字小説】中途採用女子は猫を被る

今日から初出社だ。猫を被って頑張ろう。 初出社当日に歓迎会なんて急過ぎるだろ。 ヤバい。…

【シロクマ文芸部×新生活20字小説】新しい私になっていく

 “変わる時が来た”と真希は今日から始まる高校生活を思い胸が高鳴った。 新しい制服を着て…

【シロクマ文芸部】始まりは信号待ちの交差点🚙エッセイ

始まりは信号待ちの交差点だった。大きな交差点の先頭で信号待ちをしていたあの日、私は出会っ…

【シロクマ文芸部】お風呂上りにはビールを一杯🍺20字小説

桜色のバスボムをそっと浴槽に沈めてみる。 途端にシュワっと弾ける泡と、広がる香り。 この香…

【シロクマ文芸部】朧月が照らす未来

 朧月が周囲をぼんやりと照らしている。境目のない曖昧な感じが現在過去未来をも朧気にしてい…

【シロクマ文芸部×夜行バスに乗って】卒業前夜

 卒業の日を迎える娘の晴れ姿を見るために、新宿へと向かう夜行バス乗り場に歩みを進める。距離があるので新幹線に乗ろうかとも思っていたけど、いい機会なので一度乗ってみたかった夜行バスに乗る事にしたのだ。  夫は仕事が休めないとかで私一人で卒業式には出席する。私もこの時期に有給をもらうのは気が引けたけど、仕事は十分に調整して休みをもらった。こういう時でないと一人で旅行する事も無いので一日余分に滞在して、行ってみたい所に行こうと計画している。娘の卒業式も楽しみだけど、実はこちらの方