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「ですます」で書く?「だである」で書く?問題/「読みやすいね」と言ってもらえる文章を書くコツ《番外編》|#113

しばしば「読みやすいね」と言っていただきます。それが有難くて嬉しくて、書くときの脳内整理を試みています。

シリーズ過去記事はこちらから


そしていつも嬉しいコメント、ありがとうございます!

余談が有益すぎます!もちろん今回もなるほどと頷きながら読ませていただきました。新しい気付きの宝庫で朝から気分が上昇中です。ありがとうございます✨
ライデンさん(@powercopywriter)
また勉強させていただきました!
素晴らしいシリーズですね、コレ!
特に最初に挙げられた『こぐまちゃん いたいいたい』の分析が、非常に勉強になりました。音数に1個1個着目して、どういうリズムを形成しているか見ていくんですね。
Kakkn.Yさん(@kakkny)

さて今日は、番外編。
文章を書いている人なら、きっと一度や二度や三度以上悩んだことがあるであろう、この問題に触れてみたいと思います……。

「ですます」で書く?「だ・である」で書く?

悩んだことありません?


一般的には、こう(一例ですよ)。

✔ 「ですます」=柔らかく丁寧
 「だである」=クールで簡潔

✔ 「ですます」=解説記事向け
 「だである」=ニュースや新聞向け

✔ 「ですます」=親しみやすい
 「だである」=説得力高め

じゃあ、noteは


悩んだのは、noteに書くテーマが雑多になり始めたときでした。それまでは「だである」調で書いていたのですが、新しいテーマで書こうとしたときに文体がそぐわなくなったのです。

以来、私のnoteは「ですます」と「だである」が混在しています。


でも文体は統一されていた方が”美しい”よなあ、とも思ったり。

で、調べました。noteに投稿されてる作家さんやライターさんの見解を。するとやっぱり、人それぞれこだわりがありますね。どちらの考え方も納得できるものでした。


ふむぅ。混迷、どうしたものか。


悩むこと数週間。その間も「ですます」「だである」どちらでもnoteを書いてみました。ふむむ……。

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よし、決めた!自分なりの結論

ある日、自分なりの結論が降ってきました。それがこちら。

どっちでもいいと思う。

身も蓋もない……。もうちょっと違う言い方はないか。


書く人の好みでいいと思う。

やっぱり、にべもないですね。


いや、でも本心なんです。「ですます」で書こうが、「だである」で書こうが、それはどちらでも良いし、書く人の好みで良いと思うんです。

文章の本質はそこじゃない

「ですます」であろうが「だである」であろうが、好きな文章は好きだし、読みやすい記事は読みやすいし、伝わるものはちゃんと伝わりますから。

だから書く人が自分なりのポリシーで選べば良いと思うし、自分の見解を他人に押し付けるものでもないと思うんですね。


それが、自分なりの結論。


その上で、自分用の「使い分け」も決めました。

内省的な話は「だである」で
情報提供・趣味の話は「ですます」で

自分の「書きやすさ」と「馴染みやすさ」で振り分けました。


内省的な話は、いつも自分の内面を客観的に分析し書いています。だから「クール・論理的」な印象を与える「だである」との相性が良い。

一方、情報提供や趣味の話は、読者と文章上でわちゃわちゃしたい(意味通じます?)。よって親しみやすい「ですます」の方が相性が良いと気づいたんです。


これですっきりしました、納得していますし書きやすいですし、より「伝わる」表現に近づいたかなと思っています。

これからもテーマで「ですます」と「だである」を使い分けることにはなるので、私の記事は文体が混在し続けることに変わりはないんですけどね。そこは「まあ、いっか」と。

* * *

主張することは是。
反対意見や別の見解を返すことも是。
相互理解や新しい価値観を見出すために、健全なやりとりをすることも是。

だだし、主張を相手に「押し付ける」ことは非だと思っています。

人には、それぞれ考えがあって、
多様だからこそ面白い。

自分の考えも、相手の考えも尊べる。そんな大人でありたいと思っています。


さいごのはオマケでした。

一緒に楽しみながら高め合える方と沢山繋がりたいと思っています!もしよろしければ感想をコメントしていただけると、とっても嬉しいです。それだけで十分です!コメントには必ずお返事します。