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【就活・転職】選考通過!自己紹介動画の作り方

いよいよ就活本番ですね。春に向けて転職活動をされる方もいらっしゃる時期でしょうか。コロナで大きく変化した1つは就活・転職活動です。どこに住んでいても気軽に面接が受けられるようになりました。以前は時間がかかっても会社がある場所まで会いに行って受けるのが普通だった就活・転職の常識が大きく変化したのは明確です。

自己紹介(自己PR)動画という新しい課題

変化した就活・転職で新たに登場したのが自己紹介(自己PR)を動画で一緒に出すという選考です。オンライン面接の前にエントリーシートや職歴書と共に提出する企業が登場しました。アナウンサー試験を受けた身としては当然で何ら疑問もない、不思議もないですが…一般的な企業ではなかったものです。どうしたら良いの?!と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

ルールを押さえれば携帯で簡単に作れる自己紹介動画

ルールさえ知っていれば選考を通過する自己紹介・自己PR動画をつくることが出来ますよ。何事も約束を知らないから分からない、出来ない、難しい、と感じるだけです。抑えるべき5ポイントをご紹介します。以下の5ポイントを意識して構成してください。提出する動画を撮る前には5人の前で練習することをお忘れなく!それがあって初めて成立します。

①動画の目的は何か

そもそも、動画を出す目的は何でしょうか?「え、目的は就活・転職でしょ?」ではなく、なぜ会社が動画を提出させるのか?ということです。

それはエントリーシート・職歴書(写真)だけでなく動いているアナタに事前に会いたい、から。会う前に相手にとっての心構えをしてくれる役割が動画になります。エントリーシート・職歴書に貼ってある写真と動画では与える印象が異なります。同じタイミングに名刺交換でなく、先に自ら名刺交換をさせて頂くという認識です。ここで最初のチェックを受けることになります。

②自己紹介(自己PR)は3分以内

①を踏まえて、時間は3分以内をオススメします。自己紹介なら1分で良いと思っています。時間の指定があると思いますが(特に転職の場合)記載が無いこともあります。ない場合は1分-(最長)3分以内を目安にして下さい。指定された時間より短くなったら伸ばす必要はありません。時間の理由を次③でお話します。

③見ている人を明確に想像する(ペルソナ設定)

自己紹介・自己PR動画を見る人はどんな人ですか?何となく漠然としていると言葉選びが明確になりません。また相手はどのような状況で見ていますか?100人でアナタの自己紹介動画を巨大スクリーンで見ますか?デスクに座ってPC画面で一人で見ていますか?相手が人事なのか、経営者なのか、誰をイメージするか?また相手が見ている状況をよりクリアにイメージするだけで届け方が異なるのではないでしょうか? ②で最長でも3分以内と書きました。

質問です。全く知らない人の自己紹介を一人PCで見るアナタ、20分の超大作を見られますか?答えはNOです。興味のない知らない誰かの話は1分以上でも仕事でなければ見続けるのは正直厳しいです。 ①でお伝えしたように「どんな人かな?」という名刺交換、会う前の心構えとして提出する動画。であるならばココでの「成功の定義」は「会いたい!話したい!」と思ってもらうことです。最初に長々話すのではなく、まずは会いたい!話したい!と思ってもらえるように好印象を与えられるように心がけましょう。

④動画も面接も双方通行コミュニケーション

提出する動画を撮るぞ!と意気込むと、なぜ緊張するのでしょうか?それは自分一人でやっているからです。え?!いやいや当然一人でしょ?と思うかもしれません。 改めて、想像して下さい。PC前に座り1人で見てくれている人。人事担当者・経営者と面談している時に質問され「自己紹介をお願いします」と言われた後に、アナタが話しているところをイメージしましょう。  面接で、聞かれた質問へ答える時は一方通行ですか? 動画を撮っている空間にはアナタだけですが、見てくれる人の存在をしっかり意識すれば、自己紹介動画も、実際の面接同様、双方通行です。 相手の存在をイメージし認識すれば、間髪入れずに話すこともなくなりますし、変な緊張もしなくなります。

いやいや、そうは言っても難しいよ、という人。動画を撮る時に親御さん・お友達などリアルに目の前にいてもらうのも良いですし、オンラインでつないで聞いてもらうのも良いですよ。いや、それもっと嫌だ!という方は好きな人や知らない誰かの写真を置いて、その人へ向かって話しかけるように心がけてみて下さい。

⑤始まりは全力で好印象:最高の笑顔+元気な声

相手がアナタと会いたい!と思ってもらうことが成功定義の自己紹介動画前に心構え・準備として提出する動画。動画+エントリーシートで面接に進む、進まないを決める会社もあります。

面接は第一印象が命!で書きましたが動画でも同じです。(https://note.com/miyukiotsuka/n/ne825edc4d483)緊張すると思いますが…始まりの印象が本当に大切です。最初は最高の笑顔+元気な良い声で「会いたい!」と思ってもらえる自己紹介動画を撮ることが大切です。コンサルさせて頂いていると…動画を撮り始まる様子が入っている場合があります。ボタンを押しているところ、「あ、あれ映ってるかな?」とか言ったり、ふーーっと息を吐いて緊張をほぐそうとしていたり、いろいろです。これらは人間味は伝わりますが残念ながら好印象にはなりません。絶対にこの企業へ行きたい!入りたい!と思うなら、この気を抜いている部分は編集してカットすることをオススメします。

3分の自己紹介・自己PR動画、最初の印象を決めるのはスタート約7秒です。3秒でアナタを認識し7秒経過したら印象が決定します。そして最初の印象は最後まで(たいてい)変わりません。であるならば最初の10秒全力で頑張りませんか? 恥ずかしいとか、やりたくないとかでなく、希望の会社に入社して楽しく働いている自分をイメージして、最高の笑顔で相手と挨拶している自分自身になってみましょう。

【最後に・完璧を捨てる】

ここまでも読んで下さり、ありがとうございます。まだ聞こえますよ~(笑) 「人前で話すの苦手、上手じゃない」「動画は苦手だしイヤだな」など等…

伝え方は、いつもの延長線上

【質問です】人前で何回話したことがありますか?人前で話す、と言うと見ている人は1人と前述したのに、なぜか100人くらいをイメージしませんか?1人と話すのと、100人、1000人で話すのは全く別です。「特異性の原則」で一人へ話すのと100人へ話すのは似ているようで、やるべきことが全く違います。動画を見ている人が1人なら、普段友達や家族と話しているのと同じ、それがベースになります。人前といっても急に1000人じゃないのでご安心ください。

失敗を怖がらない+完璧を捨てよう

いつも話している延長線上に動画や面接があることを認識した上でお伝えします。苦手だから出来ない、上手くない、は失敗した時の言い訳です。え、事実だけど…という声が聞こえそうですね(笑) 今まで何度人前で話していますか?私は年間300回くらい講演・プレゼン・研修・講義などをこなしています。1対1(少人数)を入れれば、もっと多くなります。自分へ期待しすぎると気負って失敗することがあります。【その時の最善を尽くす!】失敗したら次は同じ失敗をしない等、自分と約束すると気持ちが楽になります。 苦手だから、上手くないから、と言う方は、その言葉を言うたびに自分で自分にそう言い聞かせて暗示をかけていることを認識して下さい。自分で自分の首を絞めているのです。緊張してるんです、と言うたびに緊張度は上がります。それを認識して言葉選びをすることをオススメします~

失敗を繰り返して上手くなります。生まれた時は皆歩けなかった、何度も転んで歩ける。自転車に乗れなくてに親御さんに後ろから押さえて走ってもらって自転車に乗れるようになる。人前で話すのも同じです。練習して失敗して上手くなっていく。だから弊社のメンバーが転び続ける方々の伴走をして上手く走れるようになるまでお付き合いするのです。

伝える、話すのは歩く、自転車に乗ると同じで1度身につけると一生忘れません。一緒に大変な時期を乗り越えていきましょう!

ご質問がある方は気軽にご連絡下さい。成長したいアナタを応援しています。

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