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プチマクロビアンが薬剤師をしながら考えること その9 血圧

プチマクロビアンが薬剤師をしながら考えること その7 血圧

認知症健康サポーター。プチマクロビアン。
現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って7年目になりました。

30年ほど前にマクロビオティックの世界に出会いその考え方を中心とした生活をしています。

7年間の修行を経て、仕事は薬剤師を選んで生きてきています。

調剤薬局での仕事は、マクロビオティックとは程遠い世界。
扱うものは『薬』

わたしはそれを、マクロビオティックの基本である、
身土不二、一物全体、陰陽調和
の3つの東洋の伝統的な考えに当てはめて考えています。

気温が上がってくると、血管も広がって血圧が下がる方が増えてきます。

この時期は、血圧のお薬を減らすチャンス!なのです。

血圧が下がりすぎて、めまいのようにフラフラしてしまう方も少なくありません。

血圧のお薬を複数飲んでいらしゃる方は、夜飲んでいる薬を飲まずに様子を見るようにしたり、
一種類しか飲んでいない方は、量を半分にしたりと、様々ですが、
患者さまは、お薬が減ると、一様に嬉しそうな表情になります。

お薬の量が少ないものは、殆どが、錠剤の大きさが小さくなるので、
錠剤の大きさが変わったことを確認していただいて、飲む量は一錠で変更がないことを確認します。

お薬の量が変わった時には、患者さまご自身が、血圧であれば、
その後数値が低くなったから、お薬が少なくなったり、
変更になったことをキチンとご理解しているかどうかの、確認もさせていただきます。

お薬を飲んでの治療をする以上、それがなんの病気であれ、
患者さまご自身がキチンと自分の心身と向き合ってこそ、
お薬の効果を発揮します。

お薬の効果を最大限に活かして、お薬による不快感をより少なくしていくには、
こちらがいくら説明しても、その方自身の病気への向き合い方一つで、
結果が変わってきてしまいます。

お薬の効果が最大限に発揮できるような環境作りに役立つことを、
お話ししていきたいといつも思っています。

血圧も下がって、お薬の量が減った方には、まずはこれを血圧の上がりやすい冬場にも保てるように、
お話し出来ればと思っています。

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