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英語育児と英語レッスンのジレンマと失敗しない英語教室の選び方

英語育児って言葉最近、珍しいものではなくなってきましたよね。

英語レッスンと英語育児って何が違うのって思いませんか?

そこには大きな違いがあります!!

その違いを認識している講師だからこそそこには大きな悩みやジレンマがあって、それは英語教育を真剣に考えるお母さん方も同じように抱えていること少なくありません。

この英語育児と英語レッスンのジレンマについて、こども英語教育の講師の私、みゆきせんせいが吐き出していきたいと思います。(個人的なストレスをかきます笑)

まず、英語レッスンとは。

これは説明しなくてお分かりの通り、週に1、2回英会話教室に通う「習い事」それが英語レッスンです。

そう・・・英語レッスンはただの「習い事」のひとつで、偶然いい先生にあたり、偶然こどもにとって楽しめる環境が重なりラッキーだったら子供の英語力もつく。という運試しが強い要素が多いのが英語レッスン。

では、英語育児とは?

英語育児とは、文字通り家庭で育児をするときに英語を使いながら過ごす。主にお母さんやお父さんが英語を子供に触れさせていく、学ばせていく。

というのが基本的なスタンスです。

しかし、英語に対して「話せるようにしてほしい」「話せるようになるもの」という意識がここ数年でかなり保護者の期待値があがったことで、英語レッスンに求めるハードルはぐんぐん…ぐんぐん!!あがっています。

それもあり、もちろん、日本の英会話教室もぐんぐんカリキュラムを見直して、「こどもが話せる英語レッスン」を掲げて、レベルアップもなされてきています。

成果を出している教室・スクールも増えてきました。

しかし、、

英語レッスンの大きな壁というものが存在するのをご存知でしょうか?

それは英語レッスンの回数の壁とも言えるんです。

英語育児は、毎日24時間英語に触れさせるチャンスがあるので、回数で数えたらすごい数です。

でも、英語レッスンは、教室にきてもらう週一回の先生に会うときにしか英語の時間を過ごすことができません。

実は、英語が上達するための理論のひとつにも、「英語を言う回数、聞く回数」というものが関わってきます。

結果が出ない(英語が自発的に話せるようにならない)生徒はたいてい、宿題をしない、親も家では英語に関しては放置、無関心なことがほとんどなので、結果が出るのに時間がかかります。

その結果・・・

「英語レッスンが悪い」「先生の指導力」

と言われてしまうのです。(愚痴?笑)

それは、これまでなぜ英語を勉強しているのに日本人は英語を話せないかにも繋がっていますよね。

回数。全然足りてないんです。外国語の子供向けのアニメやニュースを民間放送でも普通に放送される日はいつなんでしょうね。(余談ですが)

話は戻りますが、英語レッスンに比べると英語育児は、やり方さえ間違えなければバイリンガルに育てあげられる確率は格段に上です。

ただ、現状、子供の管理能力、英語育児への情報収集能力の極めて高いお母さんお父さんしか成功していないのが現実だと思います。

英語育児単体でバイリンガルを育てるのは簡単という記事も多く見ますがそれは親の能力にすごく左右されるのを実感しています。

英語育児を自力で遂行していける自信がない人は、英語レッスンを選べばいいだけなのですが、当たり外れは避けられません。

なので、最後に英語レッスンを選ぶ際の、現役英語講師から本気のアドバイスをしておきますね♪

① 子供本人が楽しいと言っているか

② フォニックスを教えながら読み書きを教えているか(ひたすら何度も書かせて覚えさせるところがまだあるようです)

③ レッスンの進行は、先生が一方的に話す流れになっていないか

④ 先生の言うことを聞かないこどもを叱る度合がいきすぎていないか

この4つをクリアしていれば、そこは失敗する可能性は低くなります。

ただ、忘れてはいけないのは英語教室は、自分の子どもに特化してくれる教室ではないということです。

英語レッスンに通わせてるからと安心しきって、親は何もしないのではなく、「今、教室でこういうことをしてるから親も一緒に英語で言ってみよう、関連した英語絵本や動画を探してみよう。」

英語育児の要素を合わせることで、こどもが英語に興味を持つ効果は何倍にもなり、結果学習効果も目に見えてきます!

私のもつとても優秀な生徒の親は、必ずと言っていいほど宿題を手伝い、英語に関心をもってくれています。

英語育児も英語レッスンも親次第です!

こどもの管理能力に自信がないなら、英語レッスンをベースに英語育児をかじればいいだけ。

こどもの管理能力にそこそこ自信があれば、英語育児にチャレンジしてバイリンガルキッズを育てあげればいいのです♪







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