語学オタクのアラ還主婦のお片付け騒動記8

こんにちは、Gerryです。
登録していた全国通訳案内士の住所変更を行ってきました。スタッフの方がとても丁寧に対応してくださいまして、新しい証明書をいただきました。まぁ、ペーパーガイドであることには変わらないのですけどね。

さてさて、ようやく家から段ボール箱がなくなりつつあります。引っ越し業者に引き取ってもらった後にもまだ数箱が残っていますが、なんとか早く無くそうと奮闘しております。

エアコンのお引っ越し♫

ギョウザの街の家で使っていたエアコンをこちらに持ってきました。まだまだ使えそうなので処分するのはもったいないしね。これから私の部屋になる和室（畳に砂壁という昭和レトロな部屋です）につけてもらうことになりました。

この部屋には先客がいました。今ではお目にかかることがない家具調の茶色いエアコン。昭和50年代のエアコンって茶色いものが多かった気がします。「家具調」って言葉ももはや使われませんね。家具調コタツなんてのもありましたが、そもそもコタツは家具ではないのか。あ、電化製品か。どうでもいいけど。

この古いエアコンを取っ払って新しい物と交換するだけなので、１日で工事は完了するだろうと思っていたのですが・・・・・。

廊下の天井にヒビ！！

古いエアコンを取り付けた当時はOKだった配線が、今ではNGだそうで。家電量販店に行ってみると専用回路が必要ですって表記されていますね。なので、配線工事からやらなきゃならないことが判明。工事に来てくれたお兄さんは、天井裏にまで入って配線をどうするか考えてくれました。何やらたいそうな工事になりそう。

汗だくになり手を真っ黒にして作業をしてくれたお兄さん、屋根裏で作業中に天井板に乗っかってしまい、廊下の天井にヒビが入ってしまったらしい・・・、と正直に申し出てくれました。うん、たしかにヒビが入ってる。雨漏りなんかはしなさそうだけれど、これは直してもらわないとなぁ。

砂壁に手形！？

帰宅したダンナにその話をし、確認したところ、ヒビの他に手形も発見！どうやら工事のお兄さんのものらしい。砂壁に大きな黒い手形が・・・・。なんかホラーみたいだよ。

天井のヒビの件と合わせて電気工事の会社に連絡。天井の件については早速建築会社に連絡を取ってもらい、大工さんが下見に来てくれました。「これは一枚板の天井なので、全部そっくりとりかえさせていただきます」ですって！！天井裏からちょこちょこっと修理するかと思いきや、全部とりかえ？？？？？費用は向こう持ちだけれど、なんだか大掛かりなことになってきたぞ・・・。

その後で電気工事の会社の人が例のお兄さんと一緒に、手形を見せてほしいとやってきました。

そこで２人が取り出したのがウエットティッシュ。これで汚れを拭き取ろうってのね。脚立に乗っかりウエットティッシュで汚れを拭き取り始めたお兄さん。それ、アルコールとか入ってないやつ？そんなもので拭いて大丈夫なのか？？相手はクロスじゃなくて砂壁ぞ、と一抹の不安がよぎりましたが、やる気満々のお二人を見て黙っていることにしました。

なんとかウエットティッシュで汚れを吸い取ることには成功したようで、パッと見黒いものは見当たりません。ただ、３カ所に濡れたような跡が残ってます。ますますホラーな感じ。
「これ、乾かないとダメっすかね？」
「湿度が高いからなかなか乾かないかもね」
「どうします？」
「どうしようか」
「・・・・・・」
「ドライヤー使います？」とGerry。
「すみません、お借りします」

しばらくドライヤーの風を当てて乾燥を試みたものの、濡れたような跡は消えません。その後しばらく粘ってみたものの、跡が消える様子は全くなく。

黒い手形がシミに変わっただけで、壁が汚れてしまった問題は解決することなくその日の作業はおしまいということになりました。

後日担当の人から連絡があり、壁を塗り直すということでよろしいでしょうかと提案がありました。ただエアコンを取り付けるだけだったのが、天井の板交換・壁の塗り直しとたいそうなことになってしまいました。もちろんすべて費用は電気工事会社持ちです。お菓子まで頂いてしまいました。作業に来てくれたお兄さん、怒られてないといいんだけど・・・。始末書とか書かされてるのかなぁ。こんな古臭い家に工事に来てしまったばっかりに、えらい目に遭わされてしまいましたね。なんだか申し訳ないです。

ということでこれから天井と壁を直す作業が始まります。これが終わったらようやく引っ越しが終わるって感じですかね。お盆休みが終わったら早速直していただきましょう。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

これからは私の実家のお片付けが始まります。もう少し暑さがひいてきたら手をつけようかと。そこにはダンナの実家の魔窟に勝るとも劣らないラスボス的な「蔵」があるんです。一体何が収納されておるのやら・・・・・。

怖い・・・・・。