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「一緒にやったらできたね」


お店でごはんを食べてたら、
6〜7歳くらいの姉妹とお母さんが斜め前の席に来た。
テーブルは2人用の小さなテーブルで、隣のテーブルとくっつけたら3人で食べられる。

お母さんが注文に行ってるあいだ、
お姉ちゃんが隣のテーブルを運ぼうと引っ張った。
でもちょっとずつしか動かない。
そこに妹が参戦。
2人でテーブルを引っ張って、くっつけることができた。
できた瞬間、妹が「一緒にやったらできたね」と言って、2人は笑顔で顔を見合わせた。

この光景があまりに愛おしくて、
嬉しかった。
そしてハッとさせられた。

「ぜんぶ1人でやんなきゃ。」ってなんにでも思ってて、頼ることに罪悪感を感じることがある。

でもフッと肩の力を抜いて、周りを見渡してみる。
そうしたら仲間がいて、チームがいる。

“ 自立とは多くの人に依存することである。”
生きる技法/ 安富歩 著

この命題を少しずつ体感できている気がする。