宮崎県政ウォッチ

宮崎県政についてウォッチしています。現在は宮崎1区民です。 基本は見てるだけです。

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最近の記事

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宮崎県を「農業県」にはしたくない、という話。

宮崎に生まれ育ったものとして、宮崎が発展しない理由というか、むしろものすごい勢いで衰退しているのがなんとも我慢がならないレベルになっていて、その理由を少しずつでも言語化し明確にしていきたいなと言うのがこのNoteを始めた理由でもあります。 できるだけ毎日少しずつでもそれを Note に記録していこうと思っているわけですが、定期的にNoteにアクセスすると農業関連をテーマに書いていらっしゃる方もたくさんいらっしゃって、おすすめ記事にそういったものが上がってくることがあります。

    • 今年も「本当の若い労働者の味方でもない人たち」によるメーデーの集会があったみたいですね、という話。

      最近このNoteでは宮崎県内最大の政治的圧力団体のJA関連の「極めて労働生産性の低い事業(農業)」への無秩序な利益誘導に対して批判的な記事ばかり書いてしまっていますが、それなりに自民党も支持していますし、別に「アンチ自民党」というわけではない、と自分では思っています。 「アンチ公明党」ではありますが。 それ以上に対抗する田舎左派陣営のイデオロギー臭の強烈さや、経済音痴ぶりがひどすぎて全く支持できない、と思っています。 さて、5月1日はメーデーで今年も宮崎県中央メーデーが

      • 自民党の武井俊輔衆議院議員が乗った車が宮崎県日南市の国道220号で制限速度を大幅に超えて走行した疑いで記者会見

        自民党の武井俊輔衆議院議員が乗った車が宮崎県日南市の国道220号で制限速度を大幅に超えて走行した疑いがもたれていることを受けて、武井氏本人が2日午後、記者会見を開いたそうです。 論評に値しないので、記事と Twitter のリンクのコピペだけにしときますw

        • 宮崎県が経済変動・伝染病等対策資金 貸付限度額を1000万円に引き上げ。農業だけにこういう制度を設けるのはどうなのか、という話。

          UMKで以下のようなニュースが流れていました。 最近、このNoteは農業に対しての批判ばかりしているような感じになってきていますが、何度も言いますが、農業という産業が嫌いなわけでもなく、必要不可欠な産業であることは疑いはないです。 それでも、宮崎県独自で農業だけに設定しているこの制度もなんだかな、と思います。 同じ日に宮崎財務事務所が県内の経済情勢は緩やかに回復していると判断を据え置いた、というニュースも流れていますが、伝染病による行動制限が完全に解除されてからおよそ1

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        宮崎県を「農業県」にはしたくない、という話。

        • 今年も「本当の若い労働者の味方でもない人たち」によるメーデーの集会があったみたいですね、という話。

        • 自民党の武井俊輔衆議院議員が乗った車が宮崎県日南市の国道220号で制限速度を大幅に超えて走行した疑いで記者会見

        • 宮崎県が経済変動・伝染病等対策資金 貸付限度額を1000万円に引き上げ。農業だけにこういう制度を設けるのはどうなのか、という話。

          JA島根の組合員一人あたりの販売額を計算したら、宮崎どころじゃなくひどかった、という話。

          先日、JA宮崎の一人あたりの販売額を計算して、他国の一人あたりのGDPと比較することで、生産性が低すぎるのではないか、という記事を書きました。 これを計算するに当たり、4月に発足したJA宮崎の「販売額」は全国で最大規模ではあるのに、組合員数は最大ではないというようなことがニュースで出ていました。ということは他にこれ以上に「一人あたりの販売額」が低いJAがあるんだな、と思いました。 そして、次の瞬間 「島根だろうな」とも思ったわけですw そこで、JA島根のホームページで総

          JA島根の組合員一人あたりの販売額を計算したら、宮崎どころじゃなくひどかった、という話。

          農業の担い手確保のため、新規就農者のためのハウス団地が西都市に整備。あまり良い事業とは評価しにくいな、という話。

          宮崎県の地元民放テレビ局で、宮崎県西都市に新規就農者のためのハウス団地が整備された、というニュースが流れていました。 NHK宮崎のニュースを確認してみましたが、このニュースは取り上げられていませんでした。 なんというか、宮崎の民放テレビ局は、ほとんどJA宮崎を礼賛するための広報みたいな感じでさえあります。 この4月に入ってから県域JAの発足に際して、個人的には以下のような記事を書きました。 県域JA誕生。農業の生産性の低さについては、聖域にせず議論すべきなんじゃないか

          農業の担い手確保のため、新規就農者のためのハウス団地が西都市に整備。あまり良い事業とは評価しにくいな、という話。

          宮崎県の強み が「食」「自然」「スポーツ」ってそんなわけ無いだろ、と思う件。

          河野俊嗣宮崎県知事が、新人職員に講話を行ったそうです。 現職の県知事がこんなこと言ってるんですね。びっくりします。 食べ物なんて世界中どこにでもありますし、そもそも「自然」が「県の強み」ってどういうことなんですか?県庁職員は私などより優秀ですから意味が理解できるんですかね。 他県の人にきいて、宮崎の強みで「スポーツ」って答える人なんてほとんどいないと思いますけどね。 あとの2つは何なんでしょう。たぶん、あまりにひどい内容だったからNHKもカットしたんでしょうw あな

          宮崎県の強み が「食」「自然」「スポーツ」ってそんなわけ無いだろ、と思う件。

          初の選挙戦となった自民党宮崎県連会長選挙 衆議院議員の江藤拓氏が当選

          自民党宮崎県連の会長選挙は、18日、開票が行われ、衆議院議員の江藤拓氏が当選したそうです。 中野議員については やっぱり今の宮崎県議会は法治国家での適切な法律の運用すらできない田舎議会でしかないんだな、という話。 でも書きましたが、県知事の外出隠しの際などにも、議長として大事な状況で適切な対応も取れない人物だ、というふうに個人的には評価していました。 えびのの農家出身の県議会議員が労働生産性の低い農業ばかりに利益誘導を主張するような政治であれば、これから先も宮崎県の衰退は

          初の選挙戦となった自民党宮崎県連会長選挙 衆議院議員の江藤拓氏が当選

          「JA宮崎組合員一人あたりの生産額」を各国の「一人当たりのGDP」と比較してみたら、むしろ発展途上国だった件。

          先日、 県域JA誕生。農業の生産性の低さについては、聖域にせず議論すべきなんじゃないかな、と思う件。|宮崎県政ウォッチ (note.com) という記事を書いたのですが、もう少し定量的に比較してみようということで、JA宮崎の総販売額を組合員数で割った値、 「JA宮崎の組合員一人あたりの生産額」 と他の国の 「国民一人あたりの国民総生産」 を比較してみることにしました。参考にしたのは、以下のサイトなどのデータです。 学術論文であればこういう雑で乱暴なデータ比較は査

          「JA宮崎組合員一人あたりの生産額」を各国の「一人当たりのGDP」と比較してみたら、むしろ発展途上国だった件。

          朗報!今年のリョーユーパンの九州フェアには宮崎も入ってるぞ!!

          昨年2023年4月 リョーユーパンの「九州フェア」が開催されました。しかし、九州7県のうち、宮崎の食材だけが入っておらず、宮崎県民にとって衝撃を持って迎えられました。 以下が、その時のCMです。 私も宮崎県民の一人として悔しくて眠れない日々を過ごしました。 そのリョーユーパンがことし2024年4月にまた九州フェアをやることを聞き、恐る恐るCM動画とホームページを確認してみました。 なんと、今年は 「宮崎マンゴーホットケーキ」 が入っているではありませんか! しか

          朗報!今年のリョーユーパンの九州フェアには宮崎も入ってるぞ!!

          県域JA誕生。農業の生産性の低さについては、聖域にせず議論すべきなんじゃないかな、と思う件。

          最近、どうも記事を書くモチベーションが上がりません。今回も2週間ほど空いてしまいましたが、その間に県域JA誕生のニュースが流れていました。 個人的には、農業という産業が嫌いなわけでもなく、必要不可欠な産業であることは疑いはないのですが、それにしてもざっと出てくる数字だけ見ても、生産性が低すぎるなと思うわけです。 販売高を組合員数で割るとなんと100万円を切ってしまうわけですよ。組合員への資材供給が販売額の半分以上であるわけで、実際の所得という意味ではもっと少なくなります。

          県域JA誕生。農業の生産性の低さについては、聖域にせず議論すべきなんじゃないかな、と思う件。

          宮崎県は女性管理職の割合が全国でも最低レベル。県知事4期目でも目標さえ設定したがらない理由が「男性職員のモチベーションが下がるから」だってよ。

          宮崎県の女性管理職の割合は来月1日付けの人事異動でようやく1割に達したそうです。 もとから1割以上はいるのに、4期目13年目で初めて1割を超えたのは、あなたのリーダーシップによるドライブがないからでしょ。 これ真面目に言ってるんですか? 今どき「女が管理職になったからやる気がしねぇ」なんてことを言うやつがいたら、そいつこそ最初からやる気がない無能職員ですし、管理職になんかしちゃだめだろ。 そんな奴らを管理職にしてやる気を出させるために数値目標も掲げないなんて馬鹿げてい

          宮崎県は女性管理職の割合が全国でも最低レベル。県知事4期目でも目標さえ設定したがらない理由が「男性職員のモチベーションが下がるから」だってよ。

          増え続ける市営住宅の空き部屋。やっぱり「若年労働者」を増やすための政策を第一に掲げるべきではないのかな。

          先週のニュースですが、空き家率が増加し続ける市営住宅の一部を高校の部活動の学生寮として提供する、というニュースが流れていました。 利用可能な資産があるのであれば、それを有効利用する方法を考えるべきで、今回の取組みは良い取り組みではあろうと思いますし、宮崎市が柔軟な対応をしたことについては、評価すべき事案だろうと思います。 ただ、「この取り組みについて批判をしたいわけでない」という前提ではあるものの、やはり市営住宅は未就業の学生のために提供されるのではなく、若年労働者が自身

          増え続ける市営住宅の空き部屋。やっぱり「若年労働者」を増やすための政策を第一に掲げるべきではないのかな。

          各都道府県の大企業従業者比率の推移を簡単に確認してみた件。アベノミクスは労働生産性の高い大企業を地方から引き上げただけだったのではないか、という話。

          この Note では折に触れて、「宮崎県は大企業従業者比率が低い」、ということを言及してきたのですが、それは2016年の国勢調査の結果をもとにしたものでした。 181130kigyou2.pdf (meti.go.jp) このデータの各都道府県の「大企業従業者数」を「規模合計」を割った数字を基にしてそういうことを言ってきたわけです。 このデータが昨年の末には更新されていたのですが、ちゃんとチェックしていなかったので軽く確認してみました。 231213kigyou1.p

          各都道府県の大企業従業者比率の推移を簡単に確認してみた件。アベノミクスは労働生産性の高い大企業を地方から引き上げただけだったのではないか、という話。

          政府が「中堅企業」成長後押しへ 支援パッケージ取りまとめ。大企業がない宮崎のような地方への進出を優遇してね、という話。

          最近は、宮崎県内のニュースを見てもあまり明るい気分になるものもないので、今週全国で流れたニュースからです。 政府が「中堅企業」を定義して、支援パッケージを取りまとめるそうです。 個人的には、以前から 「分厚い中間層」の復活をめざすのに、「分厚い中堅企業」を増やすことを目指さない不思議。|宮崎県政ウォッチ (note.com) 「分厚い中間層」の再構築のためには、「分厚い中堅企業」と「分厚い中間管理者層」の再構築が必要なんじゃないのかな、という話。|宮崎県政ウォッチ (

          政府が「中堅企業」成長後押しへ 支援パッケージ取りまとめ。大企業がない宮崎のような地方への進出を優遇してね、という話。

          実質的な経営破綻の県立病院への50億円貸し付け問題。県議会は一旦否決すべきだと思う。

          今日、宮崎県内のTVメディアは揃って、県立病院への50億円の貸付問題について報じています。 この問題については、私も「運転資金」を30年無利子で貸し付けるというスキームがあまりにもモラルハザードがひどすぎるという記事も書きました。 https://note.com/miyazakipolitics/n/nebe8d87e08b2 さすがにこれは県議会も問題視したようで、河野知事からの説明を求めたようです。 そんなの当たり前だよ。50億もの金を県民から無利子で借りるのに

          実質的な経営破綻の県立病院への50億円貸し付け問題。県議会は一旦否決すべきだと思う。