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忙しさのあまり、学校業のやりがいを見失っている50代

学校業は1~3月は本当に早く経過していきます
一月往ぬる二月逃げる三月去る(一月は行く、二月は逃げる、三月は去る)
1月はお正月など行事が多く、2月は短いし、3月は年度末だしと
まるで学校業のための慣用句のようにも思います

学年末は試験や単位認定、単位を落としそうな生徒へのフォロー
進級するかしないか?転校を希望する生徒
学費や教材費の請求からの、入金処理や未払いへの対応
3月は新年度準備で教科書が届いたり、オリエンテーションしたり
やること限りない3か月です
1月に新年が始まったはずなんですが、
4月からまた新しい1年が始まるようで
この3か月間はロスタイムなのか?ボーナストラックなのか?
非常に解釈が難しい3か月です
学校業に限った特異性のようにも感じます

異動もありますが、生徒募集でも大切なイベントが控えています
1年でやることの全てがこの3か月に詰まっていますね
当然、卒業式と入学式の準備はセットで行われます
卒業式の感動なんて、もう20年前に忘れてしまいました・・・
今はただただ、タスクの1つとして向き合っています

私が周囲から学校業にいてはいけない人と言われていますが
生徒からすると節目でもあり転換点でもある学校での出来事に
どうしても生徒目線にはなれない性格のようです
進路が決まった!卒業ライブでみんなが1つになった!これが集大成!!
などなど、生徒からは心躍るメッセージを沢山いただきますが
どうしても、そこに乗ることができません

感動がなくなってしまっては、老化の始まりのようです
50代でやるべきことがまとまった各書籍には、
感動することは必ず記載されています
いつのまにか、学校での感動は置き忘れてきたようです

バスケの試合をテレビ観戦しているなら、泣きながら見ているのですから
感動できない訳ではないのだと思います
生徒との時間をもう少し大切にすべきなんだと思います、反省・・・


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