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【防災】身障者なりの備え

こんばんは、ミヤサキです。
元日に発生した能登半島地震によりお亡くなりになった方々へお悔やみ申し上げるとともに、被災されたみなさまの安全・安心と地域の復興をお祈り申し上げます。

石川に加え、新潟、富山、福井へもわずかばかりですが支援を続けていけたらと思っております。

元日は親族と過ごしていたので安心感がありましたが、身体障害を持つ私にとって「いま災害や事件事故が発生した場合、どうするか」は常に頭の片隅にあります。
正直なところ、何かあっても放っておいてもらいたいと思っていました。
どうせならあっさりぽっくり一瞬で、が楽なんだけどな、とも。
積極的に助けを求めることはこれまでも、そしてこれからもありません。

ただ、障害とともに生きていくうちに考えも少しずつ変わっていきます。放っておいてほしいというのはエゴでもあり、この社会において難しいことも理解してきました。だったらせめて、自室にいる間は自分の面倒くらいみられるようにしたい。

ミヤサキは集合住宅の低層階に住んでいて、階段を使うのは難しい状態です。杖があれば車椅子がなくても少し動くことができます。自室の中ではつたい歩き。室内で身動きがとれるくらいの災害であれば、1〜2週間孤立しても過ごせるような備えの準備を進めています。

簡易トイレ
常備している災害グッズは組み立て式トイレです。トイレに袋をセットするタイプもあるけれど、そこまで辿り着かなかったり、壊れたりしていたときのために組み立て式を用意しています。
最悪、キッチンで使っているBOSの消臭生ゴミ用の袋が使えそう。生ゴミにもオムツにもペットの排泄物にも、信頼の消臭力・BOS。

体拭きシート
実は、コロナのワクチン接種の際に購入したもの(使わなかったけど)。
普段掃除に使っているウェットティッシュでも良さそうな気がしましたが、アルコールタイプだったため肌が負けそうだし、介護用品という安心感で選びました。

水のいらないシャンプー
これまでに結構、いろいろ試しました。腕が上がりにくいため、中身を行き渡らせるのに時間のかかる粉タイプは少し苦手。水分のあるスプレータイプの方が楽です。次に試してみようと思っているのはヴェレダのドライシャンプー。


頭の痛い問題です。ペットボトルは開けにくく、1Lを超えると運ぶのが難しく、さらにいうと処分が面倒くさい。
冷凍庫にコンビニで売っているような氷のパックを常備していますが、すぐになくなります。湯船に溜めるほかは、ウォーターサーバー的なものをローリングストックするか‥と、まだ考え中です。下のようなおしゃれなものに惹かれますが、ガラスは重く手入れしにくいんですよね。

ソーラーチャージャー
死活問題なのが電力。モバイルバッテリーのほか、太陽光から充電するソーラーチャージャーを購入しています。持っているだけなので、近いうちに試しておこうと思います。

歯磨き
普段は使わないのですが、定期的にマウスウォッシュを入れ替えています。最近は個包装のものもあって便利ですよね。もう一つ、常備しておこうと思っているのが歯磨きシート。液体でないのでさっぱりしそうです。

防災リュック
以前は、災害時に使えそうなアイテムを詰めた防災リュックを常備していましたが、今の私はとてもとてもリュックを担いで逃げられる状態ではありません。便利なのはよく分かっていますが、非常時には残念ながら持っていける確率が低そうです。
そこで、バランスを崩したり転んだりしたとしても体から離れにくいボディバッグに身分証明書など必要最低限のものを入れています。防水だとなお安心ですよね。



足りていないところはまだまだたくさんありそうですが、今のところの備えはこのような形です。
今回の地震による復興が1日も早く始まり、どうか当面はそこだけへの支援に留まりますように。

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