鬱と仕事
軽度のうつ病と診断されて2週間が経つ。ご飯も食べれるし仕事もできる。日によって自殺念慮に駆られるが、それは誰にでもあるだろ思って過ごしている。
仕事は思い詰めないようにほどほどの温度感でこなし、余裕がなくなりそうになったら東京駅やアメ横、渋谷の雑踏なんかを思い出している。そうすると自分以外にも人間が懸命に生きている感覚で気持ちが落ち着くのだ。
この記事を読んでいる社会人読者の中には、退勤するのが気まずいなんて瞬間はないだろうか。
私もその1人だったのだが、うつとなってからは気にせず帰るようにしている(この時点でうつは治ってるのか??)。
つまりはうつ病を免罪符に退勤している訳だが、精神衛生的には罪悪感がないのだ。これは私が生きる上での防衛本能のような部分を感じる。
すみません、私は病気がございますから。無理をしない程度に働かさせていただきます。と伏目がちに退勤する。これが楽で良い。
元気だった頃は仕事が落ち着いても無駄な残業をして様子を窺っていたが、今はそそくさと帰るようにしている(残業しなくてはいけないときは働くが)。
社会を生きれるような図太さを持たぬ私にとって、うつ病とは一生付き合わなければいけない課題のようなものであると同時に、そんな私が社会を生きやすくするためのステータスのような気もする。
こうして書くとファッションうつ病のように読み取れるが、軽度でも酷い時は嗚咽、不眠、自傷行為なんかが症状として現れる(症状は今のところサプリで抑えてる)。
うつとの向き合い方は人それぞれだと思うが、これが私がうつと対峙したときの共存方法なのだ。
このまま悪化しないことを祈ろう。
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