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陰謀論に染まった母にワクチン接種を報告しました

こちらは2022年2月にツイートした内容を加筆・修正したものです。これまでの経緯をご存知ない方は、以下の記事をご覧下さい。

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昨年の年末(2021年12月)にあった母との話し合いを記事にしようと思ったのですが、かなり気落ちしていて、またこれまでの記事とほぼ同じ内容になってしまうこともあり、ツイートするだけに留めようと思います。

年末の話し合いでは、「息子である私がワクチン接種したことを報告」し、熱などの副作用はあったが「母の言う磁石がくっついたり5Gと接続することがなかった」ことを話して、ワクチンを接種するよう促すのが目的でした。

しかし、予想通り私の話は全く聞いてもらえず、接種した事実を非難され、「お前は必ず数年後に死ぬんだ」と言われました。そして、接種した私が生まれたばかりの子(母にとっては孫)と一緒に生活していることで、「お前から暴露(?)してあの子も死んでしまう。なんてことをしたんだ!」と罵倒されました。



ここで私は、母に対して最大限の怒りを覚え、ぶちまけてしまいました。


もちろん、これまでの人生で母に対して不満に思ったり、ケンカになったりしましたが、それは私の幼さからくるものであり、母から受けた愛のある教育であったことを、今の私は十分理解しています。

でも、今回は明らかに違います。

ワクチンを接種せずにふらふら出歩き、その生活を省みずに孫と接触しよう
とする母は、私にとって最大の危険人物です。さすがに我慢できませんでした。

また、母との会話で、ワクチンの危険性を主張する割には、(母の言い分では)数年後死んでしまう私や孫の残された時間をあっさり諦めて、それよりも自説を大事にする様子がありありと見えて、本当に悲しくなりました。



これはとてもさみしかった。


私がワクチン接種をして何もなかった事実が、母の目を覚ますきっかけになるだろうと少し期待していた分、かなり落ち込みました。勉強を教えてくれた母は素養・教養のある人間だと思っていましたが、今回の件で私が思い描いていた母の姿は完全に打ち崩されました。

この話し合いが終わってから、母とは会ってないし、連絡も取ってないです。私はもうやれるだけの手を尽くしたと思っていて、こちらから積極的に連絡をとるつもりもありません。

一縷の望みを持って、行政に相談しましたが、「あくまで接種をお願いすることしかできない」、「精神的な病気を持っていたとしても、本人の意思がなければ援助できない」と言われてしまいました。
これを聞いて残念に感じましたが、行政の立場で考えれば妥当であるとも理解してます。

したがって、母の主張する「私が死ぬ数年後」までは、絶縁状態になると思います。

ほぼ諦めてはいるんですが、諦めきれないのは、その”数年”は決して短くないのです。

母はそれなりに高齢で、残りの人生を考えると、そのうちの数年は、とてつもなく大きい。仮にそれが5年だったとしたら、子はとうに幼稚園に通う年齢です。

おそらく、私の子は母(祖母)の存在が認識できない、もしくは認識まで時間がかかってしまう。
これは、母にとって、とてつもなく寂しく感じる出来事になることは想像に難くないです。
なんとかしてやりたいのですが、現時点では万策尽きてしまっています。

今後は、じりじりと大切な時間を失いながら、模索していくことになると思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
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以上が以前ツイートした内容です。実はあれから色々あり、母と会う機会がありました。これはまた別に記事を書こうと思っています。

ところで、私の家族に災いをもたらした、いわゆる陰謀論ですが、現在はロシアによるウクライナ侵攻が一番の関心事のようです。
「陰謀論」というだけあって、とにかく事実とは逆の主張をしており、陰謀論界隈では、ロシアが正義であり、ウクライナが悪であると、コロナワクチンと同様にデマを流しています。

残念ながら、母もロシアによるウクライナ侵攻を支持してしまっており、本当に心が痛いです。

1日でも早くロシアが撤退し、ウクライナに平和が戻ることを願っております。