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マイナマインド『Dancing in the Street』at duo MUSIC EXCHANGE

昨年の生誕LIVEで発表された一年後の生誕LIVE、マイナマインド史上最もおおきな箱となるduo MUSIC EXCHANGEでのワンマン。
マイナマインドをミュージシャンとして一目置いてるオーナーさんからのプレゼントであり、一年かけてここを埋められるほど成長を見せてね、っていうそんな位置付けのLIVE。

一気に3倍、いや4倍?のキャパとなるそんなこと言うてた気がします。
そんな箱を埋められるのか?どーしていくのが正解なのか?を模索しながら年明けで間も無くにチケット発売となり現実的な焦りなのか兎に角埋めたい成功させたいて気持ちが前に出るよーになってた時期もあったりしたけど、本番まで残り2ヶ月切る頃には埋めたい!て欲よりもその日を自分の大好きな人たちとどーやって最高に楽しむのか?に重きを置くようになる所が結局マイナちゃんらしいなぁそゆとこがええんよなぁーって。

結果、この一年を通じての出会いとこれまでの出会いでマイナちゃんのもとに集まった人達と、彼女の培ってきた経験値との掛け合わせによって作り上げられたエンターテイメントショーは良い意味でこれまで彼女が体現してきたモノと大きくかけ離れたものではないんだけど、やりたい事を今の自分と今いる仲間とならこれだけのことができる!っていうスケールがより大きくなったパッケージを届けてくれた事が素晴らしくって。

マイナマインドが魅せてくれるLIVEってこういうモノなんだっていうフォーマットはほぼほぼ完成の域まできてると思うし(曲によってこうと決まった振り付けがなくその時の気持ちで踊る、止めたい時は止めてやりたい事をやるという意味でのフォーマット笑)今の時点でこの規模で観られるLIVEの中ではダントツでどこにも負けないエンタメを魅せてくれてると思う。
なので、うわぁこーきたかぁ〜っていう意味の驚きって僕個人実はあんまり無くて、それでも毎回の如く最高を超えてくるのはその見せるスケール感だったりどれだけ来てる人たちと同じテンションで、下手したら自分がここにいる誰よりも1番楽しんでるで!って言うてるかのようなパフォーマンス、これがあるから中毒性がエグいんよっていうね。

今回のduoは最大でステージ上には11名(や、12名か)の演者がいるという大所帯なLIVEやったけど、出だしはまなびーさんとマイナちゃんというここ最近のベーシック布陣から始まり、気心の知れたダンサーのお二人が加わった初期にはお馴染みだった布陣、そこにマイナちゃんのミュージシャンシップに惚れ込んだトランペッターのヒロさんを交えた布陣、ダンサー抜きでまなびーさんヒロさんマイナちゃんの布陣、手練れのベースとキーボードが加わったバンド編成布陣、そこにダンサーを加えたマイナマインドファミリーフル導入布陣、最後にはスペシャルゲスト”MOS”さんを加えたラッパ系5本でのMIND STONEでの大団円。
生の管楽器隊でこの曲をやりたい、を早くも実現してしまった。
でもこれは夢ではなくてスタンダードにこれからしていくための始まり。
そこまでのストーリーを見せるかのような、そんな演出に思えたんよね。
ワンマンやからと変に凝った事をやろうとするのではなく自然体の中で今の自分の最高な姿を最高な仲間たちと共に楽しんで魅せる、これができちゃう事が素晴らしい。

今回は初めてVJも入って視覚的演出も強化してたけどそれすら当たり前で溶け込んでるし、MOSさんはゲストという立ち位置もあり流石にスペシャル感あってそれが良かったんやけど、そこまではこれが当たり前かの如く自然に進行するLIVE。
そんなお陰でホンマに2時間弱もやってたなんて体感的に嘘やん?!てなりました(笑)

Sweetest Love AffairもダンサーRUKAさんYUKAさんが一緒なので久々に傘を使った演出だったのも胸熱。
うん、この3人が揃うLIVEも久々でアイコンタクトしながらうっきうきでパフォーマンスするマイナちゃんが観られるのんやっぱすきなんだよなーって。
1人でも出来るモンなのは重々承知なんやけどね、マイナちゃんの良さってチーム一丸で楽しんでる時の生き生きした姿も最高の魅力の一つなんよね。

鬼でもない、ではヒロさんのトランペットが心地よい音を奏でてたのでついうっとり目を閉じて聴いてて、目を開けたら知らない男性ダンサーが踊っててえっ?!となる。
や、知らん事ない、知ってる顔。
マイナちゃんの弟ともくんやん。
マインダーさんが今日始まる前外で見かけた言うてたから観に来てるんやーておもてたら出てるやんww

音の上で優雅に踊る姿は流石姉弟、途中2人顔を見合って楽しそうに踊る姿にまいなちゃんホンマに弟大好きやねんなってのも観られて良かったなー。

初期の頃に良くやってたMemoryが観られたのも俺得で。
今のマイナちゃんがやるとまた全然違う表現になるんだなーと口開けて観てた。

何より圧巻だったのがアコギを弾きながら歌うナイトクルージング。
フィッシュマンズのカヴァー。
なんだけども、もー完全にマイナちゃんのモノにして彼女の色が完全に着いててかつまたより深い色に染めてきた事に鳥肌モンのパフォーマンス。
アコースティックLIVEにてこの曲がどんどん深化してく過程を見られる贅沢が遂に本ちゃんLIVEでも観られた事がヤバい。

ごく個人的な事なんですが、7年前の誕生日に贈ったギターストラップを今マイナマインドになって使ってくれてる事がめちゃくちゃ嬉しくて、今回のduoのステージにも一緒に連れてきてくれてる事が幸せすぎる。。。

Rainbowも単独やとアコギ弾きながら歌うようになってて、間奏で踊るマイナちゃんも良いんやけど、感情をギターに乗せて伝えようとしてる姿もまた良くって。

アンコールは無しで、決められたアンコールが悪いわけじゃあないけど自分はしたくない、と前々から言うてたし前日のSRでも言うてたんで、本編終了してみんなが名前呼びながらくれる手拍子に「これがアンコールで良いよね?」なんて言っちゃったから発生したアンコールに嬉しさ爆発して全メンバー再呼び込みからの「この曲しかないよね?!」のMIND STONEのまーエモい事エモい事😁
ステージにいる皆さんがホンマに楽しそうにパフォーマンスしてる姿に会場も一体になって楽しんでる。
誰も置いてかないよっていうマイナちゃんの言葉は皆んなが楽しいこそが自分の楽しいなんだってことなんよね、そうよね。

アンコールも終わって出演者がはけてく間も上手モニタースピーカーにもたれてこの時間が終わるのんを名残惜しそうにしてる姿が印象的でした。

「また音楽で遊ぼう!」
この言葉が最も似合うアーティストマイナマインドがこれから見せてくれる未来が楽しみで仕方がない。

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