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好きを見つけるタイミング

ちょっと前にこんなことを呟いたんです。
ほんまに独り言程度に呟いたツイートに思っていたより好反応を頂いたので、ちょっとこのことについて詳しく書いてみようと思います。

アイドルでもバンドでもええんですが、何かのきっかけで好きになってうっかり沼っちゃって交友関係も広くなってくうちに、初期からを知ってる人の話を聞いて
「もっと早くから知ってたかった!」
てなる事ありますね、あります分かります。

僕もそう思って悶たりした時期もありましたが、どー転んだってその頃には戻れないわけで。
だとすれば知れた今からの時間が大事やんやし、その頃からを支えてくれてた人のお陰で今出会えたとも言えるわけで。

それよりもなによりも。
あ、あくまで僕は、な話なのをまずご了承頂いた上で。

ももいろクローバーZ、ももクロちゃんを知ったのは「Z伝説〜終わりなき革命〜」のMV、これを偶然観て得体のしれない凄みに一瞬で引き込まれたから。
かわいい、おもしろい、よりもなによりも「なんじゃこりゃ??」www
早見あかりが抜けて覚悟が決まったというか腹を括った5人の放つ気迫に当てられたのかもしれない、そんな歴史はこの時に知る由もないけど。
最初期の路上ライブをしてた頃、そのまで遡らなくても全国のヤマダ電機を回って店頭ライブをしてる姿を偶然観てたとしてもその頃の彼女たちには僕はきっと惹かれるもの無く素通りしてたと思う。

ももクロちゃんは早いうちから動画コンテンツをアーカイブとして豊富に残してるから後追いでファンになっても、あの頃から知っときたかった!は古参に話聞かなくても追体験まがいの事が出来たのですんなり感情移入も出来たし(古参からしか聞けない話もあるのであくまでどうあがいても追体験まがい)、あかりんリアタイで観てないのにテレビで共演とかなったらテンション上がるという不思議な状態にまでなるほどにドハマりしてましたね(笑)

大阪☆春夏秋冬、しゅかしゅんの場合も同じで、大阪城公園ストリートライブや天王寺の歩道橋での路上ライブの頃に見かけてもビビッとくる、には至ってなかったと思う。

アイドルを応援する要素の一つとして幼さや拙さの成長を見守る楽しさってのがあるというのは理解してるしそれを否定するつもりは微塵もないけども、僕の場合はそこで惹かれるということはまずほぼほぼありえなくて、だから路上時代のももクロやしゅかしゅんでは僕の興味の土俵には上がることすらならないし、それをその頃から知っときたかった!とは流石にならないわけで。

しゅかしゅんの場合、2015年の東京アイドルフェスティバル(TIF)で見つかってその直後の東京初ワンマン「ハチハチ」のチケットが爆発的に売れた!というタイミングの後に存在を知ってハチハチの15日後に大阪でのライブを観にいくという、もっと早く知ってれば!!に絶妙な間で出会ったわけですが(笑)
ていうか、TIFという存在もこの時まで知らなかったもんww
彼女たちの場合「すげーもん見つけてしまった!」という出会いという意味ではTIFで見つけた人達とタイミングはズレてしまったけど感覚としては同じ、ももクロの時の得体のしれない凄さとはまた違ったストレートな感覚。

ハチハチを観てる観てないで序列ができそうなほどの出来事やとは思うんですが、ここは現場のファンがそういったマウントを取ってくることが"ほぼほぼ"なかったのが良かった。
お陰で自分がしゅかしゅんを知ってから自分の熱量のままに追いかけ続けられた事で、ハチハチを観てない負い目ってのは無かったし、これから知ってくれる人に今が1番面白い楽しい最高やってなってくれる事が大事やと思えたんじゃあないかなって。
ああなんて偉そうな(笑)

好きになる、推したいって理屈じゃあないんですよね。
なんか知らんけど気になる、惹きつけられるモノがある、を見続けることでそういうことかって理解してより知りたくなって沼っていって好きから推しへと。

曲単位での好きでは推しにはならない、その曲推しまでもいかなくて大好きな曲。
自分の人生変えたほどまでその曲推しにまでなってたらその曲を歌うアーティスト推しにまでやはりなっちゃってる、は極論かも?そーいう人いてもおかしくないか、と思いつつ僕はあくまでそういう考え。
推しとは?の概念にもよるやろしね。

最近大好きになったシンフォニックメタルバンドANCIENT MYTHに関しては、ヴォーカルでありリーダーのMichalさんのツイートを見つけて音楽を届けることに対する信念、ブレない芯がカッコええなぁと思った事がきっかけというSNS時代ならではな出会い。
どれだけ言うてはることがカッコよくっても肝心の音楽がイマイチぴんと来なかったら意味ないところですが、まーとんでもなくカッコよくて!
即CD買って良いタイミングで大阪で対バンライブあったので即行って、お話しも出来ちゃって。
良い時代だ。

このバンドさんも活動暦としては15年超と長いし、オリジナルメンバーは一人もいてないてことなんですが、こうして今出会えたのも信念持って続けてくれているからこそ。
ありがたい限りです。

バンドさんは次に会えるタイミングというのがアイドルほどの数がないのが痛いやね。
やはり関東拠点にしてはると関東メインになるしね。
バンバン遠征できればまたそれも変わってくるんやけど、それこそ単推しならば気にせず行けちゃうのかもやけどねー。

そんなことを踏まえて新章 大阪☆春夏秋冬について。

これまでのアーティスト、アイドルとの出会い方とは違い、推しグループ活休に伴い動き出した新たなアイドル。
名前を継いだ全く知らない子達をデビューから観るという初めての経験。
自ら足を運んでデビューの瞬間に立ち会いにいってるんやから、まだまだ拙い子達故にスルーというわけには行かない状況(笑)

思ってた以上のパフォーマンスではあったし、楽曲も初代とは全然違う方に振ったことで別物として普通に楽しめたけど、引き続き推すのか?というと正直悩ましい。
その時の心境はここで書いてました。

この頃は初代しゅかしゅんが終わった事は事はしっかり割り切れてたし、MAINAMINDさえ推してたら幸せやったし、タイミングあったらまた来よう、新章ちゃんからの新しいファンを捕まえてくのが健全やろしね、で付かず離れずでいいやって思ってた。

そんなだったのに1年でぐっと惹き付けられる、魂のコール&レスポンスを交わすライブをやるようになってるんやから凄いな、と。
事務所には初代で培った10年のノウハウがあるとはいえ、幼い頃からダンススクールで鍛えられてきた子たちとは経験値全然違うメンバーがこれだけの熱量をぶつけてくる、心動かすパフォーマンスするほどに成長してるとは思いもせんかったよね。

ももクロを知ったときの「なんか知らんけど気になる、惹き付けられる」とも違う、初代の時の「すげーもん見つけてしまった!」とも違う、「人って短期間でこんなに変われるんだ!!」かもしれない。
それほどに今の新章ちゃんのパフォーマンス、ホンマに素晴らしいんてす。
なので、このワンマン後にはより沢山の人に届くライブをするようになってくんじゃあないかなーって。
あくまで僕の肌感覚での話ではありますが💦

推し増しなんてよーしやん、単推ししかできないとずっと言い続けてきた僕ですが、バンド、アーティスト、アイドル、ジャンル毎に一人推しがいたっていいじゃないか、とすこし柔軟にさせてくれました。

絶対的な推しの存在はブレようがないですが(きっぱり)。
僕のガチガチの考えを崩させた月姫ちゃん、たいしたもんですよ(ほんま、何を偉そうにww)

自分に改めて言い聞かせております(笑)

初代はいうて10年のキャリア、メンバー個々に関してはそれ以上の経験のある人たちだったわけやから、1周年を迎えたこの子達を比べてまだまだやな、なんて言うのは簡単なんですよね。
それこそ、アイドルが好きな人ほど今の急成長、伸び代を見ない手はないんじゃあない?って思うし熱量だったり観てくれる聴いてくれる人達への想いは負けてないと思うから、とりあえずライブで自身の目で見て体感してやってほしいなぁ。
動画だけでは伝わらない想いがきっと届くから。

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