2年目のあなたへ

今回は2年目の後輩が落ち込んでいた時のお話をします。

大きな壁に当たる

2年目になって新しい仕事を2つ与えられた後輩ちゃん。
ある日のこと、お昼までが締切の仕事と特別な入院管理が必要な担当の子のお昼処置が被ってしまいました。
もちろんどちらの仕事もまだ引き継ぎ中なので、サポートの先輩がいます。
入院管理の子の処置が始まった時、Aの仕事をやめて入院管理に参加しようとしますが、先輩から「Aの仕事してね」と言われます。
入院管理の子もそうですが、Aの仕事も動物の命に関わる大切な仕事だったからです。

泣きっ面に蜂っていうよね

そんな時に、薬の注文の電話でミス(解決しましたが)があり私から注意も受けてしまいます。
ミスって何故か続くんですよね…。

仕事終わりに疲れ果ててしょんぼりしている後輩ちゃんを見かけました。

あなたは必要とされている

後輩ちゃんはどの仕事もちゃんとできなくて自信をなくしていました。
自分には責任が重すぎる仕事だったんじゃないか、
迷惑をかけるなんてやっぱりできないんじゃないか、と。

ここで私は後輩ちゃんに自分の昔話をしました。
2年目の私は在庫の仕事はありつつもツナギとしての在庫係だったこと。
本当は何か教室をやりたくて興味があることを伝えても誰からもお声がかからなかったこと。
3年目まで自分だけの仕事がなくて本当に辛かったこと。

人によって成長の度合いはそれぞれだけど
2年目でやりたいと言った仕事、
やってもらいたいと言われた仕事があることの有り難さ。
真面目に誠実に仕事をしてきたからこそ、2年目であなたは必要とされている、
私にとってはそれはとても素晴らしいことなんだよ、と伝えました。

そして、あなただけの新しい仕事をするということは
うまくいかないこと、
ミスも出ること、
誰でもできる仕事の何倍も難しいこと、
命に関わるような大きなミスは許されないけれど、
あなたがするであろうミスも加味した上で、あなたの新しい仕事をチームメンバーは支えていけると思ったから選んだということ。

だから後輩ちゃんは必要とされていることにいい意味で自信を持ってほしいと伝えました。

今、新しい壁に負けてしまいそうなあなたへ

必要とされていたあなたなら大丈夫です。
仕事に真摯に誠実に向き合って、自分が必要とされていることに自信を持ってください。

ミスは反省して次に活かしつつ
それでも落ち込みそうなら信頼できる人にきちんと弱音を吐いて思いっきりリフレッシュしましょう。

自分は必要ないなんて決して思わないで。
あなたが採用されて、1年あたたかく育ててもらった時点であなたは必要とされているんです。
(たまに自分の感情に振り回されてあなたに対して嫌そうな顔をする人がいます。真摯に誠実に仕事をしてきたなら決してあなたに問題があるわけではないのでフラットな心で接して、悪い影響を受けないように気をつけてくださいね)

どうしても頑張れない時や失敗することはありますから、そんな時は省エネで必要最低限(お給料をもらっていますからね)のパフォーマンスでやり過ごしましょう。

この記事を読んでくれたあなたがまた前を向けますように。

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