過去はだいたい黒歴史
過去の出来事や選択について、大概のことは後悔していない。
しかし、良い思い出よりも、人には決して話したくないような、自分自身ですら直視したくないような出来事のほうが多い気がする。
根が暗い人間なので、過去はだいたい黒歴史だ。
燃え尽きてうつ病になる
初めてのバーンアウトは大学生の時だった。
念願だった語学留学から帰国して大学に復学するも、目標を見失って何もできなくなってしまった。
大学の敷地に入ろうとしても、体が拒否してしまうあの感覚。
今思い出しても涙が出そうだ。
ここから私のメンタルヘルスとの断続的な付き合いが始まった。
性格や気質的にこうなることはしょうがなかったのだろう思う。
でもやっぱしんどいものはしんどいし、生きづらいなとも思う。
人間関係をうまく続けられない
子どもの頃から他人への興味があまりなく、一人でいることを好む性格だった。
こんななので友達も少なく、その数少ない友達とも連絡を取らないうちにほとんど疎遠になってしまった。
2度目のバーンアウトの時に、もう連絡を取りたくない人や自分の中でどうでもいい人(ごめん)の連絡先を根こそぎ削除した。
Facebookのアカウントも消した。
一人でいるのに一人になりたい。
そう思いながら夜な夜な泣いていた。
人とのコミュニケーションがうまく取れず、自分で自分をどんどん追い詰めた結果、3回目のバーンアウト。
悩みに悩んで自分が発達障害なのではないかと疑い、検査を受けるも診断はされなかった。
ただ、重めのうつ病であることは間違いなかった。
今は継続的な服薬と通院で、波がありながらもなんとか過ごしている。
暖かい季節になって心身の調子も上向いてきた。
今ある人間関係は、自分のできる範囲で大切にしていきたい。
仕事が続かない
人間関係に加えて仕事も長く続かず、職を転々として今が5社目。
だいたい毎年秋冬に調子が悪くなって、冬を越えられずに退職するパターンだった。
周りが着実にキャリアを積み重ねていく中、だんだんキャリアダウンしている私。
人と比べてもしょうがないけど、どうしてこうも「普通」になれないのかとしょげることもある。
考えるほど深いため息が出る。
でもなんだかんだで一人暮らしを継続しながら生き延びてきた。
借金もせずに来れている。(今のところは…)
今の仕事を始めて2ヶ月が経った。
フルリモートだし、人付き合いも週1のMTGだけなので、ここまで穏やかに働けている。
ただ、薄給なりに人材育成が手薄なので、フィードバックの機会がほとんどない。
手探りのまま仕事をして、たまにフィードバックが来ると手痛い指摘をされる。
このままでやっていけるのかな…という気持ちの一方、最低限の給料が貰えればいいやという気持ちもあり、なんというか意識低い系労働者の鏡みたいになってる。
前職・前々職が1年続かなかったので、今の仕事は最低でも1年は続けたいところだ。
もう出社してオフィスワークとかは体が持たない気がしているので、できるだけ今の仕事にしがみつければと思っている。
黒歴史からの教訓
私がこのような黒歴史から学んだことは、とにかくメンタルの健康の維持が何よりも大切だということだ。
そのためには、
苦手なことやしたくないことを無理にやらない
人付き合いはほんの少しにする
食事・睡眠・運動に気をつけて規則正しい生活する
こういったことを心がけて暮らしていくようにする。
おわりに
ここに書いた他にも、過去の黒歴史は掘れば掘るだけ出てくる。
起きてしまった過去はもう変えられないので、適度に受け入れてやり過ごしていくしかない。
黒歴史から学びを得て、今とこれからをより良い人生にしていくことが重要なのだ。
過去の出来事や失敗に落ち込むことがあっても、生きてるからOKという気持ちでいられればいいな。
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