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『くるり ~誰が私と恋をした?~』ほか、軽めのドラマ感想

『くるり ~誰が私と恋をした?~』(第5話)

出演・・・まこと(生見愛瑠さん)、公太郎(瀬戸康史さん)、朝日 (神尾風珠さん)、律(宮世琉弥さん)

生見愛瑠さんが主演ということでちょっと楽しみでした。初回でも生見さんに似合うキャラクターで、あまりシリアスすぎなくてこのドラマとしてはいいのかな〜と思っていました。

・・・が、第5話まで進むにつれ、「あれ?」という感じ??   なんだか宙ぶらりんのような、ドラマはどこに向かおうとしているのかわからず、イマイチ乗り切れない何かが・・・。

ヒロイン・まことを中心に男性3人が絡んでいくのですが、特にキュンキュンするような場面を狙っている風でもなく(それらしいやりとりはあるけれど)、記憶障害というアクシデントを乗り越える自分探しも今ひとつエピソードが弱いような。

コメディ、ヒューマン、恋愛、サクセスストーリー、サスペンス?  どっち方向というスタンスが分かった方が、見る方もそちらに気持ちを寄せて見るのだけど。

まことを演じる生見さんはそれこそ「記憶が亡くなる前の本当のまことはどんな人物なのか?」と、役自体を手探り状態なのか? はたまた手探り状態がそういう演技に結果として合っているのか??

朝日 (神尾風珠さん) はまことの元同僚という役どころだけど、『真夏のシンデレラ』のときのように、気がつけばいつもヒロインの近くにいるというストーカーっぽさは、もはや律と同じキャラのような⋯。

今日(5/14)で第6話。この先どう展開するのか気になるところです。いずれにしても生見さんは女優としてどんどん伸びていっている感じが見ていてすばらしい。

◇   ◇

5/13(月)放送の『アンメット』、こちらは回を追うごとに面白さが増してきました。
手術シーンや手術に向けてシミュレーションするシーンは、これまでの医療ドラマとは違ってすごくリアル感があります(とは言っても私は素人なので現場を知りませんが)。
架空のイメージシーンと現実のシーンの対比のコントラストが映像的にも陰影が美しく綺麗だなと思いました。
杉咲花さんも以前より大人びた感じですごくオトナ綺麗になりました。アップになってそばかすが見えると話題になっても、それがさらに人間らしさを引き立てるというか、作りもののドラマという枠をとっぱらった現実味を帯びさせます。ドラマだけど。

あと、NHKの土曜ドラマで新しく始まった『パーセント』、面白かったです。主演の伊藤万理華さんは、同じNHKの『燕は戻ってこない』にも主人公の同僚役で出ていて、元アイドルとはいえ、ゆくゆくは川栄李奈さんのようなタイプの実力派女優さんになりそうな印象をもちました。


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