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ブラインドスポット (vol 045)

ブラインドスポットって聞いたことありますか?

自分では気づいていない点。
分かっているつもりになっているけれど、実は分かっていないこと。

言葉として、意味を教えてもらうことで、
「あぁ、そうか」と理解することができますが、
恥ずかしながら今までこの言葉を知らず、自分でも使っていませんでした。
コーチングを勉強して初めて、この言葉によく触れるようになりました。

私たちの周りには、物理的なブラインドスポット、視点や思考の中にある
ブラインドスポット、色々な形で存在しています。
ところが、私がそうだったように、「言葉として知らない、使わない」
でいることは、「意識していない」につながります。
たとえ、言われれば分かることであっても、です。

一人ひとりの持っているブラインドスポットを、意識してもらう。
そのためには、ブラインドスポットという言葉を

何度も口にする、耳にしてもらう

が入り口です。

生産現場には物理的なブラインドスポットがいくつもあります。
現場で作業する方々が感じている問題点も、上司に報告しなければ、
全く把握されないものがあります。
だから上司としては「問題はない」と理解している。
これが、
製造会社のメンバーには一番わかり易いブラインドスポットでしょうか。

目で見える、作業をしてみれば分かる、
誰もがイメージしやすいことを起点に、
     「ブラインドスポットを意識してもらう」
と、同時に、現場の改善が必要な部分にも気づいてもらおう、
と、メッセージを発信しました。

言葉の理解ができてから、次の段階、応用編が、
自分の意識や視点のブラインドスポットの意識です。

Are you aware of your Blind Spots ?

Today, I experienced one of our process operations.
Although it was a very short time, I discovered areas that I hadn't been aware of before, such as difficult part to operate, work points where equipment abnormalities were likely to occur, and jig problems.
We may think we understand the problems in the work shop through daily process patrols and reports from subordinates.
However, in reality, there are still many of "Blind Spots".
I was reminded of importance to observe the facts, listen to the voice of the workplace, and continue to make efforts to reduce our
"Own Blind Spots".
今日、加工工程の作業の一つを体験しました。
非常に短時間でしたが、今まで気づいていなかった、作業のやりにくいところ、設備異常の起きやすい作業ポイント、治具の問題点等を発見しました。
私たちは、日々の工程巡回や部下からの報告で、現場の問題点を理解しているつもりになっているかもしれません。
しかしながら実際には、まだまだ「ブラインドスポット」があります。

事実を観察し、現場の声に耳を傾け、「自分のブラインドスポット」を減らす努力を続けることの重要性を改めて認識しました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
最近気がついた、
あなたのブラインドスポットには、どんなものがありますか?

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