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一仕事、一片付け (vol 215)

  最後に使ったの誰やねん

こう言いたくなる場面、ありませんか?

資料の残った会議室の机、乱雑に並んだ椅子、消し忘れのホワイトボード、放り込んだだけの掃除用具、歯抜けの工具箱、あげればきりがありません。
会社の中を歩き回ると、至る所でグーが出そうになります。

後工程はお客様次に使う人のことを考えよう、なんて言葉をよく使いますが、よくある「他人に厳しく、自分に甘く」。マネジャーの日常行動が「はい、おしまい。あとよろしく~」ではまずいでしょう。
まずは、会議室を使った後はきちんと片付けて終了にして欲しいな~、と感じる日常から抜け出したいと発信したツイートです。
自らがモデルになる姿勢。周りの人がどこかで見ているんですよ~!

日本ではよく使われる「一仕事、一片付け」の言葉。カナダでは一般的な言い回しではないようです。片付けるかどうかは個人のキャラ次第、ではちょっと困るんですけどね。

次の人が仕事を始めようとしたとき、「汚いな~」とテーブルやホワイトボードを拭く。もうこれだけで「あ~あ」のスタート。これでは勢いのある活動を望むべくもありません。生産性も素敵なアイデアもぶっ飛ぶでしょう。

ちょっとしたことを大切にする。この積み重ねが大きな差を生む。
画竜点睛を欠くことのないように、最後の後片付けまで気を抜かず、自分の役割として、未完了を残さない習慣を持ちたいものです。

In Japan, there is a saying, "One job, one clean up (or tidying up)”.
Once you have completed one job, clean it up once.
The next person who uses that place may be yourself or someone else. 
No matter who is next, we will get the job done so as the next person can start the job comfortably. 
This is also the concept of "the next person (post-process) is the customer".
It is also connected to the value of "Think and act to make people around us Happy.”
Let's make it a common culture and habit that, when our work is done, we are ready to improve the performance of the next person.

社内ツイート

日本には「一仕事、一片付け」と言う言葉があります。
一つの仕事を完了したら、一度片付ける。
次にその場所を使う人は自分かもしれないし、他の人かもしれません。次が誰であろうと、気持ちよく仕事ができるように一つの仕事を終わらせることです。
これは「次の人(後工程)はお客様」の考え方でもあります。
更に「周りの人の幸せの為に考え行動しよう」の価値観にもつながります。
自分の仕事が終わった時、次の人のパフォーマンスが上がる準備もすることを共通の文化、習慣にしましょう。

社内ツイート日本語訳

と、偉そうなツイートをした後、私自身も実践できてないよとヨメさんに指摘されてしまいました😅。
「ご飯を食べ終わったら、ちょっと食器を返してくれたらいいのに」

「一区切り、一片付け」感謝の気持ちを表す行動としても大事ですね。
  天に唾することがないように、
  正しい習慣の自己管理、
毎日の生活の中で実践。これが真のモデリングなんだろうな~。

最後までお付き合い、ありがとうございました。

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