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自分の運の悪さが逆に笑えてきた

気づけば前回の投稿から
3週間が経ってしまっている。

時が流れるのが早い。

「時間をもっと大切にしよう」という意識がなければ、人生って本当にあっという間なんだなぁと改めて思ってしまった。

もちろん、テキトーな時間を過ごそうとはこれっぽっちも思っていないが、
「1秒1秒大切に生きなきゃ」なんて四六時中、気が引き締まる想いで過ごしているわけでもない。

今、僕は沖縄県の読谷村にあるスタバでこのnoteを書いている。

このnoteを読んでいる人の多くは、
もしかしたら僕の地元の方なので、
僕がnoteを書いている様子が少しだけ想像できるかもしれない。

そんなスタバから見た外の様子は
一言に強風と小雨が入り混じった天気。

そう、今沖縄は台風6号の範囲内にいる。

台風が来ている沖縄で時間を過ごす

8月1日。
初っ端から台風は沖縄を襲いかかっていた。

僕の住んでいる地域では、1日の夜から停電。

台風も停電も慣れている沖縄県民にとっては、
「翌日には復旧作業が開始され、遅くても午後には復旧されるだろう」

そう思っていた人は多いに違いない。

だって僕もそう思っていた。

でも実際、復旧されたのは2〜3日後。
流石に2〜3日電気が止まると参ってしまう。

娯楽でありインフラの道具である携帯電話も充電が底をつき、何もできずただただ時間を過ごしていた。

そんな台風は過ぎ去ることを知らず、前代未聞のUターンでまた沖縄を襲い掛かろうとしている。

このnoteを書いている段階では、まだ進路がわからないが予報ではそうなっている。

そうなると、最悪また停電生活が始まってしまう可能性だってある。

沖縄滞在の大半が台風生活に

今回の沖縄滞在は7月31日から8月9日までの約1週間。

もし台風がUターンし、停電ともなれば半分以上の日数を電気のない生活を過ごすことになる。

そもそもなぜ僕が今沖縄にいるかというと、
仲の良い友人の結婚式があるからだ。

新郎にはどうしても来てほしいと言われ、僕もどうしても行きたいと思っていた。

しかし昨日、友人から連絡があり結婚式が延期になったとの知らせを受けた。

もう端から見たら、僕は
”停電生活を送るために沖縄に来た男”
になっている。

こればかりは仕方がない。
ただ、自分の運が悪かったと捉えるしかないと思う。

ただ、心中「どうでも良い」

今の胸の内に秘めている僕の気持ちを言語化しよう。

「運が悪かった。ただそれだけ(終了!)」

8月の沖縄はある意味ピークシーズン。
飛行機代も正直安くはなかった。

でもそれ以上に友人の結婚式に行く価値はpricelessと思っている。
(価値がつけられないほど高価)

”停電生活を送るために沖縄に来た男”

と言ったが、付け加える。

”停電生活を送るために数万円払って沖縄に来た男”

になってしまった。

笑えない冗談は置いといて、
運が悪かった時に僕が意識していることをこれを読んでいるあなたにも共有しておきたい。

それは、
人生における定数と変数は何か見極めること。

読んで字のごとく、

定数:あらかじめ決められた一定の数
変数:いろいろな値をとって変わる数

今回の台風の件は、
僕の人生における"定数"でしかない。

僕の努力次第で、なんとかなるものではないし、
動かない定数をどれだけ動かそうとしても動くわけでもない。

定数を動かそうとする自分に待っているのは
疲弊という結末だ。

でも変数は違う。
自分の努力次第でその数を操ることができる。

限られた時間や自分の体力のなかで、僕らは定数ではなく変数をどのように変えていくかが絶対重要だと思う。

このように意識し始めたら、割と肩の荷がおりて軽くなった気がするし、メンタル的にも多少の不運なことが起きても動じなくなった。

まぁ今回の話のネタを作った僕の運の悪さも認めるが、それ以上に運が悪かった友人には、数年後にイジるためのネタとして使っていきたいと思う。

あとがき

今回の台風は僕がいうまでもなく、結構強烈な台風で、停電以外にも世帯や地域によっては断水するところがあったみたいだ。

そんななか、
無料でシャワールームを提供するところや携帯充電を貸し出すようなところがあって、人々の助け合いの心も垣間見れた。

沖縄の言葉で「ゆいまーる」という言葉がある。

「助け合い」「共同作業」「一緒に頑張る」
と言った意味がある。

昔から苦楽を共にしてきた仲間意識が強い沖縄だからこそ生まれた言葉だと思う。

今回の台風ではそんな”ゆいまーる”精神が見れただけでもよかったんじゃないかなと自分に言い聞かせながら今日も過ごしていく。。













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