「人生はドラマ」 〜30歳を目前にして〜
最後の更新から少し時間が経った。
実を言うと、その間、姉家族ほぼ全員が風邪なりなんなりで、とても大変な時期が続いていた。
かく言う僕も体調を崩していた。
前までは、誰かを看病しても風邪をもらわないくらい丈夫な体であったが、今の僕は違う。
一瞬にして、他人から風邪をもらうほど、免疫力が落ちていることを実感している。。
そんなこんなで、移植から100日が経過した。
喜ばしいことだ。
こうして1日1日を大事に過ごしていきたい。
話変わり、明日6月7日は僕の誕生日だ。
20代ラストの1年となる。
決意表明ではないが、
「こうやって過ごしたいなぁ」
という願望があるので、それを少し記していきたい。
「人生は時計の長針でありドラマである」
昔、とあるテレビ番組でお笑い芸人の島田紳助がこう言っていた。
人生はドラマ（時計の長針）と一緒やで。
始まって１０分ぐらいが１０歳。
まだなんや、わからへん。
２０分（２０歳）ぐらいたつと
物語が見えてくる。
劇的に変化するのはドラマというのは、
３５分から４０分。
３５歳から４０歳の間に
人生ちゅうのは劇的に変化がおこる。
人間も３０歳から４０歳は
しっかり生きな、
自分の人生のドラマは変わらへん。
白血病になってから、身近に死を感じるようになり、自分の人生観を見直す機会が多くなった。
自分の人生を振り返ったときに、
「あの時、あのようにやっとけばよかった」
という後悔もあったが、どっちかというと、
「まだやり残していることがたくさんあるのにもう死ぬのか？」
という恐怖に襲われたことの方が多かった。
つまり、自分の人生というドラマ、
30代を迎えるこれからってときに、何もできずに死ぬのが怖かったのだ。
振り返ってみると、病気になる前から僕は
「20代をどのように生きるのが正解なのか」
という問いをずっと向き合い続けていた。
以下のような本も漁って、答えを探していた。
ここに書かれているようなことはほとんど行動に移してきたつもりだ。
例えば、
・仕事
・恋愛
・旅
・本を読む
などなど。
これらの経験から得られたのは、
”10代の時に構築された常識の破壊”であり、多くの価値観に触れることだったかもしれない。
それが僕なりの答えだ。
島田紳助の言う、
「２０分（２０歳）ぐらいたつと物語が見えてくる。」
つまり、自分の人生の物語が見えてきた感覚がなんとなくわかった気がした。
見落としていた一番大事なこと…
もしこれを読んでいるあなたが20代なら、
僕から言えるアドバイスが一つだけある。
「仕事を頑張りすぎず、健康には絶対に気を遣え」
僕が見落としていたのは、紛れもなく健康だ。
多くの本や経営者は、
「20代のうちに働けるうちに働きまくれ」と言っていた。
これを僕は、「”限界を超えるまで”働け」と勘違いしていた。
経営者こそ、「健康が一番の資本」とわかっていて、それが当たり前すぎて言う必要もないと思っている。
僕自身、小中高の12年間、無遅刻無欠席だったこともあり自分の体の丈夫さ、健康には過信していた。
でも病気になって知ったこと。
10代の勉強の限界と20代の仕事の限界は襲ってくる反動は桁違いだ。
だからどうかあなたはあなたの体を誰よりも労わってほしい。
あなたの心臓は24時間、365日動き続けている。
あなた自身健康という土台があって、いろいろなことができているに違いない。
だから1日くらい何もせず、完全に休む日を作ってもいいだろう。
20代ラストイヤーは何をすべきか？
明日から僕は29歳を迎える。
20代ラストイヤーだ。
そんなラストイヤーに僕はどう過ごすべきなのか？
やることはまだ明確になっていないが、ある程度の構想はできている。
それは、
「自分の人生を劇的に変化させる準備」をする。
それは島田紳助の言う、
”人間も30歳から40歳はしっかり生きな”
と言う言葉通り。
過ごし方一つで劇的に何か変化を加えられる30代になることは間違いない。
だからこそ、自分の前々からの夢であったり、目標であったり、達成させるためにも大事なラストイヤーになると思っている。
白血病というたった一つの病気で、
良くも悪くも大きな変化をもたらせた20代だったが、
最後の1年くらいは良い方向に変化させることができたらいいなぁと心から思っている。
あとがき
あなたは自分自身の誕生日に
何か自分への誕生日プレゼントを買ったりしているだろうか？
僕はあまりそういうことしたことなく、
特に20代は仕事、仕事の日々を過ごしていた。
今回は何か自分へのプレゼントを買おうと思っているがなんせ何がいいのか全くわからない。
何かおすすめがあれば教えてほしい。
ではまた。
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