miyagiminetyan

宮城県の太平洋側の里山に住んでいます。 2019年から里山で採取したアケビの蔓編み、2…

miyagiminetyan

宮城県の太平洋側の里山に住んでいます。 2019年から里山で採取したアケビの蔓編み、2022年からは、鬼グルミや山葡萄の皮細工も始めました。 自己流ですが、蔓の採取や整理の仕方、こだし編み、縄編みなど様々な編み方、縁かがりや取っ手の編み方付け方などの様子を書いています。

最近の記事

石巻市合同文化祭が終わった

昨日で石巻市合同文化祭(石巻芸術文化祭)が終わった。 初春の陽気で、舞台公演もあって多くの方々がお出でくださった。ありがたい。 6月9日(日)の手作り作品の展示販売会「壱天(わんでい)マーケット」の200枚のチラシを2日間で配り終えた。NPOで印刷した100枚は1日で無くなり、追加で100枚コピーして用意したチラシが無くなりそうので、2日目は興味のありそうな方に配った。 昨日見たステンドグラスもすごかった。色ガラスを切って、角を磨いて、ハンダで貼り付ける。根気強さ

    • 石巻市合同文化祭に参加して感じたこと

      今日と明日は石巻市まきあーとテラスで開催される「石巻市合同文化」に参加である。 ワンデイマーケットとワークショップのPRもしてきた。チラシ100枚が1日で無くなった。多くの方が来場され盛会だった。 展示している他の方々からお話をお聞きしたり有意義な1日であった。 お隣に展示している方に教わった「さをり織り」の「さ」と「を」の意味や蔓編みとの共通点。 大漁旗のリサイクルのショルダーバッグ等を作っている方とのお話、鹿の角の細工品の展示で出会った鹿に詳しい方の面白い話

      • アケビの蔓細工 石巻合同文化祭の準備

        今日は、午後から石巻市まきあーとテラスで明日から2日間行われる「石巻市合同文化祭」の展示の準備をしてきた。 合同文化祭は合併前の旧市町の文化協会が毎年持ち回り順番で行う文化祭である。 今年度は、旧石巻市の文化協会の芸術文化祭と合同で行われるので、旧河南町の河南文化協会に所属している私も参加させていただいた。 せっかくなので、旧石巻市の文化協会の華道協会の先生にお願いして、山葡萄の花器やアケビの蔓の花籠等に花を生けていただいた。 先の合同文化祭の説明会で偶然お

        • 山葡萄の皮細工 乱れ編みの四面の花器

          今月の23日と24日開催される、石巻市合同文化祭に出品るすため、昨日の午後、余っている悪い蔓で網代編み風乱れ編みの四面の花器を作った。 四角柱の四面で、縁は相対する2面はそのままで、他の2面は上まで編んで、折り返して留め、野生味のある荒荒しい感じを出した。 同じ合同文化祭に出品する華道協会の方とコラボしたいと思っているので、花器を作ってみた。 これに生けていただけるかわからないが、先に作ってあるオニクルミの縄編の2面の花器かこちらか選んでもらう予定である。 楽しみで

        石巻市合同文化祭が終わった

          アケビの蔓細工 ショルダーバッグの革紐と内袋

          半分に割ったアケビの蔓で編んだショルダーバッグ。 Dカンを付けて、Creemaで買った本革の紐とyahooショッピングで買った「倉敷帆布製 山葡萄 かごバッグ用 巾着内袋」を取り付けて見た。 紐は1,100円、内袋は4,100円である。割引があったのでしめて3,400であった。本体より値段が高くなってしまったw。 半分に割った蔓で編んだ時は、内側は結構ザラザラ感が強く内袋が必要だが、作るのが面倒だし、紐も自分では作れない。 手作り品を買った方が楽であるが、結構値が

          アケビの蔓細工 ショルダーバッグの革紐と内袋

          アケビの蔓細工 浅めのかごバッグの取っ手付け

          今日は、浅めのかごバッグの取っ手を付けた。 使いやすい可動式にして、蔓を巻いた。 予め蔓を巻く取っ手を針金で形作って、十分に乾燥させておく。 乾燥で3割縮むので、乾燥させずに 巻くと、巻いた蔓が緩んでしまう。 また、巻く蔓も皮が柔軟でないと皮が割れてしまう。 取っ手でかごの雰囲気が決まるし、手に取るので丈夫さも求められる。結構気を使う。 良い皮はなかなか無いので、少し割れてしまった。 取ってはとっても難しい。w

          アケビの蔓細工 浅めのかごバッグの取っ手付け

          アケビの蔓細工 浅めのかごバッグの取っ手付けとショルダーバッグ作り

          今日はうるかしていたアケビの蔓で先日胴を作った浅めのかごバッグの取っ手を作った。また、太めの蔓を割ってショルダーバッグも編んで見た。 取っ手は4本の蔓を使うので、蔓と蔓の間を半分に割った蔓で埋めて芯を作り、針金で巻いたり、紐で縛って乾燥させてから上に半分に割った蔓を巻く。勿論上に蔓を巻く時は針金を外しながら巻く。 蔓は乾燥すると3割程縮むので、芯は乾燥させてからの方が上に巻く蔓は緩まない。 取っ手に巻く蔓はアケビでも良いし、オニグルミや山葡萄のヒゴも合うがどれにするかま

          アケビの蔓細工 浅めのかごバッグの取っ手付けとショルダーバッグ作り

          アケビの蔓細工 浅めのかごバッグ作り

          今日は、前日からうるかしていたアケビの蔓で展示会用の浅めのかごバッグを編んだ。 楕円の底で、胴は矢羽根模様に編んだ。楕円の底は中角楕円底で、細長い楕円形の底に使う。 矢羽根模様は、縄編みを1段づつねじる方向を反対にすると矢羽根のような模様になる。 縁は3本飛ばしの巻き込み仕上げにした後、2本飛ばしの飾り縁にした。 取っ手を取り付ける穴は確保したが、どんな取っ手が良いか思案中である。 アケビの蔓編みは、型を使う編み方はあるが、自分はアケビの蔓の柔軟さを生かし

          アケビの蔓細工 浅めのかごバッグ作り

          アケビの蔓細工番外編 ミヤギシロメ大豆と手前味噌

          noteには、基本アケビの蔓(山葡萄の皮)細工を書いているが、今回はアケビの蔓細工とは関係がない里山ぐらしの様子を書いてみたい。番外編である。 近所の農家の方に頼んでいたミヤギシロメ大豆10kgが届いた。転作田の大豆で、ようやく収穫、検査が終わったそう。 ミヤギシロメは、宮城県産の大豆の品種。大豆の目(ヘソ)が白いことに由来する名前で、胚芽が白い白目大豆。大粒で甘いのが特徴で、煮豆や豆菓子などの用途で使われたり、高級な味噌、豆腐、納豆の原料としても需要があるそうだ。

          アケビの蔓細工番外編 ミヤギシロメ大豆と手前味噌

          アケビの蔓細工 編組品の新しい価値やデザインを考える

          先日、偶然見ていたNHKテレビのウィークエンド東北の中で、山形県小国町のかご作家「熊谷茜」さんが紹介されていた。20代で単身、山形に移住し、かご作家となった方である。 番組は『素材の特徴を生かす。山形の編む新たなデザインを考える』と言うタイトルであった。 自分は、かごはこうあるべきという固定した概念で編んでいたが、熊谷茜さんは、素材の特性に合わせて、こう編んだ方が良いという思いで自由に編んでいるそうだ。オニグルミの皮で編んだバッグは、まるで革のバッグのように柔らかそうに

          アケビの蔓細工 編組品の新しい価値やデザインを考える

          アケビの蔓細工 山葡萄の巻きひげ

          昨日採ってきた山葡萄の巻ひげを今朝整理した。 巻ひげは自然の造形美であると思う。同じ形は2つと無い。今度のアケビの蔓編みのワークショップで作る花かごに挟んで飾る。自然感が増してよく合う。和風な作品にも洋風な作品にも合うので、私はよく使う。 表面の鬼皮を剥がして小さな籠の取っ手にしても良い感じになる。 海や川で拾った流木も取手にするととても洒落た感じになる。 蔓編みもアケビの蔓やオニグルミ、山葡萄の皮等、自然素材を使う。山の恵みである自然素材の特徴を生かして編んでいきた

          アケビの蔓細工 山葡萄の巻きひげ

          山葡萄の巻きひげ採りと出会った猟師と川土手の鬼胡桃

          昨日は青天のいい天気。花粉症持ちなのに、山葡萄の巻きひげ採りに行って来た。アレルギーの目薬を注しながらである。 巻ヒゲは、ワークショップで作る花かごに飾るのに使う。もう少し早く採った方がいいのだろうが、何を作るか決めかねていたので、今になったが、巻きひげも腐って無く、たくさん採ることができた。 県道の儘(まま)で、倒れていた山葡萄の蔓の巻きひげを採っていたら、四輪駆動の車に乗った猟師に出会った。何を獲っているのかお聞きしたら、鹿もイノシシも熊も居るので獲っているとのこと

          山葡萄の巻きひげ採りと出会った猟師と川土手の鬼胡桃

          アケビの蔓の整理 その2

          今朝は、風も無く天気が良いので、先日残しておいたアケビの蔓の整理をした。採った順に 長い蔓を輪っかにして丸めて乾燥させていたので、編む時に選びやすいように太さ毎に整理した。 目視で太、中、細と目で見て分け、更にそれぞれを太、中、細と分けるので、太さ毎に9種類に分類するが、2mに達しない短い蔓は多いが、丸める程の太い蔓は少ないので、太い蔓は、最初に分けた1種類だけとし、全部で7種類、更に割って干した蔓もひとまとめにして、8種類に分けた。 その後、日除けネットを張った下屋に保

          アケビの蔓の整理 その2

          公民館の作品展示会と地域文化を考える

          今日は、石巻市蛇田公民館の作品展示会の初日である。 午前中行って、3月に開催される「石巻市合同文化祭のチラシ配布をしてきた。 午前中で、先日いただいた20枚のチラシを配り終えてしまった。 今日は天気が良く出足が好調だった。 パッチワーク、川柳、絵画、盆栽、華道、編み物、陶芸等多種多様な作品がたくさん展示されていた。 さて、文化とは、「広義の意味では、芸術文化だけで無く、多くの人が知恵を出し合い何かをあみ出す営みすべてをいう。」と昔ある講演会で教えられたことがあった。

          公民館の作品展示会と地域文化を考える

          今日は石巻市蛇田公民館の展示会の準備

          今日は午後から石巻市蛇田公民館の展示会の準備に行って来た。 パッチワーク、絵画、俳句、陶芸等様々な公民館利用団体の展示の外、一般市民も参加できる。 私も去年から参加している。一般市民は未発表の一人3点の作品展示である。 去年作った鬼胡桃の市松模様のかごと山葡萄の乱れ編みのかごとアケビの蔓の乱れ編みのかごのかご3点を展示した。 割り当てられたスペースが余るので、自己PRのボードとアケビの蔓、山葡萄の皮とオニグルミの皮の材料も展示した。 ドライフラワーもアケビの蔓のカ

          今日は石巻市蛇田公民館の展示会の準備

          アケビの蔓細工 アケビの蔓の整理

          今日は風が強いが、天気が良いので、今期収穫した蔓の整理をした。 採取した毎に長い蔓は輪っかに丸めて干し、2m以下の長さの短い蔓はそのまま干していたので、太さはバラバラである。太さ毎に整理しておくと、編む時に蔓選びが楽である。 最初に細い、中位、太いの3段階に分けて、それを更に細い、中位、太いと分けるので、9段階の太さに分けた。 3、40cm未満の編めない短い蔓を別に除いて9束にした。短い蔓も平編みに使える。 分けた中では中の中の太さの3mm位の蔓が一番多い。

          アケビの蔓細工 アケビの蔓の整理