みやびを

猫2匹と同居するお婆さん。某メーカーの半導体部門でR&Dに従事していたが、管理…

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猫2匹と同居するお婆さん。某メーカーの半導体部門でR&Dに従事していたが、管理職になった職場でいろいろ考えることがあり会社を退職。ひとりで半導体技術教育サービスの株式会社を起業、24年目に会社を解散。現在は年金を貰いながら個人事業主としてオリジナル女性用下着の開発販売しています。

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  • 三輪さんレポート

    三輪晴治さんのレポートをまとめています。政治経済、イノベーション、社会問題などに対して、高い知見と経験、経済学に裏打ちされた知識から分析、提言されています。

  • みやびを読書ノート

    二十数年書きためてきた読書ノートがあります。小説ではなく、勉強のために読んだ社会・歴史などの硬派な本ばかりですが、おばあさんになった今では、若いうちに読んでおいて良かったと思っています。その読書ノートをご紹介します。

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  • 固定された記事

みやびをnoteです。

はじめまして。みやびをです。 まだ、世界中ほとんど誰にも知られていません。 無名の新人下着みやびをを皆様に知っていただく場として、note公式アカウントを立ち上げました。 ブランドコンセプトは「女性の体を健やかに保ち守る下着」です。 締め付け感や痛みや痒みを我慢しなくてもいい楽な下着。 乳がんなどの病気や更年期障害、高齢などによる下着トラブルで悩んでいる女性の体を優しく保護できる下着。 下着を着けている感触が無く着けていることを忘れてしまう下着。 このような下着を目指して

    • 第3章 拝米岸田政権の腐敗

      アメリカのウクライナ支援金の貸付は日本が保証する?密約 2023年の初めから、バイデン大統領がウクライナ支援として予算を獲得しようと動いていたが民主党も共和党もこれに反対し、上院議員、下院議員とも審議ができない状態で、この案は棚上げになっていた。これが2024年4月に入り、慌ただしい動きになり、4月20日に支援法案が突如可決された。 しかしこれには2023年8月頃からいろいろの画策があったことが明らかになった。そのシナリオは2023年7月28日にバイデン大統領が日本の岸田

      • 第2章 ロビーマネーで腐敗したアメリカ政治

        トップ0.01%の超富豪の課税率は1%以下 現代のアメリカ社会は、人口のトップ0.01%の層に支配され、富裕層だけが富を手に入れることができる政治構造となり、貧富の差は世界最悪となった。アメリカ国民の60%以上が実質所得、実質賃金が年々低下している。(FRBは、この30年間アメリカの90%の人の実質所得・実質賃金が年々低下してきたとレポートした。統計数字の見かたで変わる。) その一方でアメリカのトップ0.01%の人の富豪者は毎年数1000億円から数兆円の所得を増やしている。

        • 第1章 アメリカ経済社会構造の崩壊

          1971年8月にアメリカ司法省に勤務していたルイス・パウエル(後に米最高裁判所判事となる)が「パウエル・メモ」:「出撃せよ」を全米商工会議所に宛てて出した。これが1981年以降、アメリカ経済を衰退への道に追い込んだ分岐点であった。 アメリカン・ドリーム 1917年からアメリカは「大量生産技術」を開発し、アメリカ国民の欲しがる商品を大量生産し、コストを下げて国民が買いやすものにした。FordのModel Tを始めとして、農耕用のトラクター、自転車、冷蔵庫、金銭登録機、原動機

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        • 三輪さんレポート
          18本
        • みやびを読書ノート
          19本

        記事

          第5章 日本経済社会の再構築

          日本精神・日本の魂・大和心を取り戻す 日本には、縄文時代から共同体精神があり、自然をあがめる宗教心があった。従って日本は基本的には争いを起こさない民族であった。そして聖徳太子の「和を以て貴しと為し、忤ふることなきを宗と為す」という「十七条憲法」が生まれ、和を尊ぶ精神があった。「みんな違ってみんな良い」と「和をもって貴しとす」が日本民族の基本的な精神である。この「十七条憲法」は法律としては現在でも生きている。破棄はされていない。 つまり日本には、長い歴史の中で、共同体精神、

          第5章 日本経済社会の再構築

          第4章 人間社会のあり方

          フランスの政治家であり哲学者でもあるアレクシス・ド・トクヴィルは、人間社会のあり方を深く思考した人である。1805年生まれで、1827年に司法の官僚になり、1839年に国会議員となる。1848年に二月革命が起こり、フランスは共和制国家になり、トクヴィルは外務大臣になった。しかしナポレオン三世が皇帝になった時、政界をはなれた。 彼には1840年『アメリカの民主主義』という著作がある。彼は1831年、アメリカを訪問してアメリカ社会を観察した。トクヴィルは政治家として常に「国家の

          第4章 人間社会のあり方

          第3章 偽情報・プロパガンダの横行

          2024年1月20日、バイデン米大統領は「第三回民主主義サミット」をオンラインで開催した。「今年は世界各地で重要な国政選挙が行われる異例の選挙イヤーである。AIなどによる偽情報が民主主義への脅威になる。そのための対策を取らなければならない」とバイデンは言った。韓国の尹大統領も「フェイクニュースや偽情報が民主主義の根幹である選挙を脅かしている」と言い、日本の岸田首相も「各国共通の課題で、国際的な共通理解と連携が必要だ」と述べた。サミットの終了後に発表された議長声明では、偽情報を

          第3章 偽情報・プロパガンダの横行

          第2章 生成AIの本質とは

          AI技術の変遷 AI技術開発のブームはこれまで3回あった。 第一次は1950年から1960年であった。この時代は機械的な自動推論により正解を導き出すものであったが、あまり成果はなかった。あったのはゲームやパズルの分野であった。 第二次は1980年代である。法律家や医師の専門知識の分野で専門家に代わりAIシステムが回答を推論する「エキスパートシステム」が開発された。しかし実際にはAIシステムの能力が低く、あまり使われなかった。 そして第三次ブームは2020年から起こった。

          第2章 生成AIの本質とは

          第1章 ChatGPT(生成AI)の出現

          2022年11月、サム・アルトマン率いる「オープンAI社」が彗星のごとく現れ、ChatGPT(生成AI)が地球を暴れまわっている。AI(人工知能)は知能において人間を超えることになると言われている。AIコンピュータは既に将棋の棋士の能力を超えている。シリコンバレーではAIによる「ヒューマン・エンハンスメント(人間改良)」という言葉が出ており、やがてチップを脳に植え込んだ改造人間がでてくるという。またメタバースのネット上での「仮想空間」に人間の脳をフルコピーする技術が進んでいる

          第1章 ChatGPT(生成AI)の出現

          小田原駅から徒歩5分。みのさんが私財を投じたミニシアターがオープン!

          小田原シネマ館小田原駅前に21年ぶりの映画館 3月20日、小田原駅から徒歩5分の場所に映画館がオープンしました。 1スクリーン、40席のミニシアターです。 その名は小田原シネマ館。 小田原で育った「みのさん」こと蓑宮武夫さんは、「自分が暮らす街から映画館が消える寂しさは、何ともいえないほど切ないものだった。」と言い、「小田原の街中に映画館を」という夢に挑み、とうとう私財を投じて映画館を建ててしまいました。 しかし映画館オープンを見ることなく、昨年10月、メキシコ出張中

          小田原駅から徒歩5分。みのさんが私財を投じたミニシアターがオープン!

          「こうやって生きるんだ」と教えてくれた方が・・・

          ある方の訃報をネットニュースで偶然知りました。 出張先の外国で体調を崩し急逝されたとのこと。亡くなられたのは昨年、ネットニュースでは今年行われた「お別れの会」を報じていました。 亡くなったこと、まったく知らなかった。 その方の関係者の中には筆者に連絡してくれる知り合いがいない。だから、その方自身が連絡をしてくれない限り訃報を知る術がない。でも、それは無理な話だ。 その方は大きな会社の役員をしておられたが、会社を定年退職されたあとも精力的にさまざまな活動をされていた。起業

          「こうやって生きるんだ」と教えてくれた方が・・・

          「ザリガニの鳴くところ」と「洞窟おじさん」境遇がよく似ている                                                                                                            

          「ザリガニの鳴くところ」の境遇とよく似た本とテレビドラマが日本にもあるのをご存じですか? 「洞窟オジさん」といいます。親の酷い虐待から逃れるため、13歳で家出をしてから43年間に渡って洞窟などで野宿生活をして生き延びてきた方の実話です。本の出版は2004年、NHKが2015年にドラマ化しています。 ストーリー 「ザリガニの鳴くところ」のストーリーは、ソニー・ピクチャーズのサイトから引用しますと: 一方、「洞窟おじさん」のほうのストーリーはといえば: 「ザリガニの鳴く

          「ザリガニの鳴くところ」と「洞窟おじさん」境遇がよく似ている                                                                                                            

          これから長い戦いに挑む新社会人に贈る言葉

          初陣の新社会人に贈る言葉です。 野生の王国と心得よ まず、ビジネス社会というものは野生の王国と心得てください。職場にも、取引先にも、お客様にもいろいろな人がいます。 キツネのような嘘つき先輩、ヘビのようにジワジワ締め上げてくる取引先、心配してくれる優しい犬のような顧客、噂をまき散らす九官鳥のような年下の同僚、命がけで子熊を守る母熊のように強くて慈愛ある上司、上の言いなりになるクラゲのような骨抜き上司、こうやって挙げていくときりがないくらい、いろいろな人がいます。ちょっと恐

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          日本属国宣言、共和党員・トランプ支持派を怒らせた岸田スピーチ

          日本の第4の敗戦(1)岸田首相のアメリカ議会でのスピーチ バイデン大統領に国賓待遇で招待された岸田首相は、2024年4月10日にホワイトハウスでバイデン大統領と会談した。そして4月11日、岸田首相は、米国連邦議会上下両院合同会議という晴れ舞台でスピーチした。岸田氏は英語を読むことについては、安倍晋三氏よりはうまかった。 アメリカの知人からの電話 筆者のアメリカの知人がたまたま岸田首相の米国連邦議会でのスピーチを見て、電話をかけてきた。「岸田首相のスピーチはアメリカの民主

          日本属国宣言、共和党員・トランプ支持派を怒らせた岸田スピーチ

          第六章 日本経済を再興する道:「日本先端技術革新研究所」の設立

          日本に「イノベーション」を取り戻す 日本では1980年ころから企業の中央研究所が廃れてきた。日本政府は、国立大学交付金を年々減額してきている。これで日本には基礎研究をする母体がなくなってしまった。日本産業は、労働賃金を引き下げて利益を上げたその金を、外国投資家という株主に配当金として支払い、設備投資や研究開発投資は全くやっていない。つまり日本は「イノベーション」から手を引いたのである。 日本にイノベーションを取り戻さなければならない。企業家精神を持った政府の官僚・技術者を

          第六章 日本経済を再興する道:「日本先端技術革新研究所」の設立

          第五章 ナノテクノロジーの開発(NNI)

          アメリカの「国家ナノテクノロジー・イニシャチブ」 アメリカの「国家ナノテクノロジー・イニシャチブ」(NNI)は大学、国立研究所、政府機関(国防省)のコンソーシアムとして設立された。これまでのインターネット、コンピュータ、半導体に替わる次の新技術である「ナノテクノロジー」の開発がこれからの経済成長の基礎になるとして、このプロジェクトがスタートした。これは20年30年の長期プロジェクトである。物質の分子・原子・エレクトロン・レベルをコントロールして新しい物質や技術を創るものであ

          第五章 ナノテクノロジーの開発(NNI)