あらっきー

はじめまして。あらっきーです。2024/4/30に大山へ来ました。今は鳥取県の大山にあ…

あらっきー

はじめまして。あらっきーです。2024/4/30に大山へ来ました。今は鳥取県の大山にあるわたげ荘(シェアハウス)でお世話になって、そこのまーしーさんの仕事を見ながら日々勉強しています。サッカー、写真、仮装、小説、教育、ものづくり、地域活性、陸上養殖などに興味を持っています。

最近の記事

「バトン」

心を込めて書き下ろした「バトン」。あらきが受け継いだバトンは無事に渡すことができたのか。秘めた想いを表現した作品です。長いですが最後まで読んでくれると嬉しいです。 走馬灯 ピッーーピッーーピッーーピッーピッピッピッ・・・・ジリジリリリリリ  目覚まし時計であらきは飛び起きた。高校時代に母親が起こすときの金切り声みたいだ。思わず「分かってるよ」と思わず言いたくなる。あらきは、逆算が癖になっていて、毎朝ベッドの上で、「後30分寝られる・・後10分・・後5分・・」などと計算

    • 大山の謎

      3週間前まで気ままな生活を送っていたのに・・・ まさかこんなことになるなんて・・・・・・・・・ なぜもっと早く気が気づかなかったのか・・・・・ 運命は変えられないのか・・・・・・・・・・・・ 片道切符 「次は御来屋、御来屋、お降りの方は先頭車両からご降車ください」 「キキーー ガタン!キキキッーーー ぷしゅーー」 料金を払い電車を降りると、ホームの向こう側に古びた木造の小さな駅舎が見えた。誰もいない改札口には「山陰最古の駅舎」とか書かれた看板が古めかしさをより一層引き立

      • 「お墓参り」 

        第一章 わさわさ 焦れば焦るほどゆっくりと頭の中から1文字ずつ消えていく。緊張で声が震え、声を出そうとすると涙があふれてくる。頭の中が真っ白のままで唯一認識できるのは40人ほどの視線が一斉に自分に注がれていることと、味方であるはずのひぐちゃんも隅っこからほくそ笑んでいるように感じる。 「はっ、、はじめまして」 結局、自己紹介は名前とサッカーのことだけしか言えなかった。最後に「一緒に頑張りましょう」と一言付け加えるのが精一杯だった。それだけなのに名前を噛み、それ以来、「あら

        • 百キロハイク参加したよ 後編

          前編では、百キロハイクの前日、1日目についてご紹介しました。1日目(約60Km)の到着は深夜1時30分。足の指の付け根にはつぶれた豆、豆と言うより縦に切り裂けてる感じ。果たして完歩できるのだろうか?  回復ってどのくらいするの? 2日目の朝、目覚めとともに頭にあるのは足のこと。全神経が足先の毛細血管に注がれる。足の痛みは? おっ・・・ほとんどない。思ったより回復している。足の疲れもほとんど感じない。立つとちょっと痺れるけど歩けそう。そんな感触でした。 重要なこと 靴を

        「バトン」

          100キロハイクに参加したよ 前編

           5月4日、5日の2日間で100㎞以上を歩くイベント「鳥取県100キロハイク」に参加しました!その時の様子や参加時の注意点などを簡単にまとめました。もしよかった次年度の参考にしてください!! 参加を決めた理由  イベントの主催者まーしーさんに「100キロハイクあるよ。出る?」と誘われて、俳句をたしなみながら歩くのかな?って楽しいイベントだと勘違いしてました。よくよく聞くとガチで歩くとのこと。そんな理由で、果たして100キロなんて歩けるのか? 前夜の出会い 大会前夜に、

          100キロハイクに参加したよ 前編

          だいせんいっぽ

          はじめまして、あらっきー(まーしーさん命名)です。 3月9日に「鳥取お試し体験ツアー(事業承継マッチングプラットフォームrelay(リレイ)」に参加しました。そこでの訪問先でまーしーさん(佐々木社長)と出会い、事業に対する考え方である「小さくはじめる」というワードに惹かれ、猛アプローチの末、大山町のわたげ荘に4月30日から滞在させていただくことになりました。  それからもう一つ、ツアー参加した際に、上代のどぶろく(日本酒の製造)を事業継承された社長の講演な中で継承したきっかけ

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