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レポート:第四回スッバラージュ編

2019年9月8日(日)、川口SKIPシティで開催された「魅惑のテルグ映画 第四回 スッバラージュ編」をスッブファンの視点からレポートさせていただきます。

しばしお付き合いいただければ幸いです。


【願えば叶う! スッバラージュ編 開催】

「次回はスッバラージュの特集上映です。
 スッバラージュも楽しみにしていますよ! 」

2019年6月28日(土)に行われた「魅惑のテルグ映画 第三回 ラーナー・ダッグバーティ編」の中で、主催者であるインドエイガさんがおっしゃったこの言葉を聞いて、私は心の中で快哉を叫んでいました。

《やったぁ―――っ!!
 ついにスッブの特集だ―――!!!
 しかも、本人も楽しみにしてるって!!!!》

これまで、プラバース編(2回開催)、ラーナー・ダッグバーティ編と、魅惑のテルグ映画上映会に参加するたびに、いつかスッバラージュさん(以下、スッブ)の特集をやってくださるといいなぁ、と思ってはいました。
しかし、スッブには主演作がありません。『バーフバリ 王の凱旋』のクマラ・ヴァルマ役を演じた彼が日本で大人気とはいえ、さすがに特集上映は難しいだろうなぁ・・・と考えていたところにこの朗報です。

“願えば叶う!”
『バーフバリ』ファンにはおなじみのこの言葉を経験した瞬間でした。

その後、開催日告知(7月6日)、上映作品決定(7月27日)、チケット予約開始(9月1日)、作品解説書のネットプリント配信スタート(9月5日)と、魅惑のテルグ映画Twitterアカウント(@JoyTelugu)からのお知らせをみるたびに心がワクワク。さらに開催前日の9月7日には、すごく嬉しい告知がありました。

《ギャ―――ッ!!
 最新のスッブの姿がみられるぅ―――!!!》

私と同じように思われた方も多かったのか、この告知後にチケットの予約数が増えたそうです。スッブにメッセージ動画をお願いしてくださったインドエイガさん、そして、日本のファンのために動画撮影を快諾してくれたスッブに感謝感謝です。


【上映作品】

今回の上映作品は以下の二本でした。

『F2-Fun and Frustration』(以下『F2』)
『Duvvada Jagannadham』(以下『DJ』)

作品の詳細はこちらをご覧ください。

この二本、スッブに関してはいくつかの共通点があります。
まず、『バーフバリ王の凱旋』以降に出演したものであること。演じるのは御曹司役で、物語の最後まで “生きている” (これまでスッブは悪役を演じることが多く、物語の途中で死んでしまう作品が少なくないのです)。そしてプールに入るシーンがあること!

《SKIPシティの4Kスクリーンでみる
 水着姿のスッブ・・・
 ハァ、想像しただけで鼻血が・・・》

そして、魅惑のテルグ映画上映会に欠かせないアイテムとなっている作品解説書は今回も作られました。
テルグ語はまったく分からないうえに、中学英語さえも危うい私は、毎回この解説書に助けられています。ありがたや~(合掌)。
さらに今回は特別に、スッブだけを特集した冊子(おすすめ作品とプロフィール紹介)も作成されました。どの冊子も有志の方によるイラストが満載で、読んで、みて、楽しめるものに仕上がっていました。

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そうそう、忘れないように書いておきますが、従来はセブンイレブンでのみプリントが可能だった冊子が、今回からファミリーマートとローソンの端末からもプリントできるようになり、とても便利でした。


【いよいよ、上映会当日!】

関東地方に接近中の台風15号による影響が心配された9月8日(日)、いよいよ上映会当日を迎えました。

開場が当初の予定時刻より遅れてしまいましたが大きな混乱もなく、チケットの引き換えや、お弁当(要予約。800円でチキンカレーとタンドリーチキン、サラダ、ライスに巨大なナンもついておなかいっぱいになります)の提供などはスムーズに行われました。

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ロビーには、上映作品『F2』『DJ』のポスターのほか、作品解説書に掲載されたスッブのイラストなども飾られ、会場の雰囲気を盛り上げてくれました。お気に入りのインドの服に身を包み、それらの前で記念写真を撮られる皆さんも楽しそうな表情をされていました。

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【F2-Fun and Frustration】

1本目、『F2-Fun and Frustration』の上映開始です!
今年1月にインドで公開された大ヒットコメディ映画で、当時日本でもインドエイガさんが上映されました。主演はテルグ映画界を代表する俳優、ヴェンカテーシュ・ダッグバーティさんと新鋭ヴァルン・テージくんのお二人です。また、『バーフバリ』でアヴァンティカを演じたタマンナーちゃんがヴェンカテーシュさんの奥さん役で出演していますが、『F2』のタマンナーちゃん、可愛いことこの上ないです! ダンスもうまいし、いろいろなお洋服を着こなす姿も最高でした。

映画の内容についてはここでは省略させていただきますが、本当に面白い作品です! 結婚や夫と妻にまつわるエピソードはやはり万国共通なのか、字幕を読みきれないシーンでも映像をみていれば自然と伝わってくるものがある。何を言っているのかよく分からないけれどすごく面白いという、不思議なパワーがある映画でした。

さてさて。スッブの登場は後半から。インターミッションをはさんで後半部分の上映開始から約5分後、スクリーンいっぱいにスッブが映し出されると、会場からは拍手や歓声があがりました。

《なんなんや!このスッブのかっこ良さは!!!》

1月の上映会や、PCの小さな画面でみたのとはまったく違う次元のかっこいいスッブがそこにはいました。これが4Kスクリーンの威力なのか?
スクリーンで映画をみられることは最高の贅沢である、と悟った瞬間でした。
そして、楽しみにしていた “プールスッブ” 。スクリーンを食い入るようにみてしまいました。タマンナーちゃんとプールでキャッキャいいながらボール遊びをするシーンでは、《あのボールにオレはなりたい!》と心の中で思ったことを告白しておきます。


【ついに!スッブ メッセージ動画上映】

楽しい映画『F2』上映後は、これまた楽しいスナックタイムです。みなさん映画の感想を話し合いながらこの日のおやつ、サモサを召し上がっていらっしゃいました。中には、「Samosa~♪ Samosa~♪ 」と『F2』の中に出てくる歌をうたいながらサモサを頬張る方もいたとかいないとか(ホントか?! )

20分あまりのスナックタイムの後は、いよいよスッブからのメッセージ動画上映、そして『DJ』上映でした。

この動画に関しては撮影OKだったので、最新スッブの姿を自分のスマホに保存しようとほとんどの方がスクリーンへスマホを向けてスタンバイ。場内が暗くなってから動画が流れるまで30秒近くあったでしょうか。

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映像ホールは緊張感で爆発寸前、みんな心臓をドキドキさせながら待っていたと思います。
そして、スクリーンにスッブの姿があらわれると、

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《キャアアアアア―――――!!!!
 スッブゥゥ―――――――!!!!》

と場内から黄色い声援があがる・・・と想像していたのですが、そんなにあがらなかったです(笑)。
きっと多くの方が、スッブのスウィ~~トな声を自分の声でかき消さないよう、声を出すのを我慢されていたのでしょう。

久しぶりにみる動くスッブ、ますます素敵になっていました。撮影されているお部屋も、右脚の上にクッションを置いているのも可愛い。あのクッションが羨ましい・・・私の人生で初めて《クッションになりたい》と思った瞬間でした。
そんな感じで比較的静かな雰囲気の中で、スッブからのメッセージをみていましたが、以下の言葉を聞いた瞬間、会場が興奮の渦に巻き込まれたのでした。

「いま、日本行きの計画を立てているところです。日程等をアレンジしてくれているラオさんによれば10月か11月になりそうです。計画が確定すれば必ず日本に行きます」(実際は英語です)

《!!!!!! ら い に ち !!!!!!》

湧き上がる拍手と歓声!
満面の笑みを浮かべる人、お隣同士で手を合わせて喜び合う人、スクリーンのスッブに向かって手を合わせる人、感激のあまりその場で泣き崩れる人などなど、反応はさまざまでしたが、全員大喜びでした。

■スッブからのメッセージ動画(抄訳はこちら

メッセージ動画の上映後、インドエイガさんから、次回の魅惑のテルグ映画上映会はスッブ来日スペシャルになること、開催日はスッブのお仕事次第ですが10月か11月頃になる予定であることが告げられました。ああ、インドエイガさんにはいくら感謝しても感謝しきれません(合掌)。
その後は、上映会の盛り上がりをスッブに伝えるために集合写真と動画を撮影しました。


【Duvvada Jagannadham】

スッブみずからの “来日予告” の興奮冷めやらぬまま、この日の2本目『Duvvada Jagannadham』の上映がスタートしました。

2017年制作のこの映画の主演は “スタイリッシュスター” アッル・アルジュンさん。私はそれまで彼の出演作をスクリーンでみたことがなかったのでとても楽しみにしていたのですが、実際、アクションもダンスのキレッキレの超絶技120%で、私の想像以上の “吸引力” がありました(掃除機ではない)。この『DJ』をきっかけに、アッル・アルジュンさんの他の出演作もみてみたいと思うようになりました。

『DJ』でのスッブ初登場シーンは雑誌の表紙の中ですが、その後いきなり “プールスッブ” が4Kスクリーンに映し出されると私の体温が一気に3℃ぐらい上昇したように感じました(笑)。
スッブが演じるイケメン実業家・アヴィナーシュは、実業家としての顔と、ママ大好き “電波系” 青年という2つの顔を持つ人物なのですが、スッブはそれを見事に演じ分けています。スッブはコミカルな演技がうまいですね。20年前に亡くなったママに向かって嬉しそうに “交信” するスッブをみて、《あぁ、スッブのママになりたい・・・》と思いながら鑑賞していました。


【「スッバラージュ編」 無事終了】

『F2』『DJ』の上映が終了した頃にはすっかり日も暮れていました。心配されたお天気も何とかもってくれて良かったです。
打ち上げは西川口駅ちかくの串揚げ屋さんにて。おいしい串揚げとお酒をお伴に、この日上映された作品のこと、スッブの来日などについて語り合いながら楽しい時間を過ごしました。
ほろ酔い気分で店内のみなさんの姿を眺めながら、こんなことを思いました。

《一つの映画がきっかけで、こんなにもたくさんの方が繋がってしまうなんて、やっぱり凄い『バーフバリ』! やっぱり面白いテルグ映画!》


【そして、奇跡の「スッバラージュ来日SP」へ】

ということで、11月9日(土)
「魅惑のテルグ映画 第五回 スッバラージュ来日SP 編」開催です!!!

昨年6月28・29日の初来日舞台挨拶から約500日ぶり!(正確にいうと、川崎の舞台挨拶からは499日ぶり、新宿での舞台挨拶からは498日ぶり)にスッブに再会できるチャンスです!

はるばるインドから “ファンに会うためだけに来日”してくれるスッブを、みんなで暖かくお迎えして限りない愛を伝えたいですね!

(文責:スタッフ M)

見出しイラスト:©2019 @nyaasuuiu(Twitter

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