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破壊される運命のケーキを作る

ケーキスマッシュとは?

ケーキスマッシュ(Cake smash)とは、日本語に直訳するとケーキ破壊。
 1歳の子供の誕生日お祝い記念に行われるフォトセッション。何をするかというと、一歳になる子供の前にケーキを置いて、子供の様子を撮影します。
反応はさまざま。
真っ先にケーキアタックする。
おそるおそるタッチする。
泣く子。
なぜか、顔をケーキに突っ込む子。
子供の行動は、すべて可愛くて面白い。

アメリカで始まり、オーストラリアでもトレンドになってきています。日本は1歳のお祝いは一升餅イベントですよね。

ケーキスマッシュ
ケーキスマッシュ

ケーキを作るキッカケとは?

 最初は、ケーキスマッシュ撮影の依頼があれば、注文していました。しかし、ケーキの確保が難しい。
 2週間前から注文しないと用意できない。休みの日で受け付けてない。なので、急な撮影依頼にも対応できない。しかも、値段も$90(8200円,2023/5の為替)ぐらい。
 一番怖いのは、当日、ケーキがこないこと。
オーストラリアでは、約束時間に遅れることも多い。遅れるならまだしも、電気、水道など修理業者が約束していても来ないという。現地住民なら経験があるのではというぐらい、よくある話。
 そんな中、YouTubeでフォトグラファーがケーキを作っているのを見て、そうか、自分も作れば良いと思い、作ることにしました。

ケーキスマッシュセットアップ

ケーキのレシピはどこから?

 卵と牛乳を加えれば簡単にできるケーキミックス粉が売っているのですが、硬めだったため、柔らかいイメージのある日本のスポンジケーキレシピを参考に作りました。1歳の子供が食べるので、砂糖を少なめにして作っています。
クリームはバタークリームというものですが、バターは使わず、植物性油を使っています。
乳製品アレルギーのお子さんもいて、卵、バター、牛乳使わないケーキを作ったこともあります。

ケーキを作るのに大切なポイント

  • 使う容器、道具は水気がないこと

  • 材料の分量をきっちり測ること

  • 卵の泡立てをしっかりやること

  • 卵の泡立てに粉、バター、ミルクを入れる時、混ぜ過ぎないようにすること

  • オーブンの温度管理

ケーキスマッシュ

ケーキのデコレーションに挑戦

 まずは、色を作ります。

フードカラーで赤1滴、青1滴の割合。紫色に近づけたいなら赤を追加する。
6インチ型のスポンジケーキを3つ重ねます。そして、クリームを塗ります。
花をつけていくので、完璧にスムーズにする必要はありません。

Youtubeに、ロゼッタケーキというバラの花デコレーションケーキとバックドロップセットアップ、ケーキスマッシュセッションの様子を載せています。

ケーキを作る楽しさ

 オーブンからケーキの香りが部屋に充満してくる時、柔らかくきめ細かくスポンジが焼けた時が、嬉しい。
 デコレーションする時、すごく集中できるので、作った後は、スッキリ達成感。
 パソコンの前に座っていることが多くて、料理は気分転換になります。

 ケーキスマッシュの後は、ケーキを持って帰って食べてくれるお客様が多いです。みなさま、美味しいと言ってくれるのも嬉しく、励みになります。

双子のケーキスマッシュの様子

#料理はたのしい



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