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写真で言葉の壁を越える、そして次の段階は?

夜空を見上げると、たくさんの星がある。
地球には、Talent(才能)を持っている人がたくさんいる。
 海外のGot Talentショーで話題のダンスグループのアバンギャルディやコメディアン、一発芸の安村さんをみて、世界で高い評価を受けるなんて素晴らしい、日本人として大変誇りに思うし、嬉しい。

ふと、思ったのは、これらは、言葉の壁がない

海外に住んでいると常に感じることは言葉の壁。

モデルさんと撮影後、何かできないかとPhotoshopいじりながら作成してみた結果

オーストラリアに移住した頃、日本でやっていた同じ業種(システムエンジニア・プログラマー)に応募。
 プログラムは世界共通言語で、書類審査では通るのですが、面接でことごとく落ちました。言葉の壁は大きかった。
 そこで、英語の勉強も兼ねて、グラフィックデザインの大学に行きました。
在学中、成績は良く、クラスでもトップだと言われましたが、仕事はできませんでした。他の生徒たちはデザイン関係のアルバイトしていたり。
 いくつものデザイン会社に見習いの申し込みメールを送りましたが、仕事には結び付かず。そんな中、フリーランスとしてカメラの仕事ができて今に至ります。

 写真もダンスや芸のように言葉の壁がない。
だから、言葉は不十分でも、仕事としてやっていけてる。

Yeah! (Location: Pink lake in 西オーストラリア)

 オーストラリアは移民が多く、お客様も様々な国の人達。アジア人、イギリス、フランス、アフリカ、最近ではネパールのご夫婦の赤ちゃんを撮影。
 赤ちゃんは言葉はいらない。でも、伝わるものはあるので、ゆっくり優しく巻いたり、移動させたり。家族撮影する時は、お手本でポーズを見せるのと、決まり言葉をいくつか覚えて、切り抜けてます。
 最後に、印刷して渡すのですが、どの国の方も喜んでくれる。

ですが、今の悩みは独自性
 自分のインスタの写真を見て特徴がない。自分の作品とは何だろう。
仕事の写真だけでなく、趣味としての風景写真でもパッとしなくて悩んでいる。

 アバンギャルディのプロディサーでダンス振付師のAkaneさんが、”誰がみてもクスッと笑えるような他とはかぶらない作品を作るというのをモットー”と言っていた。欠けているものがあると言ってお笑いのコロッケさんを呼んで更に良い作品になったのには驚いた。

 誰でも簡単に撮影できる時代だからこそ、オリジナルを求めたい、誰がみても○○と思えるような、そんな感情の要素を入れて、それに向かって追求していくことで自分のオリジナル作品が作れるのかもしれない。
 例えば、
 誰がみてもピュアと感じるようなと決めたら、色合いは白で統一するとか、柔らかい自然光を使って、F値を小さくしたボケ感の大きい撮影方法になるだろう。
 誰がみても驚くようなと決めたら、バズーカーのような大きい望遠レンズで、アフリカの危険動物を追っかけるとか。

200mmレンズで撮影

 誰がみてもクスッと笑えるような作品。いい言葉。そして、それを実行しているアバンギャルディは素晴らしい。
誰がみても○○のような作品、あなたは○○に何を入れますか?

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