ルラリオンの超円錐

ルラリオンの超円錐は当時、広島市在住だった佐伯さん（スタジオK2）による予告編アニメです。1988年頃に入手したVHSテープに収録されていた作品です。他にも佐伯さんの制作した列車を襲撃するウォーカーマシンというかガウォークというか駅馬車強盗な集団を少女の用心棒が迎え撃つアニメや、「うる星やつら」の「こたつ猫」が巨大化して暴れ回るアニメ、佐伯さんも参加した広島工業大学漫画研究会の制作したアニメ等が収録されていました。
ルラリオンの超円錐は佐伯さんが同人誌で発表を続けていた作品で地球と対立する植民星に作られた軌道エレベーターのような超科学の産物が独立の鍵になる構造物だったかのように記憶しています。まるで「超電磁マシーンボルテスV」のボアザン星の黄金城か「超人ロック」のロンウォールの嵐みたいな話だったようなおぼろげな記憶があります。予告編アニメ「ルラリオンの超円錐」自体は1分弱しかない作品ですが昔から何故か気に入っています。BGMのクラッシック曲が流れ続けセリフや効果音はありません。
佐伯さんのペンネームは彼が居住していた佐伯区に由来するものだと記憶しています。佐伯さんは当時他にPC-9801向けの同人ソフト用DOS起動ソフトやランチャーソフト、宇宙戦艦のシミュレーションゲームソフト等も開発発表されていて、パッケージ化してフタバ図書等で販売していました。
添付した画はおぼろげな記憶で描いたイメージ画です。
予告そのものは主人公の少年やヒロイン、宇宙戦艦等が登場するものでした。

超円錐のイメージ画その1

超円錐のイメージ画その2