三浦真理 薬膳スパイス家庭料理研究家
薬膳の知識に基づいたレシピです。 健康維持や体調不良の改善を目的とした料理です。
家の周りにある植物を採取したり、生薬を種から育ててみる記録です。
自分自身や家族の体調不良に対する薬膳的養生の方法を書いています。 食材の知識、取り入れる時の注意点など。
喉が痛いという母に漢方薬局で買った「金銀花」入りの喉飴を渡すと、「あれ、これってスイカズラだよね?外に咲いてるよ。」 と言う。 え。金銀花あるの?? さっそく母に案内してもらと、これか~。 あるのは知っていたけど、「スイカズラ」って呼んでたし, 香りがとてもいいから何ならジャスミンかと思ってました。 改めて花の香りを嗅いでみると、とってもいい香りがします。 「金銀花」はとっても有名な漢方薬にも入っているくらいメジャーな生薬の一つです。 金銀花(スイカズラ)の効果ふ
ここ数日間、4歳の娘っ子が必ず夜泣いて起きるという事が続いています。 夜泣きと言っても赤ちゃんの時のように泣き叫ぶ訳ではないんですが、夜中0時と朝方4時過ぎくらいに泣いて起きて「立って抱っこ~」と抱っこをせがみ、そのあとなかなか布団に戻ってくれません。 娘っこも眠れなく大変なんでしょうけど、私も相方も眠い中、14キロある娘を長い時間立って抱っこするのはなかなかのしんどさ。 調べてみると軽い夜驚症に当たるのでしょうか。 薬膳的に出来ることはないか、中医学的視点で原因と対
薬膳を勉強し始めて、食べるようになったなつめ。 皆さんは食べたことありますか? 私は薬膳を勉強するまで存在すら知りませんでした。 今は忘れなければ&家にストックがあればほぼ毎日のように食べています。 特に生理中と後は意識して食べるようにしていますよ~。 なんでなつめがすごいのか⁇ なつめのあれこれをまとめてみました。 あれこれ書いたら長くなってしまいましたが、気になる箇所だけでも読んでもらえたら嬉しいです。 ※本記事では提供を受けた商品を紹介しています。 なつめの効
皆さんはイワシ好きですか? イメージとしてあんまりスポットの当たる魚ではない感じですが、イワシって体にいい栄養素たっぷりなんです🐟 これを読んだら毎日でもイワシを食べたくなるかもです! イワシの栄養成分 イワシの栄養成分を調べてみると、なかなか良いことばかり。 多く含まれているIPAは抗血栓、抗動脈硬化などの生活習慣病、DHAは脳神経細胞維持、抗アレルギー効果(アトピー性皮膚炎や花粉症)があるとされています。 カルシウムやカルシウムの吸収を促進するビタミンDも豊富なの
スギ花粉の時期も過ぎたかな?と思っていたのに、次男坊のアレルギー症状が悪化。 目の痒みと充血、特に夜間の鼻詰まりがひどく眠りを妨げるほど😔 過去一くらいに酷い状態。 使用をやめていたアレルギーの目薬と点鼻薬、内服薬を再開してなんとか症状は落ち着きました。 なんでこんなにアレルギー症状が悪化してしまったのか…。 抗アレルギー薬のおかげで症状は一時的に抑えられてはいますが、根本的解決を目指すために原因を探ってまとめてみました。 そもそもなぜアレルギーを引き起こしてしまうの
最近、目がかゆいと目をこすっていた次男坊。 ある日、起きてきたら左目だけ真っ赤に充血してる😱 眼科に行くと、「何らかのアレルギーだね」と点眼薬を渡されました。 かゆい時に追加で使う目薬も処方されたのですが、目の充血や痒みはなかなかなくならない。 と思っていたら今度は娘っ子の上まぶたが赤く張れて痛いと。 また眼科に連れていくと、「ばい菌が入ったのかな?」と抗生剤の点眼薬が処方されました。 中医学的にみる「肝」と「目」のつながり中医学的には「肝は目に開竅(開竅)する」と言わ
牛乳と豆乳。 薬膳を学ぶ前はなんとなく豆乳の方が体に優しそう、というイメージで料理には豆乳を使うことがほとんどでした。 一時的だけど、動物性のものを摂取しないようにしていた時は牛乳を全く飲まなかった期間もあるなぁ。 薬膳を学んでいて思うのは、一つの食材にはいろんな面があってその人の体調や体質に合わせて選ぶことがとてもが大事ということ。 薬膳を学んでから、牛乳と豆乳をどう使い分けているかまとめてみました。 牛乳と豆乳の薬膳的比較牛乳の効能 意味の分からない漢字が並んで
スパイスにハマっていた時、色んなスパイスを育てていました。 クミン、ブラッククミン、サフラン、ターメリック、コリアンダーなどなど。 種から育てるのが好きです。 種から育てると、スパイスの花も見れるし、根っこも食べることが出来るし、葉も好きな時にフレッシュなものが手に入る。 中薬の本を開くと、柿の葉、枇杷の葉、桑の葉、庭や山にある植物で薬になるものが多いこと! ゆくゆくは漢方も楽しむ範囲で自給していけたらいいなぁと思っています。 と言いうことで、私の体質に合った植物を育
ゴールデンウイーク子どもたちと楽しく遊んで、さぁ今日からまた学校がんばろう~という朝、長男が喉の痛みと頭痛、38度の発熱。。 私も朝起きたら喉がなんとなく痛い。 長男に続いて相方と私もその日のうちに38度後半の発熱をしてしましました。 明らかに何か悪いウイルスに感染している…。 ゴールデンウイークほぼ外出せずに家の周りで遊んでいたのになぜ⁇ 春は風邪を引きやすい?春は気候の変化に対応できず、外にいる邪気(風邪)が侵入して陽気を傷つけやすくなっていると日本中医学院の授業で
チョコレートが大好きな子どもたち。 前から干し柿チョコや甘糀チョコとか色々作ってきたけど、一番簡単に出来る手作りチョコレート🍫のレシピです。 しかも、子どもたちも市販のチョコレートだと思って疑わなかった! 材料はココナッツオイルとキャロブパウダーのみ。 今までは純ココアに甘糀混ぜて作っていたけど、子どもたち用にカフェイン入ってないキャロブパウダーを買ったら、キャロブパウダー甘いじゃないですか⁉︎ 知らなかった…。 で、こんなに甘さがあるなら甘糀いらないな、と。 『材
もともと、栄養補助食品とか、サプリメント系にあまり得意ではない。 食事から取るので十分というタイプだった。 だけど、年齢を重ねて思うのは場合によっては上手く活用するのがいいと思うようになった。 昨年末くらいから私(萎縮性胃炎)をはじめ、長男(機能性ディスペプシア)、相方(逆流性食道炎?)と胃の不調が家族で続いていて立春を過ぎた頃からようやく全員の体調が戻ってきました。 胃が不調だと消化に良いおかゆなどを中心に胃を冷やさないような食材をとることで徐々に回復させていくと思うけ
中医学、薬膳を勉強し始めてよく食べるようになったクコの実。 中華料理屋さんの定食のデザートの杏仁豆腐にちょこんと載っているというイメージ。 だけど、勉強し始めてクコの実の素晴らしさが良く分かって今は毎日のように食べている。 1.クコの実の効能クコの実、たぶん食べた事がある人は多いはず。 中華料理屋さんの杏仁豆腐にちょこんと載っているあれです。 中医学を勉強するまで、杏仁豆腐の飾りかなくらいに思っていたけど、勉強すると俗にスーパーフードと呼ばれる所以に深く納得。 中医学
去年の年末の話、ご飯を食べた後に胃が痛むようになった。 なんか、みぞおちの辺りをギューーーッと絞られるように痛む…。 お粥を食べたり、市販の薬を飲んだりごまかしていたけどやっぱり一度検査した方がいいかもと、胃カメラを飲んだ結果… 『萎縮性胃炎』と診断された。ついでに軽い胃下垂もあると。 胃カメラをした医師は『萎縮性胃炎だね』と説明し、その後も特に詳しい説明はなかったので、自宅に帰ってから自分で調べてみると 『萎縮性胃炎』とは胃炎が慢性化して、胃の粘膜が薄くなった状態のこと
2024年の目標の一つに「健康」を掲げた。 私も相方も40代になり、健康診断でちらほら数値が引っかかるようになった。 自覚症状がないからと放置していたけど、今年は自分たちの健康も意識する! 相方は「LDL(悪玉)コレステロール」と「尿酸」が高め。 私はHbA1c(血糖値)が高め。 そこで食事に取り入れ始めたのが大麦。 きっかけは先日の中医栄養学での学び LDLコレステロールを下げるし、血糖コントロールにもいいしと大麦をご飯に混ぜて食べることにした。 ただし、大麦は
中医学を学び始めて、体に良かれと思って食べていたものが案外良くなかったかも…と気づくことが多々ある。 まだまだ学びの途中だけど、学んだ事を少しでもアウトプットしていこうと思う。 私はかぼちゃ、さつまいも、乾燥した豆類(炒り豆とか)が大好きで結構食べている。 父が育てたかぼちゃがたくさんあるし、自家製の干し芋も冷凍庫にたんまりある。 食卓テーブルによく干し芋が置いてあって、小腹が空いた時など、よくもぐもぐしていたのだ。 食物繊維もビタミンも多くて身体にも良さそうと思っ
小、中、高、大学、看護師時代とそれなりに勉強はしてきた方だと思う。いわゆる学校のお勉強。 勉強が嫌いではなかったけど、面白い!と思った事は…多分なかった。 そこそこ勉強を頑張ったので成績は悪くはなかったけど、それはトップの人が教室に名前を張り出されたり、親や先生に褒められたりが嬉しくて、純粋に勉強が楽しくてやっていたのではないと思う。 なんでこんなことを思ったかと言うと、薬膳の勉強を始めてから勉強が面白くて仕方がないのだ。 特に中医学。薬膳もこの中国の学問である中医学