#25【読書】喫茶おじさん 原田ひ香:著を読んでみた!

久しぶりに小説を読みました。
原田ひ香さんの「喫茶おじさん」という作品です。

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本の概要
人生もコーヒーも、苦いけれどうまい。

松尾純一郎、バツイチ、57歳。大手ゼネコンを早期退職し、現在無職。妻子はあるが、大学二年生の娘・亜里砂が暮らすアパートへ妻の亜希子が移り住んで約半年、現在は別居中だ。再就職のあてはないし、これといった趣味もない。ふらりと入った喫茶店で、コーヒーとタマゴサンドを味わい、せっかくだからもう一軒と歩きながら思いついた。趣味は「喫茶店、それも純喫茶巡り」にしよう。東銀座、新橋、学芸大学、アメ横、渋谷、池袋、京都──「おいしいなあ」「この味、この味」コーヒーとその店の看板の味を楽しみながら各地を巡る純一郎だが、苦い過去を抱えていた。妻の反対を押し切り、退職金を使って始めた喫茶店を半年で潰していたのだ。仕事、老後、家族関係……。たくさんの問題を抱えながら、今日も純一郎は純喫茶を訪ねる。
『三千円の使いかた』で大ブレイクの著者が描く、グルメ×老後×働き方!

私は都内在住のため、ここは「どこのお店だろう。」とわくわくしながら読み進めることができました。

住んでいる場所が小説の舞台になっているのは自分もその場所がイメージしやすいから好きなんです。

喫茶店って喫煙できるイメージがあってほとんどいったことがないんですが、今は禁煙のお店が主なのかなとも思ったり。

いまは一人でカフェに入る時間を捻出するのも大変だけど、将来、こういう時間がとれる日がくるのかなとふと感じながら読みました。

さらに主人公は退職金を使って自分の喫茶店をはじめてるんですが、半年でつぶれているんですよね。

妻の立場だったら反対するし、さらに潰れているし、「やるならしっかり勉強してから始めてよー。」といらいらしてしまうところもあり(笑)

そりゃ、別居になりますよ。って突っ込んでいる自分もいました。

やっぱり、パートナーが何かあったときのために自分自身も稼ぐ力をもっておくことって大切だなと感じてしまいました。

「仕事いや!」とか言っていられない。

原田ひ香さんの小説は食べ物が美味しそうに書かれて空腹時に読むとお腹がすいてきそう。

お金の話も重なっていたこともありまだ先の老後を考えつつもさくさく読めました!

簡単ですが、レビュー終わりです。
今日から月曜日!
先週はnoteを更新できなかったけど、今週は頑張りたいと思います。

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