変な猫 4 ~ 耳が4つ
突然変異によるキメラ猫の記事を先日載せましたが、今回も神話かファンタジーにでてきそうです。「変な猫」シリーズがたまたま4話目ということに気がついたのだけれど、耳が4つある生後4ヶ月の猫です!
青白い灰色の毛と神秘的な緑色の目を持つロシアンブルーの雑種。「ミダス」という名の子猫は突然変異により、なんと4つの耳を持っています!
耳が大小2セットあるからといって他の猫より聴力が良いわけではなく、何ら影響はないみたいよ。それでも、どんなふうに音が聞こえるのか気になるよね。
ミダスの小さい方の耳2つは音を捉えているかどうかも確かではないという。人間ならもっと詳しく調べられるのにね。
「ミダスちゃ~ん、これから音楽を流すわよーー大きい方のお耳を2つふさいで小さい方だけでよく聞こえるか、おしえてね~!」なんて実験はできないもの。
ミダスは、現在のトルコ人飼主さんの友人宅の裏庭で生まれました。兄弟5匹のうちでこの仔1匹だけに突然変異がありました。
生まれてすぐに動物団体に保護されたが、健常でないという理由で貰い手はすぐには見つからなかった。
このままだと里親を見つけるのは難しいかもしれないと心配した飼主さんは、自分が養うことにしたのです。
「家にはもう犬と猫がいたので、ミダスと仲良くできるかどうか最初は心配だったが取り越し苦労でした。獣医さんも聴力には問題がないと言うし、平凡な子猫と変わりません。」と彼は言う。
ミダスは今やインスタで10万人以上のフォロワーを持つほど人気者になりました。
その人気が良い影響を及ぼして、人々がペットショップから買うのをやめて保護猫をもらうようになり、さらに、健常でないペットをも養ってくれる人が増えることを願う飼主さんです。
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