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外国人が食べてみたい日本の美味 2・コーヒーゼリー

コーヒーゼリーは、その名のとおりコーヒー風味の茶色のゼラチン。上にホイップクリームをたっぷりのせてもいいね!

ところで、コンビ二やスーパーやファミレスなど、どこでもコーヒーゼリーを売ってるのは日本だけってご存知でしたか。

朝から1日何度もコーヒーを飲む外国はあっても、コーヒーゼリーを日本ほどフツウに食べる国はない。

コーヒーゼリーを知らない日本人はいないが、海外ではメジャーな食べ物ではないのよね。

「コーヒーにクリームを入れるのは美味そうだが、そこになぜゼラチンの塊が必要なのか!?」と、欧米人には解せない。コーヒーとゼリーを一緒に混ぜて食べるって感覚がNGなわけ。

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元々コーヒーゼリーは、ゼリーがアメリカ料理に使われ始めた20世紀初めのアメリカで人気があったのだが(古くは19世紀のヨーロッパにまでさかのぼる)しかし、21世紀までにはニューイングランド人のメニューと記憶から大部分が消えてしまった!なぜ?

人気が低下したのは、オックスフォード食品飲料百科事典によれば「貧しい人のデザート」という評判が広まったから。たしかに.・・残った前日のコーヒーもゼラチンも、安いです。

レシピは簡単、材料は5つだけ: 粉ゼラチン、砂糖、ホットコーヒー、水。お好みでミルクか生クリーム。

伝統的コーヒーゼリーでもっとも有名なのは、ボストンに昔オープンして今はもうない店。そこはベイクドビーンズ、インディアン・プディング、店で前日に残ったコーヒーから作る「コーヒーゼリー」など、ニューイングランドのヴィンテージ・ジャンキー料理を提供する数少ないレストランの1つでした。

ちなみに日本では、1963年にミカドコーヒー軽井沢店から「食べるコーヒー」として発売されて以来人気が高まった。スタバのコーヒージェリーフラペチーノの販売も日本から始めたらしいよ。

そんなわけで、コーヒーゼリーを思いっきり食べたかったら日本で!

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