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外国人が食べてみたい日本の美味 7・ かつおぶし

「魚が泳げるって知らない人はいないよね。なかには飛ぶのもいる。それがさらに踊るんです。」と始まる海外向けの記事で、日本のかつおぶしを紹介していました。

燻製にした固いカツオを削ってフレークにしたものはとても軽いので、ほんの少しの蒸気の上で海流のように揺れてカールします。つまり、温かい料理の上にのせると、薄くて軽い削りくずが踊るってわけ。

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昔は内臓や頭や骨を除去した鰹を数ヶ月(時には数年)陽にあてて熟成させ、乾燥して固くなった魚を少しずつ削りました。伝統的な方法では上の写真のような鰹節専用の削り器を使います。

マメな人は自宅で削ってスープの素となるダシも自分でとるが、ほとんどの日本人はすでに削って袋詰めされている鰹節や粉末のダシの素を店で買ってすませます。

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鰹節はおかかともいい、人気料理のお好み焼き、たこ焼き、おにぎり、煮物など、さまざまな日本料理の上で踊り、うま味を引き立てます。

そして、かつおぶしを好きなのは人間だけじゃないのだ。

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