コメディ野生生物写真賞2020 (5)・大賞発表

コメディ野生動物写真賞の受賞作がついに発表されました！今年のファイナリストとして残った作品はすべて素晴らしかったが、審査員たちの意見では、今年の受賞作はベストの中のベストと言ってよいだろうとのことです。

今年の総合優勝は、マーク・フィッツパトリック氏の素晴らしい写真「Terry the Turtle flipping the bird」で、世界中からの他の7000点のエントリー作品を上回りました。

この作品、とりあえず「挑発する亀のテリー」とでも訳しましょうか。「flip the bird 」には中指 (ミドルフィンガー）を立てるという意味があり、欧米では相手への侮辱的、攻撃的なサインとして知られています。元々は男性器を表すかたちに由来するそうよ・・なのでめったに中指を立てるのはやめようナ。

ちなみに、Google 翻訳にタヨリッパだと、この作品の題は「鳥をひっくり返す亀のテリー」となるはずです。

マークさんは、オーストラリア・クイーンズランド州のレディエリオット島でカメたちと一緒に泳いでいたときにこの写真を撮影しました。カメラに向かってテリーが泳いでくるときに足ひれが引き戻されている瞬間をなんとか捉え、カメが実際にマークに中指を立てているように見せました。（または実際、テリー・ザ・タートルはマーク・ザ・ヒューマンに怒っていたのかも？）

総合優勝＆水中生物部門1位：「中指を立てているタートル・ザ・テリー」マーク・フィッツパトリック

2位以下の受賞作品は後日ご紹介する予定です。