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映画レビューブログが時代に合ってきた話

Amazonプライムを使うようになってから、並行して映画レビューを始めた。大体100本ほどは書いてきて、全体で3万pvはあると思う。

映画レビューは少し前のブロガーなら一番良くない題材なのだが、最近は時代に合ってきてる。

映画サブスクのもったいない使い方

知り合いにAmazonプライムと、ネトフリとディズニープラスを契約しててどれも話題作しか見ない人がいる。

どういう使い方をしてもいいがもったいなく思う。田舎で映画館もまともにないと、まず映画が見れないから話題作数本で1000円くらいの月額ならいいという判断だろうか。

私も最初は話題作だけ見てたが、次第に公開ルーティンが見えてきて見るものがなくなった。

今ではリストの上から知らない番組を全てウォッチリストに入れていく。当然こんなことは映画フリークしかしないだろう。

でもこういう習慣のおかげで、最近の韓国映画やロシア映画のクオリティに驚けた。

邦画がうんちなのは大体の人が知ってると思うが、ハリウッド映画もひどくなってる。子どもに見せれない作品はアウトといった指標が強くなる一方だ。

その点、韓国のホラーやロシアのSFなどは国柄もあってか容赦がない。特に韓国ホラーはかつてのジャパニーズホラーを思い出させる。

こういう変化には、映画サブスクサービスでないと気づかなかった。

映画レビューはタブーだけど必要

映画レビューがブロガーにとってタブーの時代は、まず話題作を有名ブロガーが取り上げたら終わりだったからだ。

その人の記事以外はほぼ見られなくて、書いても無駄なジャンルだった。

しかし昨今ではブロガーなんていない。そもそも誰も映画レビューを検索なんてしない。

終わった分野で需要もないはずだけど、属人性が高いと意外と見てくれるようになる。

私は誰も知らない映画を見ることが多いのだが、そういうC級作品なんかを検索すると大抵同じブログが出てくる。

そのサイトしかないこともある。自分が検索したということは、世界の誰かも検索する可能性はある。

それは爆発的人気には繋がらないかもしれないが、この映画を自分以外にも見ている人がいた。という事実は嬉しいものだ。

最近では生成AIが発達しすぎてて、日記以外のコンテンツは人間が生み出す理由がなくなると言われてる。

映画であれば、あらすじとかネタバレとか考察なんかはAIには敵わない。

であれば最後は、『こういう映画観たんだけど』から始まる日記だけが残る。その人に興味ないと読まれないけど、逆に言えば書き手に興味があれば読者に新しい体験を提供できる。

今後終わっていくコンテンツビジネスの中でも、唯一残る日記。その日記にどれだけの価値を与えられるか。

そこから読者やファンを増やし、コミュニティとして同じことで盛り上がれる仲間を作れるか。

その入り口が映画レビューだと思い始めた。

実際にpvはそこそこのものになってきてる。

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