2時間浮いた!テロップ入れを効率化して分かったメリット
完成尺15分のフルテロップ編集で5時間かかっていたのが、3時間以内に終わるようになってから、テロップ入れの効率化に目覚めた動画編集者・みとんです🙇♀
このnoteではテロップ入れを効率化するメリットについて書きました。
もし今あなたがテロップの効率化をそこまで重視していないなら、めちゃくちゃ損してると思います(偉そうですみません)。
よかったらこのnoteを読んで頂き、「テロップ入れ効率化の重要性」を考えるきっかけになれば幸いです。
なぜみんな、テロップ入れを効率化できずに手打ちしちゃうんだろう?
私が動画編集を始めた何年も前と比べると、今は劇的に便利な機能やツールが生まれている時代です。
でも、なぜみんな
手打ちの方が早いかもしれん!
手動で打ち込んだ方が早いな?
ってなっちゃうんでしょうか。
「自動文字起こしの精度がなー…、逆に時間かかっちゃうんだよな」
「初期投資するほどじゃないかも」
とかですかね?
たぶん効率化が重要だとか、効率化を優先できないのって、「効率化がもたらすメリット」をまだ感じられていないからかもしれませんし、「効率化の成功率を上げる仕組み」があなたにないからかもしれません。
他にも以下の理由が重なって、テロップ効率化が難しい状態になってるんじゃないでしょうか?
「ひたすら時間をかける」以外の方法も持つべき
でも、フルテロップじゃなくても、ただひたすら時間を使ってテロップを入れるってかなりキツくないですか?
なんなら、だんだん割に合わない…とか、
動画編集のお仕事を辞めたくなってきませんか?
辞める原因はテロップ入れだけではないけど、時間が膨大に必要な作業とか、単純作業ってシンプルにしんどいですよね(好きな人がいたらすみません)。
特に私がやるフルテロップは、動画編集の中でも1番時間がかかるから、効率化しないと疲れ果ててしまいます。
さらにいうと、動画編集で得たお金は、あなたの労働力と犠牲にした時間の対価ですが、その相場は業界や利益構造に左右されていて、必ずしも”あなたの能力”で決まるわけじゃない。
ですよね?
それにテロップ入れること自体はただ音声を適切に文字に落とす作業だから、収入を大きく変えるようなスキルが手に入るわけじゃありませんし。
言い換えると、「ひたすら自分の時間を使って作業する以外に効率化の方法を持ってないと、動画編集者の時給は一向に上がらない」ということになります。
しかも、テロップがない動画編集はまれなケースなので、基本的にテロップ入れは必須です。だから、テロップ入れの効率化は誰にとっても重要なんです。
カットや装飾はクリエイティブな部分が大きいため効率化が難しいですが、テロップは単純作業の割合が多く、効率化が期待できると思います。
こういう風に考えると、少しでもテロップ入れを効率化することの重要性が分かって頂けたでしょうか。
テロップ入れを効率化するメリット
私は家庭の都合で1日数時間(0の時もある)しか割けないので、「お金がかかっても良いから、時間がほしい」とツールに課金するんですが、
「初期投資なんて余裕はない…」と感じる方もいるかもしれませんね。
また、”テロップ入れの効率化”と言われると、機能を使いこなさないといけなかったり、面倒なことをするんじゃないかと想像する方もいると思います。
しかも自動文字起こしって融通がきかないところがあるので、テロップ入れって効率化が難しいらしいです。世間一般的にも。
でもそんな中で、なぜ私が「効率化が難しいテロップ入れ」にこだわるのか、もうちょっと深く掘り下げてお伝えします。
①:大量の時間を使わなくて済む
まずはご存知のとおり、「時間を大量に使わなくて済む」ってことです。
テロップを入れるとなると、タイピングスキルが高かろうがどうしても時間がかかります。
時給で考えると損することも多くて、特に一番時間がかかるテロップ入れを手作業でやるのは、心理的にも大変ですよね。
②:時給を上げることができる
もし、今あなたが動画編集の時給を上げたいなら、
どうやって単価アップを交渉をすればいい?
雇用主(依頼主)とのやり取りで注意する点は?
時給を上げるためにどんな強みが必要?
交渉のタイミングは? など
色々考えることがあると思います。
ただ、動画編集の仕事は最初に「1本〇〇円~」と単価が決められており、特に優秀で実績がある動画編集者だとか、雇用主との関係性が築けていない限り、単価をアップしてもらうことは難しいです。
そもそも動画制作自体に時間がかかりますよね。素材を取り込んだり、カットしたり、装飾やアニメーションを入れたりと、テロップ以外にも時間を取られる作業が多いです。
つまり、動画編集未経験者や今少しずつ実績を積み上げていっている編集者は、時給を減らさないように効率的に作業するしかありません。
余談ですが、以前「月30万円を動画編集で稼いだ!」とSNSで発信していた人を見たことがありますけど、
結局"寝食を削って毎日毎日長時間編集し続けていただけ"だったんですよ(体を壊すレベルで編集されていた)。
その発信を見て、なんだかんだ動画編集者の月収を上げるには納品数なんだなと改めて感じました。たくさん時間が確保できる人、資金を投入できる人が有利なんだと。
ということで、受注量を増やしたり、動画編集者からセールスをかけることができるのは、時間に余裕があるからというのは大きいです。
③:機械学習機能自体に一定の信用がある
私は基本的にツールに課金して効率化をしています。精度が完璧じゃなくても、文字起こしはやっぱり使えるんですよね。
確かに機械学習機能は特定の専門用語や業界用語、文の表現力や感情のニュアンスを捉えるのが難しく、発音が不明瞭な動画では精度が低いです。
でも逆に言えばそれ以外の部分で間違えることは少ないということなので、手打ちする量が減る前提で作業を始められるのは魅力だと思います。
なぜ「ツールを使ってテロップ入れの効率化するのか」と言えば、機能に一定の信用を置いているからであり、気づいたらテロップの大部分が精度高く完成してるって本当に助かります。
今、ユーザーフレンドリーな使いやすいツールもあるので、ある程度ストレスなく作業が進められますしね。
④:高度なタイピングスキルがいらない
限られた時間で手打ちでテロップを入れる場合、速くて正確なタイピングが必要になりますよね。
ところが、テロップ入れを効率化できればそんな高度なタイピング技術は要らないんです。
確かにツールを使うとお金はかかるし、効率化が上手くいかないこともあります。
でも、それは使い方を知らないから損するのであって、工夫すれば作業効率がグンと上がるから、テロップ入れを試す価値は大いにあると思います。
⑤:利益率が高くなる
テロップ入れの効率化で一番大きなメリットは、利益率が高くなることです。
これは全般に言えることですが、作業時間が短ければ当然利益率は上がりますよね。
例えば完成尺10分のフルテロップを3,000円で引き受けたとしましょう。
作業に3時間かかるとしたら時給は1,000円ですが、もし1時間で仕上げられたら…、時給は3,000円になります。
それを10本納品するとどうでしょうか。同じ3万円でも、30時間かかるのと10時間かかるのとでは、どちらがいいですか?
もし、1日3時間の作業時間が確保できるなら、「10日」と「3.3日」の差が出てきます。
それって…月20日働いたとすると、極端な話、6万円と18万円の差がつくということです。
数字で比べると、テロップ入れ効率化に初期投資して、どんどん使いこなすべきだと感じますよね。
初期投資してでも、テロップ入れの効率化は優先すべき
そもそも時間と労力がたくさん必要な動画編集で、本業や育児の合間に
「副業として始めよう」
「もっとたくさん納品して収入を増やしたい」
って考えてる人が、これ以上時間や労力をひたすらに突っ込めるか?って言われたら、どう感じますか…?
そういう人達が動画編集で最も時間がかかる「テロップ入れ作業」をツールもなしで、手打ちで始めるには、あまりにハードルが高すぎます。
ということで、今回はテロップ入れ効率化のメリットをご紹介しましたが、「ツールを賢く活用して空き時間を増やすことが大事」だと分かって頂けたでしょうか。
その活用方法については、また別のnoteで具体的にお話ししますね。
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