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訳あり物件で起こった怖い話

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訳あり物件に住んでいたときに体験した怖い話をまとめました。トップ画像は実際に住んでいた物件の玄関写真です。
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不気味な夢  「深夜の呪文」

不気味な夢 「深夜の呪文」

これは「あの家」に住んでいたときに見た気味の悪い夢です。そもそも私はリアルな夢が多いのですが、これも現実と混同しそうな夢でした。いえ、その後の事件を思えば、現実だったのかもしれませんが・・・。

外から聞こえてきたものあれは、リビングでうたた寝してしまったときのことです。
とにかく疲れていて、夕ご飯を食べた後は夫も愛犬も私も、気づけばソファーでいつの間にか寝てしまうことがしょっちゅうでした。

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訳あり物件での怖い話  「ストーカーが訴訟を起こしてきた」

訳あり物件での怖い話 「ストーカーが訴訟を起こしてきた」

訳あり物件は、そもそも家を建てるまでのつなぎとして1〜2年程度住む予定でした。結婚して間もなくハウスメーカーに相談をしていて、土地やモデルハウスを見ながらローンが組みやすいタイミングを図っていたのです。
次第に妙な現象やトラブルが起こり、一時は夫婦で失業するなど我が家は没落。神頼みでようやく逃げ出せましたが、最後に登場した意外なトラブルがこの訴訟でした。

いくつか前の記事で少し触れましたが、あの

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部屋に入ってきた白い煙

部屋に入ってきた白い煙

訳あり物件に住んでいた頃、比較的後半の体験で割と怖かったのが「白い煙」でした。
当時、夫は昼夜が完全に逆転していて、明け方まで仕事をしながら起きているのが日課でした。一方、私は早い時間に寝て朝から仕事。なので、そのときも一人で寝室にいました。

ベッドに入り、枕をクッション代わりにして動画を見ていたときです。突然、ドアの隙間からゆっくりと白い煙が入ってくるではありませんか!!

(え〜〜?なに??

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【忌み地の住人】  愛犬をストーカーしてきた老人

【忌み地の住人】 愛犬をストーカーしてきた老人

私は、以前住んでいた地域でネットストーカーされています。リアルでもストーカーと迷惑行為が見られたため弁護士と警察に相談し、最終的に裁判で解決に至っています(裁判はストーカーが申し立てしてきたという珍事件ぶりww)。
当時のブログは閉めざるを得なくなりましたが、最近ようやくストーカーが亡くなった(または施設に入った?)ようなので公開するなど整理をしています。その中で、自分でも忘れていた驚くような事件

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わりと怖い話  「占い師を襲った人物は?」

わりと怖い話 「占い師を襲った人物は?」

亡くなった人は見えない私ですが、誰かの念(いわるゆ生き霊)が飛んできたのはわかります。昔は夢でしか察知できませんでしたが、現在はその場で感じられるようになりました。
今日は、一時期我が家に執着していた人が5〜6名いたとき、ある占い師さんに相談したときの怖い話を紹介します。

強力な霊符その前に・・・。
私は「お金に執着した霊能者(驚くほど高額な設定をしている、など)」「怖がらせる助言ばかりする霊能

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訳あり物件で起こった奇妙なこと 「突然響いた女性の声」

訳あり物件で起こった奇妙なこと 「突然響いた女性の声」

これは、忌み地に囲まれた訳あり物件に住んでいたときの体験です。

ふいに響いた声のもとは?その日、私と愛犬は外出の支度をしていました。持っていくものはほとんど揃っていて、バッグなどの荷物は忘れないよう早々に玄関に。夫は、私が着替えなどの準備をしている間にコンビニに行ったか何かで、いませんでした。家にいたのは私と愛犬だけ。

身支度を整え、戸締りを確認したりカーテンを閉めたりと、家中のチェックをしな

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怖いけどスッキリする話  「窓から侵入してきた驚きの人物」

怖いけどスッキリする話 「窓から侵入してきた驚きの人物」

これは例の訳あり物件で起こったことです。今回はやや痛快な感じにしてみました。約2800文字です。心して読んでください。

昼寝中に侵入してきた謎の人物その日、私は二階の寝室で、夫と愛犬は一階のリビングでそれぞれ昼寝をしていました。時期はあまりよく覚えていませんが、窓を網戸にしていたので初夏だったように思います。

どれくらい寝ていたのか、目を覚ますと日が傾き始めています。横になったまま心地よい風に

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訳あり物件での体験 「家から出て行った謎の女性」

訳あり物件での体験 「家から出て行った謎の女性」

これは、例の訳あり物件で起こった出来事の一つ。
夫だけが見て、聞いたことで、数年経った頃に話してくれたエピソードです。

突然聞こえてきた不満

そのとき、夫は二階に、私は一階にいました。夫は仕事、私はテレビを見ながら執筆か何か作業をしていたときだと思います。
夫婦仲が良くない頃で、お互い同じ空間にいることを避けていた時期です。

夫によると、突然階下からぶつぶつと不満を言う私の声が聞こえてきたの

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訳あり物件での体験 「事実を知ってゾッとしたこと」

訳あり物件での体験 「事実を知ってゾッとしたこと」

これは、訳あり物件に住んでいたときの体験です。あることで、私と夫の仲は最悪な状態でした。その理由をお話しします。

不愉快な足音

あることをきっかけに、夫婦で仕事をしようということになり、私が仕事部屋に使っていた二階の部屋で事業を開始。食事の時間になると、私が一足先に一階に降りて準備をするのが日課でした。

そんなある日。私が一階に降りると同時に

ドンドンッ!ドンッ!

という、床や壁を蹴るよ

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家に居座っていた「黒い人たち」

家に居座っていた「黒い人たち」

これは自身の電子書籍でも触れている、家の中で見た「黒い人」の話です。これが見えた頃、我が家は大変な不幸に見舞われていました。

母の話

その前に、母の話をちょっとだけ。
母(故人)は人魂(ときには犬魂も)を何度か見た経験がある人でした。離れている場所のことがわかる能力も少しあったようです。
そして、何よりすごいのは、母自体が結界になれる人でした。

そんな母が、ときどき実家で
「最近、あの辺りに

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癒されない怖い話 「たどり着けない・・・」

癒されない怖い話 「たどり着けない・・・」

これも、例の訳あり物件に住んでいたときの話です。人が寄り付かなくなり、トラブルばかりになった頃、こんなことも起こっていました。

わかりやすい立地のはずが・・・

あれはたしか、私の取引先(かつての大手音響機器メーカー)から事実上の倒産報告があった頃だと記憶しています。
経済的にも途方に暮れることばかりなうえにトラブルは増え、以前のように誰かが家に来ることもほとんどなくなっていました。
まさに孤立

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家に侵入してきたものは? 「深夜の訪問者」

家に侵入してきたものは? 「深夜の訪問者」

これは、訳あり物件に住んでいるときに起こった出来事です。読み手にとっては怖い話だと思いますが、私にとってはあまり怖いほうには入りません。
一番怖かったのは「二階で常に感じていた何者かの視線」でしたから・・・。

深夜に鳴ったインターホンあれは、夫も自宅で仕事をするようになった頃でした。夫は会社員時代のDTPスキルを活かして起業。私は下請けをしていた取引先が倒産寸前で、Webライターへの移行を始めて

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