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癒される不思議な話

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不思議だけど、怖くはない(自身の感想です)体験を集めてみました。
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記事一覧

待乳山聖天から千束へ

待乳山聖天から千束へ

今日は、朝から私の大好きな聖天さまに挨拶とお礼に伺っていました。私が通っているのは、三大聖天の一つである「待乳山聖天(本龍院)」です。
思えば、ひょんなことで縁ができ、加護してもらうようになってもう丸8年になります。あの家から無事に出ることができたのも、この神様のおかげです。

今年は、ぷるちゃんの発作、急逝ということで喪があけるまで参拝に行けず(祈祷寺なので喪中は一定期間参拝厳禁です)、その次は

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見えない散歩と愛犬からのメッセージ

見えない散歩と愛犬からのメッセージ

「家族で散歩」今日は、夕方から家族で散歩。行き先は、森の公園近くにあるあの稲荷神社です。

実際は夫と二人ですが、玄関を出るときから
(今日は、ぷるも来てるな)
と感じていました。体があったときは先頭を歩いていたぷるさんですが、今日は珍しく私と夫の間にいたようです。

すると、案の定、道中で私たちに妙な反応をする散歩中のワンコが。
急に動かなくなってしまい、飼い主さんがいくらリードを引いても行こう

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癒される不思議な話  11話「荷物が置かれたままの家」

癒される不思議な話 11話「荷物が置かれたままの家」

これは、特に怖い話ではありません。私にとってはほのぼのした話です。読む方によっては怖いと感じるかもしれませんが・・・。

ほどよい武家屋敷まだ、以前住んでいた地域で家を探していた頃は、本当にいろいろな物件を見に行ったものです。結婚前は、セキュリティ面を考えてマンションを中心に内覧しましたが、結婚後は次第に戸建て派になった私。
当初はハウスメーカーと話を進めていましたが、後半は古民家が気になるように

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森に棲むもの

森に棲むもの

次男であった父は、生家に近い山の一部を買い、そこを開拓して居を構えました。もとは山であったため、敷地の中には坂道もあれば沢も湧いていました。私がそこで暮らしたのは小学校1年生までで記憶は薄いのですが、沢には山椒魚もいたそうです。
敷地の入り口から緩やかに続く坂道を登り、小高い場所に建っていた我が家。日中は鳥がさえずり、日が落ちれば辺りは闇夜に包まれます。そして、見上げればすぐそこには満点の星空。大

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正体がわかるとホッコリする  「明け方に聞こえてきた妙な会話」

正体がわかるとホッコリする 「明け方に聞こえてきた妙な会話」

これは、例のあの家で体験したお話です。心してお読みください。

それは、寝室で聞こえてきたある日の明け方のことです。私は誰かの話し声で目を覚ましました。

「そうかなあ。それはこういうことなんじゃないかなあ」
「ちがうわよ!そうじゃなくて・・・、よ!」

交互に聞こえてくる低めの太い声と高い声・・・。
(あ、これは男女で会話してるんだ!)
そう気づいた私は、一体何を話しているのか気になり、耳を澄ま

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夫が感じた 「憑いたもの」

夫が感じた 「憑いたもの」

これは、先日私が見た夢の約一週間後の話です。
夫は夫で気になる夢を見たそうで、検証しようと私が不在のときにその場所を一人で訪れ、新たな発見と感じたことを話してくれました。(※この記事は約5分で読めます)

私が見た夢と以前体験した夫にまつわる不思議な話は、こちらの記事になります↓

夫が見た夢夫の夢に登場したのは二匹の元気な狐。
夫が思い当たったのが、先日、私に代わって春大祭に参加したある稲荷神社

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亡くなった人への印象が変わった、ある体験

亡くなった人への印象が変わった、ある体験

若い頃の私は、亡くなった人というと無条件に「怖い」という感覚しかありませんでした。でも、ある神仏と縁ができてお寺さんに通うようになってからは違ってきています。
死ぬことで安堵する人や開放される人もいて、死者によって違うのだと思うようになっています。生きている人と同じように。
今回書くのは、ある人の葬儀のときの不思議な体験です。穏やかで嬉しそうな感情が伝わってきましたが、人の死にまつわることで不謹慎

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亡き愛犬に注意された夫

亡き愛犬に注意された夫

夫は何かと愛犬に関するメッセージをキャッチしやすいようで、うちに迎える前も夢で生まれたことを知らされています。今日は、今年亡くなった愛犬ぷるに夫が注意された話を紹介します。

愛犬が亡くなって受けた知らせ愛犬の49日が終わるか終わらないかぐらいの頃でした。夢で
「輪廻が決まったよ〜」
というメッセージをぷるから受けたという夫。
「え?そんなに早く?」
と、驚きましたが、またぷるがやってくるなら大歓

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癒される不思議な話 10話「ある神様の声」

癒される不思議な話 10話「ある神様の声」

これは、困ったときにある神仏を頼り、そのときに聞こえた神様の声にまつわる話です。

コロナ禍の窮地その神仏を知ったのは今から8年ほど前。
当時住んでいた訳あり物件で散々な目に遭い、人間ではどうにもできない事態に陥ったときにひょんなことで知り、助けてもらいました。以降、縁ができてずっと守ってもらっています。
当時の不思議なお話の一部は、こちらの記事でも書いています。

さて・・・。
新型コロナウイル

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ペットは亡くなっても飼い主のもとへやってくる

ペットは亡くなっても飼い主のもとへやってくる

これは、私が体験した、亡くなったペット「まるちゃん」と「ぷる」の不思議なお話です。
※タイトル画像はPhoto ACからダウンロードしたコンテンツを使用しています。

ある日のお昼寝先日のことです。
パソコンでの作業中、ふいに眠くなった私は椅子に座ったままうたた寝していました。すると、膝でぷるも寝ているではありませんか!生きていた頃とまったく同じです。

私は嬉しくなって、そのままうたた寝を続行。

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死んでもオヤツは渡さない? 「愛犬ぷるの怪」

死んでもオヤツは渡さない? 「愛犬ぷるの怪」

今年天寿をまっとうした愛犬ぷる(チワックス・享年16歳)は、とにかく食べることが大好き。最後まで食欲が劣ることなく普通のご飯とオヤツを食べて突然旅だったわけですが、あまりに急な死だったために手付かずのオヤツも残されています。さらに、お供えに夫が買ってくるオヤツも・・・。
ご近所のワンコや仲良しワンコにあげようと思ったのですが、何やら不思議なことが起こっているんです。

散歩コースで会うコロくん(仮

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誰が名前を呼んだのか? 「遠野の怪」

誰が名前を呼んだのか? 「遠野の怪」

これは、まだ結婚する前、友達と遠野に旅行したときの話です。ちょっと不思議なことがあり、困ったことが解決されました。

宿泊先での体調不良温泉目当てで花巻に一泊した私たちは、翌日から遠野へ。遠野には二泊する予定で、市内に点在する観光スポットをレンタサイクルで巡ることにしました。

遠野を訪れたのは夏。
河童伝説が残る「カッパ淵」やオシラサマが祀られている「伝承園」、「遠野ふるさと村」などを1日半かけ

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癒される不思議な話  9話 「父の葬儀当日のできごと」

癒される不思議な話 9話 「父の葬儀当日のできごと」

私は姉たちと年が離れた末っ子で、父が40代後半のときに生まれています(5人兄弟です・・・)。
父は80代後半という、男性では長生きな年齢で天寿をまっとうしましたが、そんな事情があって当時の私はまだ30代でした。これは、父が亡くなったときの不思議な体験です。

廊下を移動する謎の音父が亡くなったとき、葬儀会場の都合や日取りの関係で荼毘に付すまでの期間が5日ほどありました。そのお陰で、私たち家族はゆっ

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癒される不思議な話 8話 「黄金のお尻を持つ女」

癒される不思議な話 8話 「黄金のお尻を持つ女」

体が亡くなっても存在感を放つ、愛犬ぷるのエピソードです。
ぷる中心の生活を約16年続けてきた我が家。今は夫婦だけで散歩を続けていますが、ときどき妙なことがあるんです。

犬を狂わせる謎のお尻ぷるは生前、散歩中に他の犬に後をつけられることがありました。向かい側から来た子なのに、ぷるに会った途端、ぷるを追いかけて来た道を戻ってしまうということも。そして、困惑する飼い主さんw。

まだ同じ歩道にいるなら

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