「天皇制」という言葉を使ってはいけない理由【「天皇制廃止・破壊」という概念を内包する共産党ワード】(2022年2月6日)
1,「天皇制」という言葉を使ってはいけない
「天皇制」という言葉があります。
ときどき、聞いたり、見かけたりすることあるのではないでしょうか?
結論から言いますが、、もし知らずに使っているYoutuberさんとか、研究者、専門家の人がいたら、今すぐ使うのをやめてください。
そして、過去に天皇制という用語を使ってしまった方は、どこかで修正や訂正をすることをおすすめします。
皇室のことを語りたければ、きちんと「皇室」という言葉で語るようにしましょう。
2,「天皇制」という言葉を使ってはいけない理由
では、なぜ天皇制と言う用語がいけないのか。
それは、「天皇制」という用語それ自体が、「天皇制の破壊・廃止」という意味を含んだ、共産党用語、共産党のワードだからです。
この用語は、大正12年頃に出現したもので、コミンテルン(ソ連共産党)の天皇制破壊指令を日本語訳した用語として使用がはじまったものです。
そして、時間を経て、戦後、学術の分野に浸透してしまい、さも自然に使われてるように見えるかも知れませんが、くどいようですが、まず、そもそも戦前の「天皇制」という用語には、共産党用語としての「天皇制破壊・廃止」という意味しかありません。
では、なぜ戦後、現在まで、「天皇制」という言葉を使う人文系の研究者が多いのかというと、それは一昨年、発覚した日本学術会議に対する日本共産党の影響力が明らかになりましたが、これこそわかりやすい事例だと思います。とくに東大を中心として、戦後に共産主義が浸透してしまった、という事情があります。
ただ繰り返しますが、いくら言い訳したところで、「天皇制」という用語そのものには、ソ連コミンテルンと共産党がつくった「天皇制を破壊する」という意味しかありません。
これからさき、もしテレビやネットのニュース、番組、そのほか本でもツイッターでも、なんでもいいのですが…、
評論家や専門家で、「天皇制」という用語を使う人がいれば、その場合は2つのパターンが考えられます。
1,知らずに使っているという場合
2,知りながら使っている場合
3,知らずに使っているという場合
この場合は、もう、この「天皇制」や「天皇家」の話は、そこそこ有名な話なので、いくらなんでも不勉強な人、ということになります。
4,知りながら使っている場合
おそらく専門家の場合はこちらが多いと思います。
ただ、研究者や専門家を擁護させていただくと、一昨年の日本学術会議や、昨年のTBS八代弁護士謝罪事件の共産党の影響力を考えれば、どうしても共産主義に気を遣わなければならない、ポジショントークとして「天皇制」という言葉を口にしなければならない、という場合があります。
専門家に「天皇制」という用語を使ってしまう人がいるのも、やむを得ない面はあるのです。
(*ちなみに「天皇家」も共産党用語なのでよろしくありません。)
ただ、もうそんなことに気を遣う時代ではもうありません。
もうこれからは、その言い訳も通用しなくなるでしょう。
もし、これからさき、知りながら使っている専門家がいれば、その専門家は間違いなく、そういう立場の人なんだ、ということで確定です。
5,もし「天皇制・天皇家」というワードを使う人を見かけたら…
というわけで、この記事をご覧になった方には、テレビや、ニュースや雑誌や、本、ツイッターなどを見ているときに、
「あ、この人「天皇制」って言った。」
「この先生はきちんと「皇室」って言ってるな…」
と、言うような感じで、「天皇制・天皇家」と、「皇室」と、どちらの用語を口にしているかで、けっこう簡単にその人の立場が判別できますので、参考にしていただければと思います。
それでは批判、擁護など、コメントがあればありがたいです。
今日もありがとうございました。
*情報元、素材元
谷沢永一『「天皇制」という呼称を使うべきでない理由』PHP研究所 2001年
先日のツイート
「日本学術会議の日共支配」は39年も前に指摘されていた 執筆者が改めて語る問題点 2020年11月17日
*八代弁護士の「暴力革命」謝罪と共産党についてはこちらもどうぞ
*wiki、検索結果はこちら
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