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西表島へ ①

昨年出会ったサキちゃんが、15年前に住んでいた西表島の話をしてくれて、ああ、いいなぁ、みんなで行けるといいねぇなんて話してたのは12月の頃。

「気の合う人たちと一緒に行きたいね」と「心が解放されるようなリトリートを企画しよう」と、「とりあえずエアを予約しよう!!」と、1月には飛行機は予約。
そして、「エネルギーの合う人たちと共に行きたいね」と、無理やり募集するのではなく、ベストなタイミングで行ける人たちと行こう、と、ふんわりと1月後半から告知をし始めた。

頭で考えるのでなく全身で感じる
自分より遥かに大きな大いなる存在、自然を感じる
自分がその中に在ること 自分はそのもので在ること
自分はどんなにちっぽけで どんなに大きいのかを感じること

あの広い空を深呼吸して 地球の波の音に返って
温かい海に浮かんで
自然の一部を美味しく食べさせてもらって
生きる

心地よさの中で
安心できる仲間たちと一緒に過ごす、そんな4日間。

私がかつて自分のいのち全てを委ねた西表に
15年ぶりにに会いに行く
一緒に脱皮しよう
大口開けて笑おう
身体が欲するものをバリバリ食べよう
夜の香りと暗闇の怖さを感じよう
ひとりで、内側の静けさを感じよう

都会の研修室やセラピールームで感じる
「あなたの内側」「あなた自身」
とは、違うかもしれない

あなたの周りに枠がない大自然の中広がっていく宇宙の中で
感じる「あなた」は

サキちゃんメッセージ

集客をするというよりも、エネルギーの一緒の人たちと行きたいと「お話会」をしてみたり、ワークショップの時に声かけしたりするうちに、なんだか素敵なメンバーが集まって行った。

「これは、やばいことになる」と、直感で感じて
ヤバイね、ヤバイね、、、と連呼しながら、
誰よりも自分たちが一番楽しくて、楽しんで、無理しないで、
お互いのエネルギーが循環するようなそういう場になったらいいね、とサキちゃんと話した。

生きることは祈ることである

当たり前のように「生きる」営みのど真ん中で、大家族みたいに過ごした日々は愛おしくて、もう懐かしい。

鳥の声で目覚めて、うっすらとモヤのかかる中で、甘い森の匂いがする。
誰もいない海までの道
聖域に囲まれた場所で、私たちは祈り、笑い、涙して
たくさん食べて、しゃべって、眠って、
「生きる」ことの中で、ほどけていく
子どもみたいに額を光らせて、
目をキラキラさせて
体の力がぬけて、なんでもない自分でいられる

おはよう
いただきます
美味しいね
うれしいね
楽しいね
ごちそうさま
おやすみなさい

私たちは、確かにそこにいた
あの、やわらかな光が波に落ちてキラキラ輝く時に
手を繋ぎ歌を歌ったあの時
蝋燭の炎の中で、生まれる前と未来を共に見て
旅をした

肩書きも、年齢も関係なく、
ただ、そこにともにいられること
愛おしい時間



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